映像の世紀すごい@ひでエリです。
NHK+で先日まで再放送していた1995~1996年に放送された「映像の世紀」というアメリカABCと共同制作されたドキュメンタリーが凄かったです。
当時もNHKスペシャルとして楽しみに見ていた記憶があったのですが、もう息子が生まれる前というのでまた驚きました。
まだ4:3の枠で映像が記録されるようになってからということで第1集は1900年ごろの映像です。
そしてWW1のきっかけとなったサラエボ事件などの前後の映像が残っていたりします。当時はまだ戦争と言えば騎馬隊と歩兵の時代だったのに、WW1で開発されたマシンガン、高度に進む武器に対する塹壕や英国が作った世界初の戦車マーク1などが映像として残っています。1,2話あたりは歴史的価値の高い名作ドキュメンタリーではないかと思います。
世界史好き、幼女戦記(ちょうどこの辺の時間軸が舞台)好きな方には是非お勧めしたいです。モノがモノだけに多分図書館とかにも映像はあるんじゃないでしょうか。オンデマンドでも単話220円で観れるようです。
さてバイクのレストアとアマプラとマンガと酒にしか時間をほとんど使わない私ですが、昨夜大学時代の友人からメッセが入りました。
「いま宇佐に帰ってきてるんだけど、(マイ奥)ちゃんとも会いたいから明日の昼ご飯、娘も一緒だけど宇佐神宮で食べない?」
あまり積極的に出かけることのない私ですが、マイ奥とも仲の良い彼女からの申し出はありがたく、二つ返事でOKしました。
が、宇佐神宮といえば地元では国宝として名高く、日本の八幡宮の総本山として有名な神社です。伊勢神宮ほどではもちろんありませんが、ともかく広い!
そして神社仏閣は軒並みバリアフリー設計されていない。
「参拝が終わったころ下で待ってるよ」
と言ったのですが、
「いまはモノレールがあって上宮まで行けるらしいよ」
とのこと。
それは知りませんでした。広くて砂利で遠くて階段なバリアフルな観光地としてしか認知していませんでしたので、さすが金持ち神社は違うなーと思った次第。
事前に調べておこうと、モノレール最寄りの駐車場を調べると近年は鎖がかかって閉まっているとのこと。
これは一般の駐車場から歩くしかないか...と覚悟を決め身障者用の駐車場もないところからせっせと結局砂利を歩くのか...と1キロほどを砂利でガタガタしながら歩いたのですが、実はモノレールの真下に宣伝していない身障者用の駐車場が3台分くらいあるとのこと。
それ早く言ってよー!
モノレールというかケーブルカー?斜めエレベーター?というような感じですが、
こんな感じで高崎線の冬場みたいな運航をされています。
目の前にいない場合は外の柱についている赤いボタンで呼べば来るようです。その辺はエレベーターですね。
お布施を100円せがまれますので、二人分で上下往復500円寄付しておきました。
貯金箱方式ですので、誰も見ておらずタダでも使えますが、こういうのは気持ちですから。助かります、ありがとうございます。
上がり切って取付通路を進むとタイトル写真の立派なお宮が見えてきます。
残念ながら門は工事中でブルーシートにダッサい絵が描かれていて笑いました。
余談ですが、宇佐の大工さんは非常に技能が高いとか。
宇佐神宮は国宝ですから誰でも修繕できるということではないのでしょう。
高い技能が要求される建物が近くにある大工さんは、やはり上手になりますよね。
奈良の金剛建設の話を思い出します。
そしておみくじを引いたら友人が「吉後」を引きました。
「後」?
何ですか?それ末吉は聞いたことありますが、吉後は初めて聞きます。
なんでしょうこれ。
中吉よりも上なのか下なのか?
まさか末吉見合い?とか色々憶測をしますが、謎のまま結び付けて帰ってきてしまいました。
いうて、お参りをしてしまうと昇殿でもしなければ何もすることがないので、帰ります。
帰りはいわゆる「表参道」をちゃんと通りましたので、側道に準舗装の場所があって車椅子を押しやすくなっていました。
最初からコッチを通ってくればよかった...。
昼食ですがマイ奥が車椅子なので、場所をどうするか悩みます。
友人に聞きますが彼女の地元とはいえ、私同様彼女がこの辺にいたのは30年以上前ですし、学生時代に行っていた店と今のニーズは全く合いません。
表参道側の仲見世の端ではちょっとお洒落で「ここだけ原宿です」的なお店が3件ほどありましたが、結局、神社の仲見世の並びの昭和感満載なお土産屋兼食堂で食べることにしました。
手前が団子汁定食(1800円)、奥がとり天丼(1200円くらい?)です。
正直味は大したことなかったです。
品数は多く見えますが、小鉢系は冷えた料理でしたし、個人的にだんご汁は好きじゃないので...だんご汁?と思った方正解です。右上の鉄なべの中にはきしめんのような平べったい麺のようなものが入っており、団子は?と思うと思うのですが、この辺ではこれが「だんご汁」なのです。だんごを伸ばしてこれにするからなのかなー、何でこれをだんご汁というのかは知らないです。
二つ付いていた宇佐から揚げはマイ奥に二つとも食われたので味は分かりませんが、真っ先に二つソッコーで食われてしまったので、たぶん美味しかったものと思います。
実は宇佐は隣の中津同様、元祖からあげの地と呼ばれており、いまのスタンド型からあげ店の発祥は宇佐だという説が濃厚です。
とり天は「大分」の名物でして、鶏肉の天ぷらです。からあげではないですが、この辺の人は鶏肉を揚げて食べるのが好き、というのは間違いないでしょう。
なんだか結構歩いた気もしたのですが、本日この時間の歩数は4000歩強。
いつもよりも少ないくらいです。
間違って遠回りしたり、砂利道をエッサエッサと車椅子を押したり、坂道を頑張って押したりしたのですが、そういうのは歩数には入らないのでGPS的にはただノロノロ移動していただけなんでしょうねw
なんだか報われないなーーww
あ、一点だけいいことがありました!
この食堂で食べた「子持ちキクラゲ」が凄くおいしかったので、お土産として買って帰りました。コンブとかならわかりますが、陸生のキクラゲに魚卵をまぶして子持ちキクラゲとはすごい発想です。ただし別府産ですがww
宇佐神宮にお越しの際にはお土産としてお勧めしておきます。