Nielex ナックルサポート(ND)アップグレードKit取り付け!NDロードスター 990S
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ナックルサポート、ナックルアームサポート取り付けには3種類のナット・ボルト計4箇所の取り外しが必要です。
赤丸はアッパーアームの取付けナット。
緑丸はハブの取付けボルト。
青丸はタイロッドエンドのナット。
(タイロッドエンドのナット上部にはロックピンがあります。)
2
足廻りのボルト・ナットなので、けっこう高トルクで締まっています。
3
緩みました。(分かりやすいように、取れる寸前で写真を撮っています。)
スピンナハンドルとシャローとディープの17mmソケット(3/8、1/2)、3/8のラチェット、それからメガネレンチ14-17と17-19があればやりやすいでしょう。
もちろんトルクレンチも必要ですよ。
30-160Nm対応のもの。
(個人的にはスナップオンの3/8スイベルラチェットもおすすめです。)
4
ロックピンを抜いたらこちらも17mmで緩めます。
少し深いのでシャローではなく、セミディープかディープソケットがおすすめですね。
5
こちらがナックルサポートアップグレードKitの内容です。
綺麗に箱に詰められていますし、説明書も分かりやすく書いてあります。
製品自体も非常に綺麗に加工されているので、手触りも良好です。
6
取付け自体は説明書通りで大丈夫です。
【工程】(写真は運転席側)
①ナックルサポートをセットしてアッパーアームのナットをある程度締めてからハブ固定ボルトのリヤ側を入れて少し締める。
②ナックルアームサポートをタイロッドエンド側から入れてナットを掛ける。
③ハブ固定ボルトのフロント側を入れる。
④あとは締め付けるだけ。
※ここからは個人的な手順。
⑤全てのナットを着座するまで締め付け。
⑥タイロッドエンドナット(68-82Nm)、アッパーアームナット(56-78Nm)、ハブ固定ボルト(123-136Nm)の順序で上限の50%、下限値、中央値の少し上限寄りで締め付けします。
ハブ固定ボルトのリヤ側はトルクレンチが入りにくいので、ACCをONにしてハンドル切って締め付けします。
(黄丸のABSセンサーハーネスは要注意です)
(アッパーアームナットが締めにくいので、ハンドルを回す必要があります。
その場合、ドアを閉めた状態でIG ONからのIG OFFでもステアリングロックは解除されます)
7
ABSセンサーのハーネスは本当にギリギリです。
ハーネス固定の12mmのナットを緩めて、当たらない方向へ動かしながら再度締め直しました。
それでも接触まで1mmもないレベルです。
理論的にはこれ以上近付くものではないですが、またオイル交換の時にでも経過を観察します。
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ぼやけていますが、車両前方からの写真です。
(運転席側)
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助手席側も取り付け方法は、ほぼ同じです。
一点だけ違うのは、ABSセンサーをくぐらせる必要があるだけです。
特になにも外す必要はなく、知恵の輪的にナックルサポートをセットします。
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念のため、ABSセンサーのハーネス固定ボルト12mmを緩め余裕を持たせました。
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助手席側の取り付け後です。
運転席側の後にやったので作業時間も20分強くらいでしょうか。
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ABSセンサーハーネスに余裕を持たせたので、助手席側は安心です。
(運転席側は今度経過を見ますw)
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こんな箱に入っていました。
ND5RC、NDERC、124スパイダー共用のようですね。
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ホイールも外したので、軽く拭いておきました!
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ファーストインプレッションですが、ハンドルの据わりが良くなっていますね。
60km/h程度でも違いは出ていると思います。
直進安定性があまり高くないところとハンドルセンターの頼りなさ(意味はほぼ一緒ですが、感覚は違います)が、990Sの数少ない不満点でしたので。
どんな具合なのか、今度ワインディングや高速道路で試してみます。
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