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まとめ記事
T32エクストレイル 最終型シフトパネルのレンジインジケーターLEDを前期型で点灯させる
榛名颪さん
2022/08/04
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T32の後期型(いや、きっと最終型)のシフトパネル換装を行いました。
ブーツが付いてるだけでも満足でしたが、トレーのパーキングブレーキスイッチの跡地を有効活用したいし、やはりシフトレンジの表示もちゃんと動作するようにしたいな・・・と欲が出て、いつものコダワリ地獄にハマりました。
シフトインジケーター点灯までには、信号を取り出す線が見つからないわ、欲しいコネクタが手に入らないわ、初めて駆動系に直結する配線系をイジるために頭の中が堂々巡りするわで、非常に難産でしたが、出来上がってしまうと非常に地味。
これぞ、自己満足の極み。
マネする人もまずいないでしょうが、真似する場合は自己責任で。
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1.まずはシフトパネルの換装。
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この写真のように、元々はエアーズロックジャパンのシフトブーツを装着してました。 しかし、「T32用」を謳っておきながらの汎用品バリバリの仕様で装着に悪戦苦闘。仕上がりもギリギリ自分としての合格点。 その後、裏で固定していたテープ等も剥がれてきてストレスを感じていました。 で・・・出典:榛名颪さん
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2.コネクタのピンアサなどの調べもの
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シフトセレクタ―のインジケーターランプを光らせる検討はまだ継続中です。 その前に、インジケーター周りで調べた情報を掲載しまする^^ インジケーターはピアノブラックのパネルパーツに裏から2本のビスで留められているので、パネルから単体として取り外せます。 また、インジケーター裏に基板が露出している部分があり、ここに基板直付けのコネクタがあります。この基板直付けのコネクタからは9本の配線が基板外に繋がっていて、最終的には12極(うちピン9本を使用)のカプラを介して、車体側に接続されるようです。 写真はその12極カプラです。 このカプラの写真には4段✕6穴=24穴見えますが、2段ずつ上下対になっていて、画像上から2段目・4段目がメスピン穴で、同1段目と3段目はそれぞれのピンを抜くための穴です。 使っているカプラは 住友電装 025型NHシリーズ12極F側コネクタ12P025K-NH-F でした。 昨年9月、イルミ系回路トラブルの原因究明のためにコンビネーションメーター裏のコネクタから配線を分岐しましたが、そのために用意したカプラの予備品がちょうどそのまま使えました。 カプラ単 ...出典:榛名颪さん
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3.信号はどこから取り出したらよいのか???(挫折編)
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パネルを換装したシフトレバーですが、シフトレンジのインジケーターを実際のシフトポジションを示すようにしたい!・・・・と思ってESMの回路図を今日は1日見ておりました。 結論を言うと「断念しました」。 いや、検討の結果「やろうと思えば可能」という結論までは行ったんですけどね(^^;出典:榛名颪さん
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4.パーキングブレーキスイッチの跡地利用
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シフトパネルを後期型(最終型?)に交換した際に使用しなかった、パーキングブレーキスイッチ付きの後期仕様トレー。 これ、どうにか使えないかな、と思案中。出典:榛名颪さん
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今日は、自作のスイッチブラケットのモックアップ兼型紙の作成をしました。 写真は「USB電源コネクタ兼電圧計」ですが、日産B-TYPEスイッチの形状に準拠していれば何を付けても良いようなブラケットにしたいと思います。出典:榛名颪さん
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さて、昨晩に作ったモックアップをバラして型紙にし、厚さ1.5mmのABS樹脂の板からパーツを切り出します。 上面は曲面にすることにしました。 ヒートガンでABS樹脂の板を熱し、ちょうど良い曲率を側面に持つ金属缶に押し当てて曲板も作っておきました。出典:榛名颪さん
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・・・結局、当初のUSB電源コネクタをインストールして車体に取り付けました。出典:榛名颪さん
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5.信号はどこから取り出したらよいのか???(野望復活編)
