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まとめ記事

国産オープン奮闘記

hiko206さん
2020/10/10
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コンセプトカーでは多く見られてもなかなか市販化までされないオープンカー。
そんなジャンルにチャレンジした国産オープンモデルについて以前私なりに考察した記事をまとめてみました
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梅雨があり、夏は高温多湿で市街地は渋滞・・・ オープンドライブを楽しむシチュエーションは限られ駐車場の事情も恵まれてるとはお世辞にも言えない日本ではオープンカーは商業的には厳しいものがあります。 それでもメーカー(というかエンジニア)としては自分たちのクルマのラインナップにオープンモデルを加えたいという思いは強いようでこれまでいくつかのオープンモデルが販売されてきました。 そんな懐かしの国産オープンモデルを振り返るネタ無し企画「国産オープン奮闘記」 まず第一回はホンダのシティ・カブリオレです。 1984年7月、大ヒットしたコンパクトカーのシティの新たなバリエーションとして登場したこのカブリオレ、同じホンダのS800や日産のフェアレディSR311らが姿を消して以来の国産オープンカーとして注目を集めました。 当時としては斬新だったトールボーイコンセプトのオリジナルデザインを上手く生かし、カラバリエーションも豊富、ピニンファリーナの協力を得て作られた実用的な4座オープンのシティカブリオレは人気を集め、後にロードスターが登場するまではオープンとしてはトップクラスの販売台数 ...出典:hiko206さん
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国産車としては絶えて久しかったオープンモデルとしてシティカブリオレが登場した後、バブル前の好景気も手伝って各社はイメージ戦略としてオープンモデルをラインナップに加えることを考えるようになりました。 そんな中マツダは主力モデルであるファミリアにコンバーチブルを追加します FF化され「赤いファミリア」で大ヒットした5代目同様VWゴルフをベンチマークとしていたと思われる6代目ファミリアですから、カブリオレに関してもルックス的には近いものを感じますね。 スポーティーなイメージだった当時のファミリアのイメージリーダーとして1500ccターボエンジンを搭載、ロールバーを残すことでオープン時でも剛性感を確保、エアロカーテンと名付けた樹脂シートにより風の巻き込みを抑えオープン時の快適性も考慮するなど当時のマツダの意気込みを感じます。 そして、このファミリアの経験をもとに1987年にロータリーエンジン発売20周年を記念して登場したのがサバンナRX-7カブリオレ 2+2シーターのRX-7(FC)の後部座席を廃し2座オープンとしたことでデザインの自由度は高くクローズドでも流麗なシルエッ ...出典:hiko206さん
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80年代当時は「デートカー」と呼ばれるような2ドアクーペが若者の間で人気でした。 そしてメーカーはそれぞれ各クラスごとにクーペモデルをラインナップしていました。 パルサーEXAもそんなスペシャリティーカーのひとつで、N12型パルサーをベースにリトラクタブルヘッドライトの2ドアクーペとして誕生 そして当時の日産ディーラー網だったチェリー店の15周年を記念して販売されたのがこのエクサ・コンバーチブル 100台限定とはいえ、利益が高いとは言えないこのクラスのクルマでここまでのものを作るとはイメージ戦略もあるとはいえやっぱり当時は景気が良かったんでしょうね^^出典:hiko206さん
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207CCはハッチバックをベースにクーペ+カブリオレとして仕立て直されていますが、オープンカーはクーペの派生モデルとして存在するのが多いです。 これは、オープン化する際に開口面積が小さくて済むクーペボディーの方が有利であること、実用性を多少犠牲してもスタイルを優先させるという点で購入層が近くクーペのイメージリーダーとして設定されるということなんでしょう。 そんな国産クーペの代表選手であるトヨタ・セリカにも数代にわたりコンバーチブルが設定されていました 北米市場で人気のあるセリカだけに西海岸をイメージさせるデザイン? オープン時のデザインは本当にスタイリシュなセリカ・コンバーチブルでしたが、夏は暑く雨の多い日本では幌の耐候性がネックになってか人気はイマイチ・・・ それでもコンバーチブルを3代にわたってラインナップし続けたのは国産スペシャリティーカーの元祖としての矜持なんでしょうか?出典:hiko206さん
