ようやく、みんカラにUPできそうな故障が起きました。出先にて、R230の持病といえるバリオルーフの不具合が発生。動きの感じからすると、再びどこかオイルが漏れて油圧が下がったようだ。
とりあえず一度あけた屋根が上がってこないが、オープン状態では再ロックできたので、それ以上やたら動かさない。ここでアセって何度も開閉をチャレンジするとオイルが抜け切り、ヘンなところで止まると最悪は走行できなくなります。
こういうのは一度経験したら「お、油圧さがったな?」とカンが働くものだ。R230のオーナーとして自分の進歩が実感でき、嬉しい。この故障発生が水曜夜の話。
夜のうちに担当ディーラーマンにSMSだけ送っておいたら、さっそく翌朝連絡あり。
「いま持ってきて頂けば診れますよ」とのこと。
昨今は輸入車販売でVWよりベンツが売れている時代。そのおかげでというのは考えてみたらヘンな話だが、実際どこもディーラーの工場は常に満杯状態。
だから、すぐ診てもらえるなんて奇跡。さっそく乗っていき、診断に預けてきました。
まずはディーラーマンが操作し、現状を確認してくれます。この人が25年も私に付き合ってくれて、本当によかった。
エンジンをかけ、クローズしようにも屋根はもはや上がる気配さえなく、完全に沈黙。次に再びオープンへ戻そうとしても、今度はトランク前端がロックしなくなった。完全に油圧が抜け切ったようです。やはり前夜、無理に動かさなくてよかった。これが木曜昼前の話。
そのあと1日でバラして診てくれたようで、担当ディーラーマンからSMSあり。「部品の手配に約3週間程度。とりあえず屋根を閉めたので、次回入庫まで乗ってもらえます。お渡しは明日以降で」とのこと。これがついさきほど、金曜昼イチの話。
ということは、またどこかにオイルのプールができており、ピットで現在それを拭いている作業中という意味だろう。
預けて中1日で、バラして故障箇所を特定し、部品手配。そして、もれたオイルを拭き取って組み戻し、いったん引き渡し。ありがたい話だ。
水曜の夜に「久しぶりにSLが故障したよ」と話をしたら、カミさんが週末用に軽自動車のレンタカーを手配してくれていた。カミさん運転の軽自動車に乗るのも楽しみだったが、SLに乗れない日々は寂しい。
まずは感謝しつつ明日の土曜AMに一旦、引き取ってきます。今回はここまで。
2023年3月に乗り始めた当初からずっと、ベストなシートポジションが決まらず悩んでいました。1年半ほど乗った2024年の後半には、それもほぼ解消したようだ。
今でもまだ日によって5mmや1cmレベルで各部を動かすことはあるにしても、それも体調に合わせてといった感じで、普段の街走り程度ならもう、一旦シートに座ったあといちいち腰や脇腹にミニクッションを詰めるような面倒もなくなってきた。
車を降りる時もいちいち、この逆をやるので本当に面倒で仕方なかった。
とはいえ頚椎/腰椎には不治の問題を抱えており、やはり長時間運転をするときは腰の左右にミニクッションを詰めて肋骨を支えるほうが、より快適で疲れが少ない。
歳をとって好奇心が減退したのか、あるいは自分が乗りたい車を手に入れ満足しているからか、それとも単にこの世を去る時期が近づいているせいか、他人の車には全く興味がなくなってしまった。
昨今では街で「おっ!」と目を引くような車もないし、そんな車が駐まっていても内装やメーターを覗き込んではオーナーの乗り方や趣味が良い悪いと勝手に想像するような遊びや楽しみもなくなった。
もしそんな風に自分の車が覗き込まれたときに座布団やネックピローなど付けているとまるで「お爺ちゃんのお気に入り座椅子」みたいな生活感がイヤだなと、今までカッコをつけてきた。
しかし残りの人生も大して長くなさそうな身となったいま、誰かに見せて自慢するでもなくまた自慢したとて意味もないカッコつけより、日々の快適性を優先したくなった。
いや、日々に大きくなっていく「シートの電動調整が効かない部分に、補正物の付加が必要だ」という身体的な訴えを、抑えつけ我慢するのをただ、やめた。無意味だから。
たとえば座布団は市販品だが、私が探してきたベージュ&トープのコンビベルトを馴染の裁縫屋さんに持ち込んで、それに縫い付けて作ってもらった手作りの加工品。
背骨のアーチがどうしてもシートの背もたれと合わず、尻の位置を上げてシートの造形に身体のほうを合わせるしかなかった。
