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2023/07/31

国策便乗、或いはおんせん県ぬる湯ツーリング2023夏 2日目その3

国のご支援を仰ぎつつ HONDA NC700X でおんせん県・豊後の絶品ぬる湯をめぐってきた話、2日目その2の続きです。


16時すぎに2日目のお宿、
長湯温泉 水神之森(大分県竹田市)にたどりつきました。長湯温泉の中心部から少し離れた高台の、まさに森の中に佇んでいます。
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NC は屋根のある薪置き場に。冬前にはここが薪でいっぱいになるそうで。
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さっそく看板わんこのシロ嬢
(2代目、6歳♀)がお出迎え。
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不審者チェック、ヨシ

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宿にはほかに看板ニャンズのアオくん(♂、青い首輪)とホタル嬢(♀、赤い首輪)も。ホタル嬢はあまりお出ましにならず、これが唯一の画像です
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アオくん「好きなだけ撫でるがよいぞ」
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本館から渡り廊下で宿泊棟へ案内され、こちらの部屋に落ち着きました。
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部屋には小さいながらテラスがついています。
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くーーーーーっ🍺(お約束)
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高台といえど外は30℃以上はありそうな暑さだったので、すぐ部屋の中に退散しましたが


でわ、さっそくお風呂をいただきにいきましょう。宿泊棟と本館のあいだに浴場があります。この日の男湯は源泉に近いという奥側の浴室です。
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含鉄-重炭酸土類泉、湯口側38.6℃。



独泉につきやりたい放題です。極楽極楽♬
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析出の浮いた手前側36.7℃。極楽極楽♬
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浴槽の底を手でさらうとフレーク状の析出がたまっていました。
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源泉の投入は十数分おきにオンオフを繰り返しているようです。部屋に備えつけの案内には「炭酸ガスが大量に発生した場合など、ポンプが止まる場合がございます」と説明されています。


じつわ、チェックインのときに女将さんから「きょうは炭酸の出が多いので気をつけて」と云われていました。なんでも朝湯に入ったら浴室の底=湯面のすぐ上に炭酸ガスがたまっていて息苦しく、すぐに立ち上がってコトなきを得た、と (^^;


実際に入ってみると、むせ返るほどではなかったものの不用意に湯に鼻を近づけると炭酸独特のツンとくる刺激とむわっとくる感じが、確かにありました。ちなみに女将さん、奥側の浴室を「危険なほう」、手前側を「露天風呂のあるほう」と呼んでました


夕餉は18時すぎから本館の食堂で。自家栽培や地元の夏野菜が並びます。コーンはかき揚げやら冷製スープに。
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豊後牛🐂もきました。柔らかくて旨いわーーー💕
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部屋に戻って水分補給したあと。
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お風呂 夜の部へ。手前側36.6℃。寝落ちしそう。危険や....
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水神之森は20年前、何もない森を切り開いて源泉を掘るところから始まったそうです。移住を云い出した現女将さんの義父で先代社長と義母(ともに故人)は東京生まれ、女将さん別府生まれの東京育ちで旦那さんは千葉生まれと、だれも長湯には縁がなかったといいます。そこから自家農園や独自のきのこドーム建設など手探りを積み重ねて、いまの姿となりました。


「自分たちや周りの人たちの終の棲家が建てたい」という夢に向かっていまも「開拓中」という「大分のDASH村」(自称)は、館内をわんこやニャンズが闊歩していたり、布団敷きがセルフなど部屋の出入りが最小限だったりと、ふつうの旅館とは趣が異なります。たとえば「静かな環境のじゃまになるから」と部屋にも共用でも冷蔵庫はありませんので、持ち込んだ🍺は食堂の売りもんドリンク用のに入れさせてもらいました。


以前はじゃらんも利用していたそうなんですが、こういう宿だと知らずにふつうの旅館だと思ってきた宿泊客から文句が出たりしたということでやめてしまったとのこと。わしが予約電話を入れたときは「かくかくしかじかで....こういうところですけど大丈夫ですか?」と念を押されました (^^;


わが家、あるいは田舎のような気持ちですごしてほしい、という宿にハマる常連さんが少なくないのもうなずけます。


この日の走行距離は 78.7km でした。
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でわ、おやすみなさい。


つづく。


撮影機材:
Panasonic LUMIX DMC-TX1
OLYMPUS Tough TG-5
OPPO Reno3 A
Posted at 2023/07/31 20:35:00

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