新年おめでとうございます
昨年に続いて、今年も何がどうなっていくか
分からないような年となるのでしょうが
その時そのときでよく周りをみてよく考え、
ブレずに進んでいきたいと思っています
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
で、これはもうけっこう前のことになりますが
フルチェンジで5代目となった、ルノーの
ルーテシアに試乗してきました
2代目のときから好きで、ずっと気になっていたんです
とてもお洒落にカッコよくなり、しかも新プラットフォーム採用で走りの評価も上々とのことで
たまらずルノー京都さんで試乗予約しました
最寄り駅からてくてく歩いてルノー京都さんに着くと、そこにはすでに
白くて速そうなスバル車を駐めて、ゆったり優雅にコーヒーを飲んでる人がいました(笑)
FLAT4さんのブログ →
こちらです
(写真も何枚かお借りしましたm(_ _)m
展示車のルーテシア (INTENSグレード)
ボディの抑揚が効いていて、尖ったところがないのに印象的、美しくてカッコよいスタイルです
カラーも素敵(^_^)
ほかにも、超スパルタンなメガーヌ RS トロフィーや、超かわいいトゥインゴも並んでいました
(この2台にも試乗しました! また追ってレポします)
簡単な説明をもらって、さっそく試乗です
試乗車は 「INTENS テックパック」(\2,769,000)
安全・運転支援装備も快適装備も満載のトップグレードです
奥のほうに、白くて速そうなスバル車がみえますね(^_^)
【パワートレイン】
全グレード共通、 1.3L直4直噴ターボ (131ps/240N/m) & 7速ツインクラッチ (湿式)
非常にトルクフルで、3人乗車でもスルスルとよどみなく加速していきます
車重が 1,200kgと軽いので、よどみないどころかしっかり踏むと相当速い(^_^)
しかもこのツインクラッチ、湿式なのでシフトショックが小さいうえに制御も賢くとてもスムーズ
低速で不規則に加減速するシーンでもシフトアップかダウンかをフラフラ迷うことなく、
(MTで自分で選択するように) ドライバーが期待するギアをサッと選んでくれます
このへんはVWのDCTの制御より緻密です
実走行でのデータ取りと、そのフィードバックをしっかりやってるんですねきっと
一点だけ気になったのは、発進時の1速のクラッチの繋ぎがゆっくりなこと
ショック低減とクラッチ保護のためだと思いますが、ワンテンポ遅れる感じです
【乗り心地】
新プラットフォームのもたらす乗り心地もまた素晴らしく、
ボディやサス取付けの剛性感は非常に高いです
以前のルノー車のように最初っからストロークたっぷりの脚とは違い、現代ふうに引き締まってはいるものの
荒れた路面の突き上げもカドは取れ、不快なドシンバタンやブルブル振動も感じません
そして、速度域が上がってくればそこはフランス車のお約束、しなやかしたたかに脚が動き出します
直進性を含めた安定感は高いですが、「どしっと」 ではなく 「ひたっと」 な感じ
雑味のない乗り心地とあわせて、すっきりとした若々しい乗り味です
【ハンドリング】
こちらも軽快基調で、乗り心地とキャラを合わせています
ロール少なめの脚と、けっこうクイックなステアリングレシオにより、スイスイ軽やかに曲がります
ほどよく高めなスピードで小気味よく駆けるにはぴったりのキャラクターですね
あえて気になるといえば、ステアリングから受け取る接地感がやや希薄
設定でアシストを重めにすることもできますが、重い軽いではなく、路面をグリップしてる感じがそれほど伝わりません
そういうクルマではないので、そのほうが好ましいとしてそうしてるのかもです
純正装着のタイヤがコンチのエコ・コンタクト6 (205/45R17) とちょっと硬めの当たりなので
ミシュランのエナジーセイバーとかに換えると、よりしっとりとした接地感が得られ
乗り心地のほうにも落ち着いた感が加わるかもしれませんね
(ただそれでもっさり感が出てきちゃうとこれまた面白味に欠けますけどね)
【快適性】
どこの新プラットフォームもそうですが、NVH(音・振)対策はたいへんよく出来ていますね
滑らかで静かです
動力性能や乗り心地がいいことも合わせて、Bセグメントを走らせているとはとても思えず
「Cセグ、そう、ちょうどインプレッサみたいだね」 とFLAT4 さんと話してました
(新型にはまだ乗ってないですが) フィットやヤリス、マツダ2あたりとは ちょっと勝負にならないなぁというのが正直なところです
【内装・装備】
これまたBセグの域を超えた充実ぶりで
内装はとてもスキっとお洒落で上品、しかもダッシュボードとドア内張り(上半分)はともに全面ソフトパッドです
ステアリングの革もなかなかいい感じで、なんとヒーターまで付いてます
あちこちにLEDのアンビエントライト付いてて7色自由に設定できるとか、スマホとミラーリングできる7インチ液晶とか、BOSEのオーディオとか、このへんの装備が下のグレードでも標準というのがすごい!
コンパクト車では室内を広く見せるために小ぶりのシートにしがちですが
座面も背面もじゅうぶんなサイズです
昔のルノー車のふっかりとした (阪急電車のような) モケットの座り心地ではないものの、しっかりしたいいシートと思います
安全・運転支援装備のほうも、歩行者・自転車対応の自動ブレーキ、全車速対応のアダプティブクルーズ、車線逸脱警告、後方・側方の車両接近警告、道路標識認識機能、電動パーキングブレーキなどひととおりのADAS装備がなんと全グレード標準!
(ふ、ふらんす車のくせにですよ)
トップの 「INTENS テックパック」 にはさらに、ヒーター付きの革シートや日産ゆずりの360°駐車カメラ、レーンキープアシストと、「ちょっとどうしちゃったの」 的な豪華充実ぶりです
【まとめ】
わたし的にはスタイル、デザインだけでも選ぶ理由があるルーテシアですが、
走りの質感や内外装の質感、装備の充実度合いなど、どこをみても予想以上の仕上がりで
正直びっくりしました
繰り返しになりますが、フィットやヤリスのライバルとはとても思えず、
インプレッサの 2.0-L のフルオプションと同じくらいに感じました
内容だけでなくお値段的にも
「INTENS テックパック」 が ¥2,769,000、
ひとつ下とはいえほぼフル装備の 「INTENS」 だと ¥2,569,000 で
インプレッサどころかフィットやヤリスより安くもなる、という…(オプション含めての比較です)
いやぁおそるべし、です
残念なのは、4代目まであった高性能バージョン 「RS」 が無くなるらしい、ということ
CAFE対応のため高性能バージョンを出せる余裕がないそうです
何年かしたら tS 号の後継に、とも思うんですけどねー
というわけですばやく作戦変更、
2年ほどかけてじんわりと嫁さんへの刷り込みを進めていこうかしらと(笑)
この記事は、
京都でルノーに試乗してきました♪について書いています。