昨日のことですが、びっくりするような出会いがありました。仕事の途中で立ち寄った場所でのことなんですけど、軽キャンパーの方が駐車場に入ってきました。軽キャンパーの後ろには、おいらがスキーキャリアかサイクルキャリアを加工して、取り付けしたい背負子があります。できれば、あのオーナーさんに後で話しかけてみたい。ただ、時間調整に寄っただけの場所で、同僚たちも居るし、突然話しかけるなんて、なにかきっかけがあればいいけど、そんなことはおそらくないし、と半分あきらめかけていました。駐車場からおよそ300m離れたベンチに、おそらく忘れ物?という鍵が置いてありました。最初は、そのまま置いておいた方が、忘れてた方にわかりやすいんじゃないかな?とか、いろいろ考えました。近くに居た方が放置しているだけかもしれないし、どうしよう?けれど、クルマ好きなおいら。困ったときはお互い様だよね。まわりに居た厳つい美男美女カップルや普通の?美男美女カップルたちに声をかけて、置き忘れじゃないよね?と近くに居た方の持ち物じゃないことを確認するとともに、落し物っぽいから、駐車場横にある売店まで届けようと思うことを伝えてから、持っていくことにしました。鍵はおそらく家とクルマとその他もろもろ・・・・お財布同様、大切なものであるのには間違いないし、駐車場まで戻って、鍵がないと慌てて戻ってくるのではないかと期待していました。ということで、駐車場までの道すがら、右を歩きながら、左手で鍵を持って見えるようにして、すれ違う方で、鍵を気にする方、ちょっと不安そうな雰囲気の方に声をかけていきます。すると、数人目で、かばんの中をしきりと覗き込んで何かを探す方を発見!結果、無事、落とし主に鍵を届けることに成功しました。なんでも、愛犬を亡くし、ご夫婦で新たな愛犬とともに遺影を持って思い出の地を回っているのだとか。って、もしかしてTENTMUSHIのオーナーさんですか?と問いかけると、そうだと。なんだか、お話されている雰囲気とかが、オーナーさんなのかと思ったんです。じつは背負子が気になっていて、駐車場に入ってくる際に気にして、突然話しかけるのも、なかなか難しいし、背負子のことを伺いたくてと伝えたところ、いろいろお話させてもらうことができました。ノウハウはいろいろあって、サイクルキャリアを加工して製作されたものでした。なるほど!という出来に、いい情報を伺うことができて、こちらの背負子計画も進みそうです。本当に『出会いは偶然に』でした。じつは仲間内では、引きが強いと言われることが多いのですが、今回も引きが強かった!落し物に気づいて、それを届けてあげたいという余計なお節介が、結果、偶然の出会いを引き合わせてくれることとなり、先方のお父さんも感謝、こちらも感謝。とってもいい出会いがありました。