iOS 13で大幅に機能強化されたCarPlayの紹介

iOS 13で、CarPlayの機能強化が行われています。

CarPlayのホーム画面が新しくなり、丸みを帯びた角、新しいテーブル表示、デザインを一新したステータスバーによる洗練されたデザインに変わりました。

また、これまでダークモードだったのが明るいライトモードに変わりました。



一番左側表示するか、画面右下を選択すると、まったく新しい「CarPlay Dashboard」表示画面が利用できます。

地図、音声コントロール、賢いSiriの提案を一つの場所で管理できます。

マップ表示を常時表示させながら、Apple MusicやPodcast再生などが行えます。



カレンダーアプリが表示されるようになりました。

その日の予定を移動中にすばやく確認でき、ワンタップで行き方を調べたり、電話でミーティングに参加することもできます。

予定作成時に、位置情報を入力しておけば、カレンダーからAppleマップに素早く目的地を指定することもできます。



設定が利用可能になり、CarPlayで通知が届かなくなるようにする「運転中の通知を停止」、明るいライトモードを旧来のダークモードに変える「外観モード」、ダッシュボードでSiriを利用可能にする「ダッシュボードの提案」の項目設定が行えます。



Apple Musicアプリケーションのデザインが一新され、新しい音楽と以前からのお気に入りをさらに見つけやすくなっています。

最近追加した項目では、アルバムアートが表示されるようになりました。



Apple Music、Podcast、オーディオブックのコンテンツ再生時にアルバムアートが表示されるようになりました。

これまでは再生中の背景に薄いグラフィック表示されていただけでした。



CarPlayのAppleのマップに、交差点の状態がさらに詳しく表示されるようになりました。

これまで目的地だけがフローティング表示されていましたが、検索ボタン、良く使う項目などもフローティング表示されるようになっています。



これまで、CarPlay上のアプリを起動すると、iPhone上のアプリも起動されましたが、独立したアプリケーションビューが採用されたことで、iPhone上で開いているアプリと、CarPlayのスクリーン上で開いているアプリに影響しなくなりました。

同乗者がiPhone上で曲を選んでいる時も、ドライバーはマップを見ていられます。