長時間運転するときや体調によっては、ランバーサポートも具合よく微調整している。
座布団ごとお尻が前に滑っていかないよう、ベルト左右端に樹脂バックルを付け、後ろでカチャン!と留める仕様にした。
丁度いい幅と色彩のベルトを探すのに苦労し、これは15mのリール売りしかなかったが国内で入手できた。ほかに使い途もないのだがまだ優に10m以上も残っており、捨てるには惜しい。こういうものは私が死んだあと、結局カミさんに捨ててもらうことになるだろう。手間を増やして済まぬ。
また少しでも内装色と違和感ないようブラウンの樹脂バックルを探すのにも苦労した。これも2セットあれば充分なのだが1パック10セットぐらいで中国から買ってくるしかなかった。黒い樹脂のバックルではベルトやほかの内装材との色彩コントラストがきつ過ぎるし、アルミ製はカッコよくて買ってみたがビビリ音の発生源になるので不採用。
それと、ベルトの長さを調整したあと余ったベルトがズレないように固定するループ状の部品(定革:ていかく)が必要でしょうと、裁縫屋さんが気をきかせて近似色の適当なハギレで作ってくれた。
他人が見たらつまらない、こんな座布団としか思わないだろうが、実はそんなコダワリや思いやりのかたまりなのだ。やってる私も座布団ひとつでこの調子だから、イメージに合う部品集め等いちいち面倒臭くてたまらない。だが気に入るものが売られていないのだから仕方ない。求めるイメージに近いものを寄せ集めかき集め、最適な業者を選定し、それらをつなぎ合わせてプロデュースするしかなかった。
昔の私だったら太古車R107のときみたいに内装屋さんに預けて、シートには思う存分ウレタンを追加し、気に入った色柄のファブリックで張り替えただろう。ドアサイドのSRSエアバッグ部分から後席背面の隔壁まで連続するタテ面を全て同じファブリックで張り替えてやったら、随分オシャレになっただろうな。純正の特注にファブリック張りはないから、デジーノなんかメじゃないほどカッコいいインテリアが作れたはずだ。
だが、今はもうそんなビシッとした統一感とか、カッコつけの夢なんかどうでもいい。
冬まで生きてないのだから、整備や修理は仕方ないとしても、それ以外よけいな改造で業者に1ヵ月預けるとか、乗りたいときに自由に乗れない時間が全部もったいない。
ネッククッションのほうは、昨今のマイバッハSクラスをみて思いついた。
ベンツの最高峰なのに驚くほど「取って付けた感タップリ」なヘッドレストクッション/腰クッションが平気な顔して装備されているのを見ると、今のベンツは「いくら電動調整したって、もうシートの造形だけでは完全に快適フィットさせられない」と諦めたのだろう。
旧車R107の時代まではヘッドレストは枕のように柔らかく、頭をもたせると安らいだものだが、2000年を超えた頃からベンツのヘッドレストはどんどん硬くなり前にも出て、車が段差を超えたり一旦とまって発進するたびに後頭部を硬いスポンジで叩かれるような、うっとうしい仕様が標準となった。
おそらく世界中の年配者ベンツユーザから苦情が絶えないのだろう。やっと「これ付けとくから、あとはお好みで(=適当に)使いこなしてください」という対応か。
3000万4000万円もする車がこんなジジ臭いクッションで誤魔化しているのだったら、元の造形の悪さに定評あるR230のシートに私が後付けクッションを付けるのなんか実に微笑ましくて可愛いものだ。それに350SLは新車当時の価格1100万円ぐらいだから現行マイバッハの半分以下。だったら色合わせもできない市販品クッションを私が寄せ集め、それが少々シートの色と違ったりデザイン的に違和感が多少あったところで全然許されるだろうという甘えは、たしかにあった。
しかし見た目の恥ずかしさを克服しクッションを取り付けたおかげで、ようやくベンツらしい「腰痛が治るシート」になってきた。やっと正しい姿勢で座れているようだ。
知ってる人には常識だがベンツのシートは、たとえば旅行前うっかりギックリ腰になってしまったようなとき、乗車時は腰が曲がらなくて大変でも、何時間か長距離ドライブしたら降車時には腰の痛みが治っているというような経験が何度もあります。
