ケーブルの影響でパッとしない結果だったWウーハー個別駆動ですが、重低音の魅力は捨て難いので、改善を検討中です。本来は、チャンデバ・プリ「DEQX」の面倒な調整をすべきところなんですが、あたりをつけることも兼ねて、お手軽検討をしました。
前回は、DEQXの低域出力にテクニカの2分配コネクタ(オス→メス×2)を付け、そこから2本のケーブルでパワーアンプに接続していました。それを、今回はパワーアンプの片方の入力に2分配コネクタを取り付け、一筆書き接続にしました。そこそこ周波数の高いディジタル回路では、通常一筆書き配線にします(さらに高周波になると低スキューの分配バッファを入れて1対1配線)。
言うまでもなく、DEQX出力にヨルマ様(No.2-1m)を使います。2発のウーハーの配線長が異なるわけですが、前回の計算から配線長の差自体は無視できます。でも、容量差等は無視できないので、結局ダメなんですけどね(;^^A まぁ、お手軽検討であって最終形じゃないですから!

2本目のケーブルはできるだけ短い方がよいだろうってことで、まず55cmの古~いPCOCC(赤)を接続!
♪♪ 全然ダメ! 音に深みや潤いがなく、つまらない音です。ウーハーが小さくなってしまったような感じ (;^^A
続いて、K田式の定番:モガミ2497の1m(黒)!
♪♪ … 音に厚みが出てくるのですが、情報量の点でかなり寂しい ^^;
最後に、2mという長さが気に入りませんが、クライオSC-RCA6.2!
♪♪ ん~ これの方が断然いいです ^^b このケーブルは、2芯シールドで設計も新しいですし、2mあっても容量分は一番い小さいと思われます。このあたりが効いているのかもしれませんね。
しかし... 低音用(fc=400Hz)、それもWウーハーの片側だけにしか使ってないのに、ケーブルそのものの音の傾向が諸に出てきます。本当なんだろうか? これこそプラセボってやつかも知れませんなぁ(笑) でも、PCOCCや2497では聴く気になれません。
ツァラトストラや
Fourplayを聴く限り、前回より少しよくなりました。ヴォーカルもいい!
でも… ピアノの低音がなんか滲んる感じがします。2発のウーハーの音が揃ってないからか?

で、仕方なく
クライオの切り売りケーブルを買ってきて自作!
長さ50cmです。プラグは手持ちの古いモガミですけど。
♪♪~ ♪♪ (^ー^)
やっぱ違いますなぁ~ ピアノの低音もだいぶマシになりました! 結局、長さが違っちゃダメという当たり前の結果ですけどね (;^^A
50cmを真ん中でちょん切って、Y型の接続も試したいところですが、、ケーブルもったいないのでヤメ。どっちにしても最終形態としてはありえないですから。DEQXで、ウーハー個別に振幅&位相補正をかける予定です。ヨルマ様が足りないので、バーチカルツイン(仮想同軸)を諦め、2WAY+サブウーハーの構成になってしまいますが。。
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Posted at
2012/08/19 11:30:14