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イイね!
2009年03月03日

「信念は死なない…」

この記事は、チェ 39歳 別れの手紙 について書いています。









「28歳の革命」はちょっと前に見てたのですが、両方とも観てからインプレしようと思っており、昨日ようやく「別れの手紙」を観ましたのでブログアップします。

2本を観ての感想を一言で言えば…

 「愛だねぇ~」

「愛」と言っても色々ありますが、ゲバラの愛は「人民愛」といったところでしょうか。

当時キューバでは、一部の特権階級や豪農に搾取されるだけで、何の知識も学問も、ましてや人間としての尊厳も持たない国民に「生きる希望」を取り戻すための戦いを始めたカストロやゲバラ達の気力の源は、やはり人を愛する心だったのだと思います。
キューバ革命では、この想いが国民に伝わり革命を成功に導けたのだと思います。

一方、ボリビアでの戦いは悲惨とも言える、ひどいものでした。
思うことが思うように進まない中で、状況は悪化の一途をたどり…。

ゲバラのキューバでの名声が、逆に仇となって自身を追い詰めたとも言えます。
アメリカのボリビア政府への協力など、革命軍にとって不利な状況が多すぎました。しかしそれでも自分の信念は決して曲げない強さがゲバラにはありました。

最後はユロ渓谷で捉えられ、処刑をされてしまいますが、処刑される前日の見張りの兵士との会話が印象的でした。

兵士「僕は神を信じるが、あなたは神は信じる?」

ゲバラ「僕は人を信じる」

この翌日、彼は銃殺されてしまいます。

この会話には前後がありますが、この一言で兵士は心を揺さぶられました。
観てる自分もドキッとしました。

それほど彼の言葉には重みがあったのでしょう。
これが「20世紀最大のカリスマ」と言われる所以なのかもしれませんね。



それと、この映画でゲバラを演じた「ベニチオ・デル・トロ」が良い!
彼の迫真の演技に、引き込まれました。まるでロバート・デ・ニーロの様な役作りは、さすがカンヌ映画祭の主演男優賞ですね。

何だかまとまりのない文章になりましたが、この二つの作品はゲバラの明と暗を描き分けてます。
ただ、そのどちらにも変わらないテーマは「信念に裏打ちされた愛」だと思いました。

既に上映終了してる所が多いですが、まだ観てない人は上映館を探してでも観に行かれる事をお薦めします。

それでも間に合わなかった人は、DVDで…ね♪
ブログ一覧 | 日常 | 日記
Posted at 2009/03/03 23:47:14

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この記事へのコメント

2009年3月4日 0:34
搾取なんて過去の話か、どこか外国の話で、これだけ教養が行き渡り、民主的なはず(?)の日本とは縁のない事だと思ってましたが、いつの間にか特権階級と被搾取側とに分断されちゃいましたね。
アメリカなんてもっと酷いですが。
日本にもゲバラは現れるのでしょうか。
コメントへの返答
2009年3月4日 1:45
日本では江戸時代で終わった…と思ってましたが、今の世の中、二極化が悪い方に進んでしまいましたね…。
「富裕層が社会に奉仕する」という気持ちが湧いてきたら良いのに…と思います。
例えばディズニーランドが一年に一度、地元の浦安市民を招待してるように、満たされた者が満たされない者へ、敬意を持って奉仕する事が当たり前に行われたら、この世ももっと住み良い社会になると思うんですけどね。
あの映画を見て思いましたが、誰でもゲバラになれる素質を持ってるのかも…なんて。
2009年3月4日 19:56
まだ見てませ~ん。

私自身チェ・ゲバラは名前しか知りませんでした。
予告編だけは嫌と言うほど見たので、色々と調べました見ましたが。

今の形だけ平和な日本では、こう言う映画は受け入れられないんでしょうか?
だんだん両極化の世界になりつつあるのに…

前編見ていないので、DVDが出たら観ますよ!
コメントへの返答
2009年3月4日 23:56
僕もこの映画が話題になるまではゲバラの名前しか知りませんでした。
「20世紀最大のカリスマ!」と呼ばれ…そんなに凄い人なの?と過剰に期待しすぎていた感が強かったです。

ただこの作品は彼のカリスマ性を誇張せずに、淡々と彼の足跡を表現しているだけなので、今の世の中に第二のゲバラ誕生!などという、妙な期待感を持たせないので、これは有りだと思います。
今はこういうカリスマが登場するのを待つ、という態度ではなく、先ず自分が何が出来るか?を考える事が大切な時代なのだと思います。
2009年3月4日 21:45
この映画を万人に勧めるかというとノーですね。でも、みんなに「見て欲しい」映画です。

チェの生き方は現代にはマッチしてないかも知れませんが、現代に必要な生き方なのかも知れません。
Mokichiちゃんと同じように「僕は人を信じる」という台詞に打たれました。
結局彼は信じていた「人」に裏切られ、「近代化」された米軍に屈するわけですが、死を持って全てが終わったわけではないですね。
まさしく「信念は死なない…」です。
コメントへの返答
2009年3月5日 0:11
確かに万人受けするかは分かりませんが、一度は見て欲しいですね~。

キューバの時は、彼の真っ直ぐな心がまだ通じる時代だったのが、ボリビアの時は、既に世界の情勢の変化と共に人心の変化もあって、彼の愚直な思いが通じない時代になっていたんでしょうね、たった10年の間に…。
最近になってゲバラや、白州次郎などが、再び取りざたされるようになるという事に「正義感」を見つめ直す時代になってるのかなと思います。
何か特別なものでなくとも、自分なりの信念をもった生き方をしていきたいものですね。
2009年3月6日 23:47
こんばんは。

まだ見てないのですが、Mokichiさんのブログを拝見していたら、是非見たくなってきました!

【生は一時、名は一生】っていう言葉が日本にはありますが、まさにゲバラに合う言葉だと思いました。
コメントへの返答
2009年3月7日 0:24
こんばんは♪

稚拙なブログでその気になっていただきありがとうございます(^_^;)

後世まで名を残すというのは並大抵の事ではありませんね。ゲバラの良さは「信念は死なない…」という言葉にも現れていますが、自分の信念を曲げない「ぶれない男だった」という所でしょうね。

是非とも両方見て下さい。とは言え、すでに上映終了館が続出してますのでお早めに~!(^^)!

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子供の頃から車が好きで、初めて将来の夢を持ったのが3歳の時。 「大人になったらイタリアに行って、カウンタックLP500に乗るんだ!」と言ったそうです。 車に...
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