以前乗っていた太古車R107の純正シートは私が購入してから10年の間、まさににそのようなシートだった。工場出荷から22年を過ぎ、とうとう2010年頃からは、さすがにヘタって腰が痛むシートになってしまった。ウレタンやホースヘアを交換したり金属のスプリングを交換したり表皮を交換したりと、そこからかれこれ10年ちかく純正シートのフルレストアをあれこれやって、大変苦労した。
あげく、港北にある旧車ベンツのレストア専門ヤナセオールドタイマーセンターでさえ「どうやっても新車時の乗り心地に戻せません」となり、仕方なく純正シートを諦めてドイツ本国特注のフル電動レカロに交換した。2021年頃、工場出荷からおよそ33年目の話だ。おかげで手放すまでの最後2年ほどは、ようやく再び腰痛から解放され、快適な自由を味わった。
伝統的で地味な外見ながら、サイドサポートが絶妙。肋骨をグイッと左右から持ち上げ上半身をガッチリ支えてくれるおかげで腰が自由でラクになる感覚は、他に比べるものがなかった。
そんな理想のシートから乗り換えたR230のシートは最初から身体に合わずブカブカだったが、かといってシートベルト一体型の乗用車用レカロは存在しない。巨大な台座込みのバス/トラック用サスペンションシートぐらいしかなく、それは乗用車に転用できない。
無理すればできそうな気がするが、そうこうしているうちにドイツ本国レカロ破産とのニュースをきいた。もうこんな個人ユーザの特注を受けてくれる部門は、なくなっただろう。残念なことだ。
しかし最近ようやくR230純正シートは電動調整の問題ではなく必要なところに肉付きが足りないのが原因だと特定でき、そこにクッションを補足したら身体に合うようになってきた。
シーポジが合うとR230でもこんなに一体感を感じられるのだなと最近(2025年2月時点)になってようやく、R230を操ることが楽しくなってきた。R230と分かり合えるまで、購入から約2年近くかかってしまったが、とりあえず死ぬ前に間に合った。
見かけはジジ臭くて生活感が溢れ本当に恥ずかしいシートになってしまった。繰り言はイヤだが本当に、人生の残り7~8ヶ月は見かけのカッコよさなんかバッサリ切り捨て、自分の身体をいたわり快適性を優先して、残り少ない人生を精一杯楽しむつもりです。
前回の投稿から丸1年以上が経過してしまった。
その丸1年以上、2023年11月に修理をしたバリオルーフは日常的かつ頻繁に開け閉めしているが、今のところ他の部分から油を吹いたり作動不良などは起こっていない。
さすがに、そういうところは2000年代の車とはいえメルセデス。必要なときにちゃんとお金をかけて適切に修理すれば、5年や10年は何も文句を言わず機能してくれる。
ーーーーーーーーーーーーーー
2024年の1年間について言うと、5000キロ毎のオイル交換ルーティーンのほか、7月頃にリヤタイヤ1本へ太いタッピングビスが刺さり、スローパンクチャーを経験した。
自慢じゃないが高速道路を走っていてクギやネジを踏んで即パンクというのは、免許をとって37年間のうち、3回ほどあった。パン!と破裂音がして走行ラインがヨレるからすぐ分かる。しかし今回のように空気がジワジワ抜けるのは初めてだ。
徐々に進行するエア抜けに気付かず帰宅し、翌日に乗ろうとしたらガレージでヘタっている姿は、かなり情けない。まだエアーが残っているうちに対処できたのだけは、幸運だった。
1年3ヶ月ぶりに豊洲シノハラタイヤへ、ハザードつけながらノロノロ走っていった。点検依頼したところ「継続利用可」ということで、パンク修理のみ。他は10月に定期点検/整備とディーラー車検を行なった以外とくに困るような故障や修理はなく、順調に距離を重ねた。
いままで旧車R107の時代は22年半を通して年間の走行距離が大体1万~1.5万キロ程度だが、R230に乗り換えてからの1年では2.5万キロほどに増えた。まさかオドメーターのギヤが狂ってないかと疑い、ディーラーで厳密な調査を依頼してみたが「異常なし」との結果だった。まあ、当たり前か。
たしかに心当たりがないでもない。残り少ない人生を楽しもうと、旅行の回数は今までの倍以上に増えたし、今まで訪問したことがなかった県にも足を伸ばすようになり、年2.5万キロという数字は容易に信じがたいが、認めざるを得ない。