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ビート、カプチーノなどの軽オープンが登場していた90年代初頭、ダイハツから登場したのがこの リーザ・スパイダー ベースとなったリーザは、ミラをベースに後部座席を荷物置きと割り切った軽のスペシャリティーモデルでカプセルシェイプの卵形のボディーが特徴でしたが、その屋根をぶった切ってそのままにオープンカーをでっち上げたところが専用設計だったビートやカプチーノと大きく違うところ オープンの佇まいはなかなか格好いいんですけど リアはどうしても無理がありますね^^; オープン化に伴う重量増に対応してターボエンジンを搭載、ライバルの軽オープンにはなかったATモデルの存在などのセールスポイントはあったものの、やはり中途半端なイメージが災いしたのか販売は低迷、街で見かけることは当時でもほとんどなかった記憶が・・・・ それにしても、コストの厳しい軽自動車をベースにここまで出来たってやっぱり当時は景気が良かったんでしょうね。出典:hiko206さん
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ネタなしの時のこのシリーズ、前回のリーザスパイダーに続き、今回はスバルの軽オープンの話題です。 1992年、レックスのモデルチェンジで生まれたヴィヴィオに富士重工40周年を記念して高田工業の手によって3000台限定で生産されたのが ヴィヴィオT-TOP タルガトップ(商標権の問題でT-TOPとなったようですが)に加えリアウィンドウも電動で格納できることで様々な形態でのオープンドライブを実現、しかもメタルトップなので耐候性も問題なし。 更にはスポーツモデルとして1000台限定でスーパーチャージャー搭載のGX-Tを追加。 4人乗りのメタルトップの軽オープン、しかもSCのスポーツモデルもあるとなれば人気も出そうなものですが、残念ながらどちらかというと「迷車」扱いされる事が多いこのクルマ やはり、このどちらが前かわからないクローズ状態のシルエットのせいなんでしょうか^^;;出典:hiko206さん
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オープンカー購入の際の障害は雨の日をはじめとした耐候性、そして青空駐車でのセキュリティー。 そんな事情もあって、CCをはじめとして電動メタルルーフがオープンでの売れ筋になってきているのですが、1992年そんな電動メタルルーフを採用して登場したのが HONDA CR-X delSol 「バラード」「サイバー」に続くCRXの3代目として誕生したこのモデルの最大の特徴は「トランストップ」と称した電動メタルルーフなのですが、CCのような折り畳み式の格納ルーフでなくタルガトップの屋根をトランクに収納するという独特の方式でした CCもそうなんですが、こういったギミックには萌えますね^^ ただ、オープンにしてもタルガトップのCRXデルソルは同時期にヒットしていたロードスターに比べ解放感では比べ物にならず、走りを売りにしてきた過去2代のオーナーからは路線変更が受け入れられなかったのか販売は低迷、クーペ市場の冷え込みもあってCRXはこのデルソル限りで消滅してしまいました。 独特な形での電動オープンに挑戦したCRXデルソル、デザインは今見てもスタイリッシュだしなかなかいク ...出典:hiko206さん
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「ハイソカー」と聞いて反応するのは私と同世代の方々が多いと思われます。 マークⅡ3兄弟をはじめとする白いボディーそしてワインレッドやブルーのモケットといった内装の4ドア車が周流だった中、別格ともいうべき存在感だったのが「高級パーソナルクーペ」という新たなカテゴリーで誕生したトヨタ・ソアラだったのですが、そんなソアラのオープンモデルとして誕生したのが ソアラ・エアロキャビン このクルマで特徴的なのは、オープン時にもA,B,Cのすべてのピラーが残りルーフとリアウィンドウのみがトランクルームの前に格納されるそのスタイル そんなわけでオープン時の車内はこんな感じ・・・ なんでも、開発陣がソアラのデザイン上のキモであるA,B,Cピラーの角度の「黄金比率」からくるサイドビューを崩さないためにこうなったということです。 ルーフを格納するためにトランクルームが少し長いのがノーマルのソアラとの最大の違いですね。 あれほど大ヒットしたソアラもアメリカナイズした3代目での路線変更、そしてバブル崩壊からのクーペ市場の冷え込みという逆風も相まって存在感を失いソアラとしての最 ...出典:hiko206さん
