双璧

　産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の昨日付け配信記事から『「ビリギャルって言葉がお似合いよ」「ハンカチ以来パッとしないわね」　挑発の文言が“秀逸”　早慶戦ポスターが話題に』に、学生注目！


　プロ野球はセ・パ交流戦が始まり、今朝のスポーツ紙は昨夜の初戦に関する記事が並んでいる。
　昨年弊ブログでも記事にした、千葉ロッテマリーンズの交流戦挑発ポスターは今年も健在で、地元で活躍するプロレス団体のレスラーが登場し、プロレス技に絡めた辛辣かつ笑えるコピーが表示されている。



　昨年の記事で、この「挑発ポスター」の源流は、東京六大学野球のスタンドで応援団リーダーが発する「学生注目！」の口上なのでは？……と自説を申し上げた。
　それが正しかったことを証明する(と私は考える)、極めて秀逸かつロッテのクオリティを上回る「挑発ポスター」を早稲田大・慶應大の両校で制作、キャンパス内で掲示中とのこと。

　ロッテのポスターは敢えて安っぽさを演出している印象があり、直接的に比較するのは適当でないかもしれない。
　それにしても早慶・慶早戦のポスターは笑いを誘うキャッチコピーだけでなく、日本最古の野球リーグ戦の今シーズン優勝が懸かった最終決戦という、伝統と格式に相応しい仕上がりだと思う。


　一方で、「華の慶早戦」を前面に押し出すのではなく、画面構成上は「東京六大学野球」の文字を大きくあしらっている。
　もちろん早稲田・慶應が「東京六大学野球」の始祖たる自負はあるにせよ、法政・明治・立教・東京の6校で争うリーグ戦における一つのカードであることを弁えた、佳き配慮が読み取れる。


　我が国私学の双璧を成す早稲田・慶應の精鋭が、フィールドで応援スタンドで死力を尽くし激突する試合の行方に、是非とも注目いただきたい。
　

○選手編


○リーダー編


○ブラスバンド編


○マスコット編


○チア編