大和歴

本日はハッピーマンデイの敬老の日。

会社は営業日でしたが、本日は有給。

で、月曜日なんでMOVIXのメンズデイで映画鑑賞。

「天地明察」

江戸幕府4代将軍　家綱の時代、日本独自の暦「大和歴」（貞享暦）の作成者
”安井算哲"（後の渋川晴海）の物語です。

碁方、安井家の長子”算哲"（岡田准一）は碁だけでなく、算術や、天文学にも精通していた為、
会津藩主”保科正之”に命ぜられ、北極出地の旅に出、日本各地での観測を行い江戸に戻る。
その旅の中で、当時の暦（800年前の宣明暦）のズレを認識し、改歴のための事業を試みるが…。

正確な時計や、測定機器も無い時代に、膨大な観測データーとそれに基づく計算から、天の運行を予測することは、
現在とは比べものに成らない苦労や困難が有ったうえに、暦を司る朝廷との軋轢、業績をねたむ者の妨害など、
映画では描ききれない事もあったのでしょうね。

そのあたりを、妻となる”えん”（宮崎あおい）との絡みを含めて上手くまとめてきましたね。

監督は「おくりびと」の滝田洋二郎氏、
本作品もいい映画でした。