同じ相手を、毎日口説く事が出来ますか？

今週はSMTメンバーズウィークでしたので、本日会社帰りに映画鑑賞へ。

50回目のファーストキス

ハワイオアフ島でツアーガイドをしている男性大輔（山田孝之）はプレイボーイで
ツアー客の女性をつまみ食いしていたが、本性は天文学の研究をするために
ハワイに住んでいた。

天体観測の帰りに立ち寄ったカフェで、朝食のパンケーキを食べていた女性
瑠依（長澤まさみ）に一目惚れ、話も愛意気投合した二人は、
翌朝もこのカフェで会う約束をして別れた。


翌朝、彼女の座る席に相席した大輔だったが、彼女の口から出た言葉は、
「あなた誰？、会ったこともない」

瑠依は、1年前の交通事故で、脳の側頭部を損傷し、短期記憶が長期記憶に移行できない障害を抱えており、
事故にあった日、10月9日を毎日繰り返していたのだった。













記憶障害で、一晩寝るとその日の記憶をなくしてしまう女性、その女性に恋し、毎日彼女を口説き落とす男性、記憶をなくしているにもかかわらず、同じ手では口説き落とせないところが面白く、毎回毎回手を変え品を変え色んな手段を講じてくれました。

しかし、ここまで記憶障害があると、周りのサポートが無いと普通に生活を送ることはできないでしょう。

そのサポートをし続けていた、父親と弟はまだ肉親であるという記憶が残っているだけましですが、
大輔は毎日初対面から始めて関係を構築し続けなければならないのですから、薄っぺらい愛情では
到底できなかったでしょうね。

この手の話は小説や漫画ではたびたび使われていますが、必ず記憶障害はヒロインの方で、男性の方が記憶障害というパターンはほとんど記憶にないですね。


父親役が佐藤二朗だったんですが、相変わらずクドイだけで食傷しました。