子どもの頃に食べたもの。

こんにちは。
本日も仕事にきております。


が


今日は別に話のネタはありません。

そこで子どもの頃の話を書きます。

最近、東京にいる時にはよく食べていた二つの食材が恋しくなっております。






ひとつはくさや。






知ってます？くさや。
八丈島などの特産品で、飛び魚などを新鮮なうちに開き、先祖代々カメの中で醸造してきた「くさや菌」に入れて発酵させたものです。長期保存ができて栄養満点。その歴史は室町時代までさかのぼるとも言われておりますが、私は子どものころはよく食べました。

焼くとまさに「うんこ」の匂いが部屋いっぱいに広がることから、好き嫌いが分かれる干物なわけですが、食べるとなんとも深い味わいがあり、病みつきになります。今は真空パックで送ってくれるようになりましたが、1匹1000～1500円するので、そこらへんのアジの開きのように買うわけにはいきませんな。



もうひとつは金時しょうが。






普通の生姜と違って小指ほどの大きさしかありません。そして、大きな生姜と違って筋張っておらず、シャキッとした歯ごたえがあるので、生で食べるのにお勧めです。特に味噌をつけて口に放り込んで「カリッ、ポキッ、シャクシャクシャク…」と噛みしめると、辛みと苦みと味噌の甘みが口の中に広がっていき、とっても美味しいのです。


くさやにしても、金時生姜にしても、関西の方ではめったにお目にかかれません。うつ病になってから食欲というものがなくなりましたが、なんというか生まれ育った中で覚えた味は記憶の奥底に生きているというんでしょうかね？時々懐かしく思い出すことがあります。


関東・東海地方であれば、こうしたものはたやすく手に入ると思いますので、嫌いでなければご賞味下さい。話のネタになりますよ…（笑。







昨日、たまたま用事があって立ち寄ったマンションから岸和田城と町並みがよく見えましたので、アップしておきます。