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「勇気ある撤退」と一度は言っておきながら、結局、検討してしまう・・・(^^; P-MOSFETはインジケーターLEDの点灯駆動用。インジケーターLEDを直接ON/OFFする。 N-MOSFETは、元々はプラスコントロールの信号をマイナスコントロールに変換することで、P-MOSFETのゲートへ入るON/OFFをコントロールする。 とりあえずIG電源に接続することで、エンジンがかかっている時はインジケーターも点灯するようにしてみた。 ちょっとブレッドボードに試作回路を構築してみっか(^^;出典:榛名颪さん
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しかし、シフトレンジスイッチとTCMの間のどこで、シフトレンジインジケーター用の配線を分岐するかな・・・出典:榛名颪さん
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さて、一進一退を繰り返している「最終型(?)シフトインジケーターを点灯させるぞ」プロジェクト。 諦めたわけではありませんが、追加で手配している部品が到着するまでしばらく休止します。 その間、この回路図中に示した「インジケーターLED駆動基板」部分の実装確認とか、どれだけ小さくできるかとか、検討したいと思います。 実車での配線分岐問題ですが、現在、Aliexpress、ebay、モノタロウ、ヤフオク、メルカリ、アマゾン、配線コム等々を利用して部品類を手配しつつ、自分が考え得る限りの「この部品を流用してなんとかできないかな」を模索中です。 場合よっては、T32じゃない車の中古部品の流用も視野に入れつつ・・・ 「自分はなんでこんなことにこだわってるんだろう?」 ふとそう思うときがあります。 でも答えは、胸を張って「自己満足」です。 あるみん友さんが検討され実際に実車搭載された「磁気センサーをシフトセレクタ―スイッチのシフトノブ周りに仕込む」案も、実は私も考えたことがあります。 しかし・・・ 1.具体的にはどのように磁石や磁気センサーを固定するか、良い方法を思いつかなかった。 2 ...出典:榛名颪さん
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6.方針定まる。
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「最終型(?)シフトインジケーターを点灯させるぞ」プロジェクトですが、(まだ必要部品が全ては揃っていないものの)ほぼほぼ方針が決まりました。出典:榛名颪さん
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さて、こちらも先に進めなくてはいけません。 今回のイジリのために、実は2個のF15ジューク用中古トランスミッションレンジスイッチを用意しました。 1個はそこそこ美品で、きっとそのままF15ジュークに使っても問題無さそうなモノ。こちらは本番加工用にとっておきます。出典:榛名颪さん
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本格的に加工を開始し、分岐用アダプタを製作します。 ちなみにこのトランスミッションレンジスイッチですが、トランスミッションがどのレンジになっているかをTCMに返す以外に、PあるいはN以外ではセルモータを起動させないための安全スイッチも兼ねています。出典:榛名颪さん
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さて、車内側の回路ですが、どうしたもんでしょうか・・・(^^; イルミ系とは違い、走ることに直接関わる系統へのイジリのため、安全対策には念には念を・・・のつもりで検討しておりました。 最初、リレーを使うことで、元の信号線とシフトレンジインジケーターLED点灯用電源を隔離し、万が一車内側回路でショートが発生した場合に、その影響がTCMへ及ばないことを担保しようとしていました。 更に、リレーコイルの消費電流(1個40mA強)や応答性を考えると、FETにした方が良いかなと考え直して作成したのがこの回路図になります。 しかし、当初の「LED電源系を元の信号系から隔離したい」という目的が変質してしまい、FETを介して2つの電源系が制御回路上で混じることに。 うーん、もしFETが壊れたらどうなるんだろう・・・と、これはこれで別の心配の種に。出典:榛名颪さん
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エンジンルームのトランスミッションレンジスイッチからTCMの間で分岐し、防水5極コネクタから車内に至る配線の製作です。出典:榛名颪さん
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さて、本日は日差しも無く、たまに小雨パラつく車イジリ日和。 我が家のカーポートにも、ここ最近感じることが無かった心地よい風が吹いています。 やはり、直射日光と高温は車イジリの大敵です。 これは、「今日こそ完成させよ」との神の啓示に違いない。出典:榛名颪さん
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