戦争と美術工芸品

本日も代休、金曜日に休みとくれば、ＴＯＨOのメンズデイ
で本日から公開の

ミケランジェロ・プロジェクト

ジョージ・クルーニー監督主演作品で、第二次大戦中に実際にあった事実を
ベースとした映画です。

美術史学者のフランク（ジョージ・クルーニー）はヨーロッパ戦線で、
破壊される美術品や歴史的建造物を守ろうと、芸術の専門家で構成された
特殊部隊“モニュメンツ・メン”を組織し、ナチスによって略奪された美術品の
奪還するためノルマンディーに上陸する。

軍部の協力もままならない中、地道にその行方を調査するも、
中々進展しない中、2名の仲間が命を落とす。

美術品が持ちされれた先とされる都市でも、美術品が発見できず焦る中、有る共通点を見つけたことで、
事態は急転する。



元々画家志望だった、ヒットラーの命により、ヨーロッパ各地より略奪された美術品数百万点、
戦争をしながらよくぞ集めたものですね。

あの当時のアメリカは、本土には戦争が飛び火しなかったのもあって、こういった文化財の保護とかも計算に
入れて戦争していたんですよね。

京都、奈良に空襲をしなかったり、東京大空襲も皇居は外してきましたからね。

実際この作戦が行われなかったら、現在の美術館や、博物館の収蔵品はかなりさびしいものになったでしょうね。


とはいえ、その何分の一かは、それ以前の植民地からの略奪品だったりするわけですけどね。

やり方は違えど、人類なんて同じようなことを繰り返しているだけなんですね。

自分は選美眼なんて無いので、絵画なんて本物でも印刷でもどっちでも見れればいいじゃん、程度で、
彫刻はその造形をするための手間暇には感嘆しますが、最近のプラモデルの造形の方がすごいと思うぐらいな
文化レベルの低い人間です。