8月8日のブログにエントリーしていますが、北海道でエンジン不動のトラブルに遭遇しました。こちらについて、詳しく残しておきたいと思います。エンジンが掛からなくなったのは、北海道の釧路と根室の中間地点にある岬、きりたっぷ岬のそばにある漁港に立ち寄ったときに起こりました。港の脇を流れる川の橋の両端に道路が接道されていて、どちらを曲がったら良いのか分からずに間違えて入ってしまいました。間違えに気づき、バックさせようとした際にエンストさせてしまったんです。エンジンを掛けようとクランキングさせるためにONからスタートへキーを捻るも、まったく音がしません。何度やってもHDDナビのスタート画面が動きだすのと、追加メーターが動き出すだけです。セルが壊れた?それとも電気系統トラブル?過去にメインハーネストラブルで、やはりスタートにキーを捻るも、無反応ということがありました。メインハーネスのコネクタ部の腐食により、電圧が降下してしまい、クランキングできないというトラブルを経験しています。現在はそのコネクタをバイパスさせて別のコネクタを接続していますので、こちらのトラブルが再発したのではないと感じていました。ほかに経験があるところでは、オルタネータからバッテリーへ行く配線が外れたことにより充電されずにセルが突然動かないということを経験していたので、そちらも確認しました。もちろん配線は接続されています。そしてバッテリーもコネクタ部はきちんと接続されています。そして配線も特に問題がなさそうですので、やはりセルが原因と判断しました。しかし近くにガソリンスタンドや整備工場はまったく見当たりません。ロードサービスを呼ぼうか?自分でなんとかしようか迷いましたが、ロードサービスなんていつ来るかわかりませんし、もちろん路上修理の常連ですから、自分で対応することにしました。わがパジェロはガソリンのMT車。最初は押し掛け?と一瞬考えたものの、自分と嫁だけが押してもなかなか難しいです。といっても過去に自分一人でパジェロを移動させたことがあるので、できなくはない。けれど、相当大変だし、パジェロが壊れたと言われ続けるのが嫌。落ち着いて考えると、セルモーターはモーターです。7年くらい前に燃料ポンプの際に教わった『叩く!』という方法で、復活できないか試してみました。プラハンでコツコツ叩いてからセルを回すと・・・・何事もなかったかのようにセルが回りました。そしてエンジンが掛かった!燃料ポンプのトラブルとかスタータートラブル、オルタネータートラブルって、叩くと一時的に復活!ってこともあるというのを、燃料ポンプトラブルの際に経験していたのが今回の路上修理を可能にしました。たいしたことではないといえば、ないですが、落ち着いて対処できたのが、良かったと思います。今度、またセルのトラブルが再発するようなら、スペアに交換だね。