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莫大な有利子負債を抱え経営危機に陥っていた日産を堅実な販売台数で支えていたのが2代目のマーチでした。 欧州市場を意識して開発され、長いモデルライフを前提としているためか高いスペックを誇るようなことはないもののその合理的なパッケージングや高い安全性や快適性はマーケットで支持されました。 また、このマーチは「キューブ」や「マーチBOX」といった様々な派生モデルを生んでいるのですがそのなかの一つが マーチカブリオレ ロールバーを残したソフトトップの4座カブリオレという点では以前紹介したシティ・カブリオレに似ていますが、10年後の登場とあってリアスクリーンがガラスになるなど耐候性は向上しています。 ベースがマーチということで価格もリーズナブルでサイズも取り回しが良く、一応4人乗りともなれば女性ドライバーも含め商品力はありそうなものなんですがやはりヒットとはなりませんでした。 マーチは3代目でメタルルーフのマイクラC+Cで再びオープンにチャレンジしますがこれまたマイナー車に^^; やっぱり日本でこの手のオープンカーを売るのは難しいんですかね出典:hiko206さん
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軽の最大手メーカーであるスズキが当時提携先であったGMとの共同開発で世に送り出したのがスズキとしてフロンテ800以来となる小型自動車のカルタスでした。 このカルタス、国内では安価な軽自動車との競合となり販売はイマイチでしたが、GMにおけるコンパクトクラスでの世界戦略車として世界各国に輸出されスズキブランドのスイフトとしてのほかにGMブランドで供給され下駄代わりのクルマとして好調なセールスを記録したようです。 そんなカルタスが2代目にモデルチェンジしコンバーチブルが登場しお手頃価格のコンバーチブルは北米市場で一万台を超える大ヒット、そして国内市場に投入されたのは1992年のことでした。 ミッションはCVT、純正ボディーカラーは青メタと赤の2色のみとラインナップを絞っているあたり北米市場からの御裾分け的なクルマなんでしょうか・・・ たしかに、こうした西海岸風の背景だとしっくりきますね^^ 2年後にカルタス・コンバーチブルはラインナップから消滅、後継であるスイフトにもオープンモデルは登場していません。 スイフト登場前にショーモデルとして発表されていたコンセプトS ...出典:hiko206さん
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クルマ社会の北米市場では「セクレタリーカー」というジャンルのクルマがあります。 直訳すると「秘書のクルマ」要はキャリアウーマン(死語?)が脚として乗るクルマで、お手頃価格でそれなりに見栄えのするクーペやハッチバックなどがそれに当てはまってました。 かつての「ハチゴー」レビンに女性仕様車があったように走りでなくクーペの持つパーソナル感やスタイルに自分のライフスタイルを投影するアイテムだったわけです。 そんなセクレタリーカーとして北米向けに開発、その後日本に投入されたのが トヨタ・サイノス ターセル・コルサ・カローラⅡをベースとしたFFクーペですが日本では「レビン&トレノの安物」的なイメージで販売はイマイチ そんなサイノス(2代目)に登場したのがサイノス・コンバーチブル。 その市場の関係上価格設定を高くできないこの車に対しトヨタは、クーペボディ骨格部に追加補強を施した車体をアメリカのASC社へ送り、ルーフ、クォーターピラーをカット、その他艤装を施し日本へ送り返すという手間をかけてまで投入しましたが、結局これも「レア物」に・・・・ 世のクルマの多くをミニバン ...出典:hiko206さん
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日産・シルビアといえばFRでの走りのイメージが強いクルマですが、そもそもS13シルビアが登場した時は「アートフォース」というキャッチコピーに代表されるようなスタイリッシュなデザインをウリにしたスペシャリティーカーで当時人気だったホンダ・プレリュードに対抗するべく登場したデートカー(死語)でした。 そんなS13シルビアにオープンボディーが追加されたのはS13発売の2か月後、ターボモデルのK'sをベースにオーテックジャパンで製造された(実際は高田工業に委託)シルビア・コンバーチブルとして登場 彼女と二人でオープンカーでドライブ♪なんていうデートカーとしては無敵とも思えるこのクルマですが、雨の日の耐候性がネックになったのかあまり売れなかったような気がします。 ならばと日産はS15シルビアで国産初のフルオープンタイプの電動メタルルーフカブリオレを発表それが シルビア・ヴァリエッタ ルーフの格納方法はCCとほぼ同様、こちらもオーテックと高田工業の共同開発でルーフ格納のため若干トランク部が長くなってます メタルルーフで雨の日や青空駐車も安心、これでデートカーとして無 ...出典:hiko206さん
