おやすみの森@ひでエリです。
最近、夜寝る時にスマホのアレクサに
「おやすみの森」をお願いします。
おやすみの森とは、ASMR音源で四季の自然の音を流してくれるもので、30分スリープ、徐々に音が小さくなる仕様のアレクサスキルです。
どっかのサイトで偶然見つけて毎晩使っているのですが、コレが良い。
冬の現在はキャンプサイトで焚き火をしつつ、近くに小川が流れてる感じの音が流れるのですが、スーッと就寝できている気がします。
まあ大体寝落ちギリギリまで0時更新の漫画を読んで気を失うように寝ていたのであんまり関係無いような気もしますが、ライフアプリの睡眠品質見ても良い数値が出ています。
音質が良いのと30分スリープが付いているのが良いですね、ほっといて寝れるので。
お試しあれ。
さて塗装も終わりさあ組むぞ!と息巻いていたヤマハVくんですが、組み上げたフロントサスからフォークオイルがダダ漏れになっており、点錆が多過ぎてやはり新品オイルシールが逝ってしまった様子。
重整備なのでやりたくなかったインナーチューブ交換をしなければならなくなりました。
そもそも
インナーチューブ交換はマニュアルに載っていない作業で、メーカーからはインナーチューブとサスペンションエンド部分は組まれた状態で提供されており、分解する前提ではありません。
が、同じような人はたくさんいる様子で
サードパーティのインナーチューブ新品が販売されています。
TZR250R 3XV STDはインナーチューブ径39mmです。SPやSPRは41mmで太くなっています。
先ずは炙ります。が、蓮板の皆さんに乱暴すぎると怒られましたw
ネジロック剤なら200℃付近で溶けるはずですが、炙ると明らかにコレを超え鉄剤に悪影響を与えるとのこと。良い子はヒートガンを使いましょう。
最初の関門、イモネジ。3XVはトルクスT8でエリーゼ整備で買ったVESSELの板ラチェットセットに入っていました。
このビットを1/2ラチェットにドライバービット変換を噛ませて一晩ラスペネ漬けしたものを回すとあっさり回りました。
webの先達たちはほぼドリルで破壊していたので、コレが取れて良かった。
取れない場合は3.5mmドリルで破壊予定でした。
穴はM4なのでタップとダイスで清めておきます。
イモネジが取れたら板を組み合わせてエンド部分をメルで踏んでw、回らないようにしました。
インナーチューブはデカいネジがエンドに捩じ込まれているような仕様で、分かってはいたのですが、30年前にねじ込まれた直径39mmネジは強敵で強大なトルクをかけないと回りません。
最初はバイクのハンドルにゴム板を巻いて空回りしてダメ、48.6mmの単管パイプにクランプ、ゴム板を巻いても空回りしてダメ、炙って回してみるも無理。
もはやコレまでと、空回り防止の捨てM6ボルトを突っ込んでどうせ使わない点錆インナーチューブは捨てにかかります。
クランプの蓋側に引っ掛けて、炙っては回し、回しては炙りで何とか回すことが出来ました。
永遠に続くかと思われる地道な作業に終わりが来た瞬間。一度外して新品インナーチューブのネジ幅を確認してその幅分が出たことを確認し、トルクが抜けたところで単管パイプをT字にして揺すりつつ回して抜きました!
ねじ止め剤は無かった様子…汚れとシールテープの残骸が残っています。
後は新品インナーチューブにシールテープを巻き、上から水が混入しないように
液体ガスケットを塗布。
新品インナーチューブねじ込み工程は雨だったので
室内で何とかねじ込めないかと考えた方法がコレ。
倉庫内の単管パイプ組みの農業資材棚に直交クランプを取り付けて養生して掴み、手元はT字にした単管パイプで回しました。
中を綺麗に清掃したのでスルスルと回り、
分解前に測っておいた長さ、インナー有効長が44.1cmになったところで終了。
イモネジにネジロック剤を塗ってねじ込んで完成です。
まあメルで踏まなくても最初からこうしてれば良かったかもと思わなくもないですが、また反対側をやる日が来たらその時この経験が活きるでしょう。
今日の関東は雪のようですね。
こちらは雨で久しぶりに関東より暖かい雨となっています。
少しずつ日も伸びてきました。
暖かくなる前にVくんを組み上げてしまいたいですね。
頑張ります!
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TZR250R_3XV1 | 日記
Posted at
2023/02/10 16:23:46