22年半27万キロを共にしたR107とは本当に一体感を感じたが、R230に対してはその点、2024年中はまだ全然もの足りなさを感じていた。購入してすぐ足回りをブッシュやアーム類、またショックやバネも新品に徹底交換したが、2023年中はずっと足回りが硬かった。2024年末になってようやく、少し馴染んできたかな?という程度。この歳になるとショックをフルストロークさせるような走りは全然しないので、いつまでも硬さが残った。
明けて2025年1月にめでたく10万キロを達成。キリ番の記念にカミさんが助手席からスマホで撮ってくれた。
2023年3月購入時の走行距離が5.8万キロ。22ヶ月で4.2万キロだから、平均すれば毎月1900キロほど走った計算だ。
購入時に総とっかえした新品の足回りは4万キロほど走ってようやく、アタリがついた感じだ。やっとこれからという感じの足の動きになってきたが、せっかく足回りの慣らしが終わったというのに、あと7~8ヶ月ほどでこの世を去らねばならないのは少し残念だ。
走行距離をみて改めて考えるまで全く意識していなかったが、R230は操作が全体的に軽くて優しいので運転がR107よりラクだったことに気付いた。
一番はセンソトロニックブレーキホールドSBC-Hで、停車中にずっとペダルを踏み続けていなくて済むことが、足腰の疲労を大幅に軽減している。
あとはR107よりちょっと軽いアクセルペダルによる扱い易さと、V6のM112.973エンジンと5ATの組み合わせによる軽い吹け上がりとレスポンス向上だろう。旧車のM117.964エンジンと4ATの組み合わせに比べ、追い越し加速時の迫力と持続/伸びでは劣るが、日常速度域でのおっとりした特性のほうが疲労軽減に効いてくる。
だから今までの2.5倍ほど走り回っても身体が疲れてなく、R107に比べるとかなり気楽に旅行にしょっちゅう出掛けたくなったのだろう。
ほかのR230ユーザになにか参考になればと思い、2024年中にあった他の出来事も整理して、いくつかブログ記事にまとめたいと思います。
記事化が遅くなりました。1/7のローテーションについて、やっと3/22に書いてます。
ーーーーーーーーーーーーーー
R230に1年半乗りながら、前の太古車R107と比べてみて、足回りについて自分なりの考えがまとまり2024年10月の車検後すぐ、19インチ化しました。タイヤに関しては、パーツレビューのほうに記事をまとめました。https://minkara.carview.co.jp/userid/3526409/car/3408186/13360982/parts.aspx
前期型の350(3.7L)は重量/馬力/トルクなど、乗り慣れたR107の500SL本国仕様と動力性能的にほぼ同じスペックだったことで、走りの味付けを自分好みに調整しやすいだろうと考えました。
R230を19インチ化するにあたって、前に乗っていたR107で15→17インチ化を試して実感したこととR230のアライメントについて、先に私見を書いておきたい。
ーーーーーーーーーーーーーー
旧車R107(500SL)の足回りは標準指定が前後205/65R15(94V)だったが、これはもう昨今ではタイヤ選びに困窮するサイズとなっていた。22年半乗り続け最終的には2段階インチアップのF)215/50R17(95W)-XL 、R)215/55R17(94W) まで拡大した。
軽く50年以上昔の設計となる車体だったが17インチを問題なく履きこなしたどころかむしろ非常に具合が良くなった。
ショックやブッシュ/アーム類など足回りを常に完調に維持したせいもあるだろうが、何より15インチ65タイヤの横剛性いわば「ヨレる」という遅れがなくなり入力に鋭く反応するようになったのが1番目の発見。
また旧車に50/55タイヤ装着で心配した乗り心地への影響が皆無だったことが2番目の発見。薄くなったタイヤの衝撃なんかは、すべてサスで吸収しきっているのだ。「昔のベンツ、いちいち日本人の常識を超えてくるな!」と改めて、驚かされたものだった。
車体のもつ運動エネルギーが旧車R107とほぼ同等なのに、R230でタイヤサイズだけF)255/40R18(99Y)-XL 、R)285/35R18(101Y)-XL まで拡大されたのは、明らかにオーバーサイズと感じた。1年半3万キロほど走ってみて、タイヤの幅や厚みを変えたりホイールのオフセットを変えることによって、現状ダルなハンドリングを自分好みの味付けに変更したかった。