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国産各社がオープンカー不毛の日本で今までチャレンジしてきたクルマを取り上げてきたこのシリーズそろそろ私の記憶に残っているネタも残り少なくなってきたのですが、ふと大事な一台を忘れていたことに気が付きました。 それは・・・ 日本が誇る名車 ジムニー(幌モデル) これまで紹介してきたのがどちらかというと「風を感じながらドライブを楽しむ」というような軟派なクルマが多かったのに対し「自然と闘う」ヘビービューティーなオープンカーです。 もともとジムニー自体が快適装備は必要最低限といった性格のクルマでしたがフロントスクリーンは可倒式、ドアもなく幌に至ってはテントを張るように支柱を立てて「設営」するタイプのものも・・・ 構造がシンプルな分ユーザーの手でいろんなカスタマイズがされてるのがありますね 流石に最近のモデルはそれなりに快適装備も備わってるみたいですが・・・ そんな男臭いイメージのジムニーですが、意外に若い女性がさりげなく乗りこなしてるとなんだか素敵に見えるのは私だけでしょうか?出典:hiko206さん
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「ミッドシップ」「リトラクタブルライト」「ウェッジシェイプ」というスーパーカー世代が憧れた要素を持っていたMR2 初代のAW11、そして2代目のSW20にも解放感を求めたTバールーフ(最近見ないよなぁ・・・)は設定されていたのですが、更に解放感を高めたフルオープンモデルとして登場したのが トヨタ・MRスパイダー SW20をベースにトヨタテクノクラフトが屋根をぶった切って製作した「特装車」で幌はあくまでも簡易的な「スパイダー」 オープン化による車体剛性の低下も考慮してベースはNAで製造台数は92台というレアもの 現存する個体がどれだけあるのか知りませんが、今見ても格好いいクルマですね^^出典:hiko206さん
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前回このシリーズで登場したMRスパイダーのベースとなったMR2(SW20)は本来フィアットX1-9のようなライトウェイトスポーツで成立するレイアウトのクルマにハイパワーのエンジンを搭載した結果足回りがパワーに追いつかず挙動がピーキーで特に雨の日などはフロントの接地感のない初心者には危険なクルマになってしまってました。 そういう訳もあってトヨタはMR2をモデルチェンジするにあたって初代のAW11のようなライトウェイトスポーツに立ち戻り更にはそこにオープンドライブの楽しさを加えた新しいクルマを1995年のモーターショーに登場させます トヨタMRJ なんとこのクルマ、電動格納ルーフをもつタルガトップのうえにプラス2の後部座席を持つミッドシップオープン4シーター 当時のメディアでは「市販化確実か?」などと言われて私も密かに妄想した一人でしたが結局幻に・・・ 結局MR2の後継は1999年2シーターでソフトトップを持つMR-Sとして登場。 SW20に対し大幅な軽量化を果たしたライトウェイトスポーツとして登場しましたが折からのスポーツカー市場の冷え込みもあって ...出典:hiko206さん
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90年代初頭、日産は初代マーチをベースにBe-1、パオといった「パイクカー」と呼ばれる少量生産のモデルを送り出していました。 そんな日産のパイクカーシリーズの第3弾として登場したのが 日産フィガロ それまでのパイクカーシリーズ同様にレトロ調デザインのボディーをまとったこのクルマの特徴はピラーを残してリアまでが格納されるコンバーチブルのボディー 外観同様、インテリアも統一したイメージで作り込まれてます 少量生産のクルマにここまでコストをかけて利益がどれだけ出せるのかはわかりませんが、他人とは違ったクルマに乗りたいという需要が増えていたこと、少量生産でデザインの実験を行っていたということもに加え、そういったクルマを作ることが許されるバブル期の空気も大きかったのかもしれません (なんか、このオープンカーのシリーズに出てくるクルマってバブル期のばっかりな気がしますが^^;;) ちなみにこのフィガロ、イギリスではかつて専門店が存在したほどに人気だったそうで、多くのクルマが中古車として海を渡ったそうです出典:hiko206さん
