シャーマン戦車

今日は仕事がなかったので、有給を取得
天気も下り坂でしたので、映画鑑賞。

フューリー

第二次世界大戦末期のドイツ戦線、擱座した戦車や装甲車が転がる戦場跡、
白馬に跨り偵察に来たナチスのSS、1両のシャーマン戦車の横を通り過ぎようと
したところ、飛びかかる米兵により喉をかき切られる。

その米兵ウォーダディー（ブラッド・ピット）の指揮するフューリーと名付けられた
シャーマンは、副操縦士を亡くしたが、故障で動けずにいただけで、
残る4人は戦場で生き残っていた。

修理に成功し、駐屯地へ帰還した彼らは、そこで、戦死した副操縦士の代わりに
新兵ノーマン（ローガン・ラーマン）が着任したが、アフリカ戦線から戦場を渡り歩いてきた4人と考え方が合わず、
兵士としての覚悟もできないでいたが、すぐさま戦闘に駆り出されることとなり、行軍中に藪の中に見つけた
少年兵を撃てずに見逃したため、5両の戦車のうち1両を失ってしまう。



この映画の主演はブラッド・ピットではなくローガン・ラーマンの方ですよね？

フューリと共に戦場で戦い、敵を殺し、味方を失い兵士として成長する新兵ノーマンの成長記を、戦車隊対戦車砲、
シャーマン対ティーガー、戦車対歩兵大隊の戦闘を通して綴った物語。

かなりリアルに戦場を描いているので、手足や首が飛んだり、踏み潰されたりと残虐なシーンが多いので、
デートで観る類の映画ではないでしょうね。


機関銃の弾が、5発の毎に曳光弾を混ぜて弾道を見えるようにしているとか、砲弾の種類の使い分けとか、
細かいところにも拘りを持って作ってましたね。

戦車って、その造形や機能など中々興味深いところもあり嫌いではないですが、出来るだけ被害を受けずに
効率よく敵を殺し拠点占拠することを目的に作られた機械なんだなーということを再認識させられた映画でしたね。