壱萬

　スポーツ紙・スポーツニッポンが運営するニュースサイト「スポニチ・アネックス」の配信記事から『「世界の車窓から」放送１万回　石丸謙二郎たった１度のピンチとは… 』に注目。

　鉄道ファンないし旅行好きはもとより、一般の視聴者にとっても水や電力の如き「社会インフラ」と化した番組なのではないか。



　ハンガリー以西のヨーロッパ全土や、マレー半島・韓国の鉄路は、私自身リアルに旅しているので番組を通じて追体験できる。
　それ以外の車窓は、いつかリアルに乗車して眺めたいと憧れつつ視る。

　結局のところ、目の当たりにした全てのシーンを愉しんでいる。



　私が鉄道ファンであり、海外を旅したい気持ちを保ち続ける限り、『世界の車窓から』を通じて「視聴」→「憧憬」→「追体験」のサイクルが輪廻していくだろう。

　そして恐らくは、同じ状況の視聴者が多数いる。だからこその、約30年一万回達成なのだ。



　この先もずっと、かつて見た車窓・まだ見ぬ車窓で、ファンを惹きつけてほしい。