ジャダーが出るからATFまるっと交換してくれ案件。
どうやらジャダ―が出るようになってしまう車種で、ATF交換で改善することがあるらしい。

走行6万キロ台なのに。
それにしても整備情報が少ない!
ディーラー行けばそりゃ情報はあるだろうけど。
ディーラーってどこにあんねん?情報出るの?
国産車はたいてい、整備業者さん向けの何やらでなんとなく整備情報が揃うのだが。
異国さんはねぇ。
めっちゃ古いだの既に廃業したメーカーだのの情報が無いのは仕方ないとして。
欧州さんは整備業者さん向けの何やらでうっすら出てたり、流通数が多いからか手を出すお店が多いからか、ネット上に作業事例を見つけることが出来たりするんだが。
米さんはねえ。数も少ないし、情報少ないゆえに手をださないお店も多いみたいで。(整備頼んでもわからないからって受け付けてくれないとかあるってね)
米さんに限らずだけど。
日本で売りたかったら整備情報を流通させてほしいねぇ。
外車が壊れやすいとかって、情報が無いから正しく整備されてなくて本来の調子で使ってない。とか多々あるんじゃないかなぁ。
さて、このクルマ、ATFってどうやって換えるんだ?
換え方はともかく、ATFっていろんな種類あるんだが。どれ使えばいいの?
適当なの入れるとミッションが正しく動かなかったり壊れたり。そんな神経質にならなくてもいいと思うけど思ってるよりは繊細らしい。
作業より下調べの方が時間がかかる。
現行車だったらもう少し探しやすいのだが旧型モデルは情報が埋もれてなかなか出てこない。
昔だったらオイルレベルゲージがあってゲージから適当に入れ替えてゲージで量を合わせればいいけど今時はなんやらややこしい。
ATF温度が○○℃の時にオーバーフロードレーンを開けて量を合わせろとか。
車種によっていろいろ。
そもそもゲージが無い。
オイル注入口はドコ?
なんとなく情報集約したので実作業。
ATF交換専門店さんだとATFクーラーのインアウトに新オイル圧送ラインと古オイル回収ラインをつないで効率的に交換するようだが、そんな機械はない。
そして、そんな機械があってもホースのジョイントが合う合わないで、少数派の車種は作業不可、もしくは割り増し。となることがあるらしい。
そんな機械があっても無くても、オイルパンに汚れが蓄積しているからオイルパン剥ぐって掃除、そしてストレーナーも交換が必須。だと。
と言うわけで、ガスケットとストレーナーを取り寄せて。
(部品の流通はスムーズだった)
インチの工具を握りしめて、
剥ぐ
あれ?

あんたアメ車だろ?なんでネジアタマがインチじゃないんだ?おかしいだろ。
(サイズの合うインチ工具は無い)
多様化か?
多国籍か?
ミリの工具も持っているので事なく剥いで
約5Lの鼻血色の汚れたオイル回収。
鉄粉吸着マグネットは鉄粉だらけ。
一旦掃除して取り付けて、
新オイル約5L注入。
エンジンかけてPRNDガチャガチャ、切り替えソレノイドに油圧回してしばらく放置(実走した方が効率いいかもだけど)
再びオイル回収と掃除。
1回じゃ最初よりはいいけど出てきたオイルはまだ鼻血色。
もう一度オイル入れて・・・・
を計3回。
オイル15L弱ほど使ってフラッシング。
やっと鮮血色に。(鮮血ってこんな色か?イチゴシロップ色じゃん?)
3
ストレーナーを交換して
新ガスケット使ってオイルパン取り付けて、オイルを出てきた量より少し多めに入れて。
集めた情報と現車注意書きによるとATF30~50℃で量を合わせろと
詳しくはサービスマニュアルを見ろ的なマークがあるけど。
サービスマニュアルを出せ。。
診断機を接続してエンジンかけてATF温度を確認しながら
(対応する診断機買っておいてよかったあ)
(注入口から温度計突っ込めば温度は測れるけど)
オーバーフロードレーンを開けて
ずっと出てくるんだが。(温度が上がると油面上がるからね)
閉め時がわからんw
30-50℃って指定だから間の40℃になった時に締めてみた。
多分これで大丈夫なはず。
このクルマ、6ATと8ATがあるらしく、指定オイル規格が微妙に違うようでそこもややこしい。
6ATも8ATも業者さんのジャダ―対策ATF交換の作業事例なんか見てると、某ケミカルブランドのなんちゃらATFと何とかって言うジャダ―防止添加剤の組み合わせが効果的とかで規格フル無視でATF使ってるみたいなんだが。
知らんけど。
ちなみに今回のコレはGM製6AT、指定オイルはDEXRON VI
手持ちにDEXRON VI対応のATFが無かったので取り寄せで。
溶剤が無いから仕事にならん!
油が入ってこなくて売り物が無い!
とか、世界情勢の影響で出荷停止影響が各所で出てるようだが。
(原料が無くて作れない。売り切れ。じゃなくて出荷停止って。。どっかでプールしてるやつがいるんじゃね?)
そんなご時世に普通に取り寄せできましたけどね、MOTUL
(不人気で売れ残ってたのか?)
貴重なオイルを計約20Lも使ってしまいましたね。
作動油はともかく、洗い油が品薄なのはこの手の油作業で困るね。
昔ながらに灯油で洗えばいいんだけど。
納めて数日、「すげー調子よくなった」という報告が。
めでたしめでたし。
Posted at 2026/04/23 03:10:56 | |
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作業日記 | クルマ