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今日は休みだったのですが、気が付けばもうすでに外は灼熱で引きこもりになってしまいネタもないので今日もこのシリーズ、回を重ねるごとにマニアックなクルマになってきているような気がしますが、今回のクルマは スズキ・X-90 このクルマは1993年にモーターショーにコンセプトカーとして出品された小型SUVが海外のユーザーから好評で各国のディーラーから要請があって市販化されたもので、ベースとなったのは初代エスクード サイドからのプロポーションはどことなくそれと思わせるものを感じます ベースがエスクードなのでモノコック構造ではなくラダーフレームを持つ4WD(パートタイム)そこに寸詰まりのクーペ調ボディーを乗せた「シティーオフローダー」として考えたのでしょうか? そして着脱可能なガラストップを装着したTバールーフを採用 「4WD」「SUV」「クーペ」「オープン」の様々な要素を一台に凝縮して登場したこのクルマですが市場の反応は冷ややかで2年間で1300台程度の販売台数にとどまりました(っていうか、街でほとんど見たことないです) チョロQのようなデザイン、2シーター・・ ...出典:hiko206さん
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日本では苦戦しているオープンカーですが、その華のあるイメージもあってモーターショーのコンセプトカーとしては毎回のように魅力的なモデルが登場、我々好き物の妄想をかき立ててくれました。 そんなコンセプトカーとしてスズキが1986年に発表したのが SUZUKI RS-1 おぼろげな記憶をたどれば、確かカルタスに搭載されていた1.3Lツインカムエンジンをミッドシップに搭載したタルガトップのオープンカーで「バイクメーカーらしいコンパクトなオープンスポーツの登場か?」とメディアは盛り上がりました。 試乗記のようなものも雑誌には載っていたような・・・ 更にスズキは次のモーターショーにその発展型のRS-3を発表 より完成度を高めたモデルの登場にいよいよ市販化かと期待されましたがバブルの崩壊、スポーツカー市場の冷え込みもあってかその後話は聞かれなくなってしまったのは本当に残念でした ちなみに2代目スイフトのもとになったコンセプトS2も電動メタルルーフのオープンモデルでしたね デザインだけ見ても今でも魅力的なこれらのショーモデル、諸般の事情で市販化はなり ...出典:hiko206さん
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2003年の東京モーターショーにスバルは一台のオープン2シーターのコンセプトカーを発表しました。 スバルB9スクランブラー SSHEVと名付けられたハイブリッドシステムを採用、EJ20 SOHCエンジンと100kwの出力を持つモータが組み合わされ、モーターだけでは力不足となる急加速時にエンジンがモーターをアシスト。また、80km/h以上の速度域ではより効率の良いエンジン駆動のみで走行となります。 デザインは当時アルファロメオからスバルに移籍したアンドレアス・ザパティナスによるものでスバルのルーツである航空機をモチーフにした「スプレッド・ウィング・グリル」と呼ばれるフロント周りはその後のR2やインプレッサにも採用されました。 リア周りのデザインはかつてのアルファを思わせるイタリアンな造形です。 このクルマ自体は純然たるコンセプトカーで市販化を目指したものではないので、内装はごらんの様な「未来カー」です。 「スプレッド・ウィング・グリル」は市場での評価はいま一つだったのか結局定着しませんでしたが、かつてのSVXの後継としてこういうオープンカーがスバル ...出典:hiko206さん
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オープン中毒患者の私が過去の記憶をたどってダラダラ続けてきたこのシリーズですが、そろそろネタも尽きてきたので今回を持って一旦終了しようと思います (また思い出したら追加するかもしれませんが・・・) 最後を飾るのはやはりこのクルマ ユーノス・ロードスター 言わずと知れたマツダ渾身の力作、世界で永らく絶えて久しかったライトウェイトスポーツを復活させ、日本で初めて広く認知されたオープンカーの名車です。 いままでこのシリーズに登場してきた国産オープンのクルマたちが販売が振るわず短命に終わったマイナー車で終わったのに対しロードスターがその後4代にわたり世界的にも定評を築くことができた理由はいろいろあると思いますが、個人的に一番大きかったのは「拘り」と「間口の広さ」のバランスが絶妙だったのだと思います。 既存のモデルのオープン化ではなく、ライトウェイトスポーツとしてどうあるべきかを考えた専用設計のボディーを持ちながら多くの人が手に入れやすい価格に収まるようにエンジン等は他のモデルと共用。 モデルチェンジの際にはマニアックなユーザーからのパワーや足回りの要求の一方で時代の ...出典:hiko206さん
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