Awakening　　～プレミア第１１節　vsチェルシー戦（ホーム）～

　いろんな人にとっての「覚醒」です。

　　　チーム、
　　　トーレス、
　　　ルーカス、
　　　ケリー、
　　　サポーター、
　　　そして25時に仮眠から無理やり起きた私（笑）にも。



リザルト　：　２－０　（won）
スタメン　：　ＧＫ　レイナ
　　　　　　　　ＤＦ　コンチェスキー、シュクルテル、キャラガー、マーティン・ケリー
　　　　　　　　ＭＦ　マキシ・ロドリゲス、ルーカス、ジェラード、ラウル・メイレレス
　　　　　　　　ＦＷ　トーレス、カイト
　　　　　　　　（４－４－２）→（４－２－３－１）
交　　代　：　８４分　カイト→シェルヴィ
　　　　　　　　８８分　トーレス→エンゴグ
　　　　　　　　９２分　ラウル・メイレレス→スピアリング
ゴール　　：　１１分　トーレス
　　　　　　　　４４分　トーレス
私的ＭＯＭ　：　ＦＷフェルナンド・トーレス （Liverpool's No.9！）


ＥＬナポリ戦の劇的逆転勝利の余勢を駆って望んだこの試合。
相手は昨季王者、今季も安定した実力でトップに立つ「大人のチーム」、チェルシーです。
08-09シーズンまで名勝負を重ねてきたこのカードも、昨季はチェルシーのダブル。
現状での実力差は明らかで、いかに上り調子といえども困難な闘いが予想されました。

我らがカイトがケガから復帰、なんとトーレスとコンビのＦＷ起用。
この大事な一戦でいきなり４－４－２を持ってきたホジソン、やるな！すごいぞ！
さらに右サイドバックには若手のマーティン・ケリー、これも大胆な挑戦。
ホイッスル前から期待感がびんびん募りました（まだ少し眠いけどｗ）


フタを開けてさらにびっくり、選手たちの動きの素晴らしいこと！
豊富な運動量で強烈なハイプレス、コンビネーションの動きも良く実にスムーズな展開です。
チェルシーの入りが慎重なことを差し引いても、これまでとはまるで別チームのよう。

あれよあれよという間にカイトがフリーで受け、すかさず絶好のスルーパスをトーレスへ。
これまた素晴らしいトラップからＤＦのテリーをブロックしながらトーレスが右足一閃！

あっという間に先制！です（深夜の雄たけび、完全に覚醒（笑）
これまでも悪くはなかったトーレスですが、この動きは１昨年の姿そのもの。
また、復帰していきなりトーレスを活かすカイト様さま、さすがとしか言いようがありません♪


その後もペースを握って好機を作り続け、44分にもトーレスが見事なミドルを突き刺して２点目！
ペナルティエリア左隅でボールを受けて右へ切れ込んだ瞬間、ゴールを決めるイメージがくっきり頭に浮かびました。
そしてまさにそのとおりのファインゴール、キーパーツェフも１歩も動けず、
これもまさしく全盛時のトーレスのシュートです。
「これまでは今日のための演技だったの？」とチェルシーの選手たちが訝っても仕方ないくらい（笑


後半はドログバを緊急投入してチェルシーも猛攻、さすがに押し込まれる展開が続きましたが
これまた１昨年のような積極的で集中した守備を全員で貫き、攻撃力を誇るチェルシーを完封しました。
もちろんハードではありましたが、「会心」と呼ぶにふさわしい大興奮の勝利でした（拍手拍手）
選手、監督、サポーター、新オーナー、そして私も、「you'll never walk alone」の合唱に酔いしれる日本時間２７時過ぎでございました（アノネェ・・・）

これまでが別チームのように全員が闘い、走り守ってもぎ取った勝利ですが、
特に頑張ったのは
　・トーレス　　　　「世界最高クラス」の名声をＶ字回復させるファインゴール２発、文句なし
　・カイト　　　　　復帰戦でいきなりの本領発揮、やはりこの人は欠かせません
　・ジェラード　　 いつもどおりの大車輪。今はやはりセントラルＭＦの位置がベストでしょう
　・レイナ　　　　 いくつかの決定機をすべてファインセーブ、この人も欠かせないです
　・ルーカス　　　ここに来てついに覚醒、トーレスに並ぶＭＯＭ振りの大活躍でした
　　　　　　　　　　縦横無尽の守備とともに瞬間的な攻撃のセンスも伸びてきて、ついに居場所を
　　　　　　　　　　見つけた！といえます
　・ケリー　　　　　大事な試合で緊張したでしょうが攻守によくやりました。
　　　　　　　　　　　レギュラーいけるんじゃないかな！

しかし繰り返しになりますが、この会心の勝利は全員で勝ち取ったもの、
これでチームの士気はさらに上がっていくに違いないです。
大きな大きな１勝でした（起きて良かった～♪）

You'll never walk alone.