大まかな方向性を出すため、まず最初にアライメントを調整した。メルセデスに限らずドイツ車は元々かなりトーインが強い。それは例えばコーナリングの途中で大きな落差を超えたときなど、着地と同時に内側へ激しく切れ込む危険な挙動につながりやすい。
そこで旧車R107のセッティング以来絶大な信頼を寄せているモンスター東名横浜町田でトーゼロ付近のセッティングを何度か試し、ベストな状態に変更した。これほどトーを意図的に大きく、正規の調整幅より減らしている人って普通、いないのではないか。
これが大体、2024年5月中旬頃のこと。
あとは、平坦なコーナーでは今ほど踏ん張らなくてよいからもっと軽快にノーズが初期反応してくれるよう、前後ともホイール幅そのままで
1)直径を1インチアップ、
2)エアボリュームを意識しながらタイヤ幅を細くし、
3)オフセットを前5mm後2mm内側へ入れトレッドを狭め、
4)前後オフセット差を僅かに拡大してステア傾向を敏感めに調整。
インチアップはタイヤ選びの幅を広げたかっただけだが、トーゼロ化に伴う直進安定性/初期ステア応答性の減少をホイール/タイヤでアライメント的に補うことが目的。
それがほんの数ミリの違いで変わってくるのが、面白い。思ったとおりの結果になれば万歳だし、思ったような結果にならないときは悩む。そういうのをハタから見て「楽しんでますね」と言われることもあるが、本人にとっては楽しくも何ともありません。
目指すベストポイントに達して本人にとっては、ようやく「普通/快適」なのであり、それ以外はいつも「違和感/不快」でしかないんです。
ーーーーーーーーーーーーーー
そういう考えをもって2024年10月、19インチタイヤに交換した時の空気圧はXL対応として、270kPaでした。
途中で空気圧を一切チェックせず走行5000kmを迎えた2025年1月、ローテーションの時にチェックしたら、250kPaまで減っていました。何がどうという訳でもありませんが、単なる参考データです。第1回ローテーション時のodoは、98000km。
R230は前後異サイズだからローテーションといえば左右のホイールタイヤを入れ替える程度だろうと思ったら、とんでもない!
最初のタイヤ組み付けのように、ホイールからタイヤはずして、またいちから組み替えをやってバランスとってタイヤ切削してくれます。タイヤをはずして分かったのは1本、内側のメンテが必要な状態でした。普通のタイヤ屋さんでこんなことはやってもらったことがありません。正直ビックリ!期待した以上に度肝を抜かれました。
タイヤ内壁の構造材インナーライナー接合部分が剥離しているという感じでしょうか。
京葉サービスでの「ローテーション」というのは、新品から5000km走ったあとの健康診断として、4本ともホイールから完全にはずして内部の損傷などもないか念入りに、ここまでチェックしてくれます。
技術的なことは見ていてもサッパリ分かりませんが、タイヤの内壁を修正中らしき。
左右ホイールごと付け替えるだけだろうと思って気軽に立ち寄りましたが、丸っきりのホイール/タイヤ組み替えで、ちょっと気軽じゃない時間と金額が掛かりました。そこも度肝を抜かれました。
たまたま、そのあと現金で買い物にいく予定で持ちあわせがあって間に合いましたが、それでも財布が空っぽになり、危うかったです。金額は、7.04万円。
しかし京葉サービスさんのこだわりと作業内容に不満はありません。これぐらいの手間ヒマを掛けてもらいたくて、わざわざ京葉サービスさんを選びました。「ちゃんとしたプロのお仕事」を横で見ていたら、お値段は納得です。
第1回ローテーション(左右組替/リム外し回転・重量バランス調整/タイヤ再切削)のあとは冬期仕様280kPaでの運用変更を勧められました。寒い時期は空気圧が下がりやすいので気になったら空気圧をチェックし補充します。気候が暖かくなってきたら反対に抜く方向で。
次回はodo103000km時に、第2回ローテーション予定です。
![]() |
SL350/R230前期JP (メルセデス・ベンツ SL) バリオルーフ生活を満喫していたら、あっという間に購入から2年と4ヶ月が経過。 自分好みの ... |
![]() |
500SL/R107最終EU (メルセデス・ベンツ SL) 私が3人目かつ最後のオーナーとなるつもりで2000年8月に約5万6千キロで購入し、そこか ... |