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イイね!
2017年01月30日

分立

 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【米入国禁止】合憲性めぐり司法と政府の対立深まる恐れ 連邦地裁が大統領令の一時差し止め』および
 『【米入国禁止】グーグル、アマゾン、アップル…「移民」が支える米企業が大混乱』に注目。


 行政組織の上層部は、政権交代に伴って総入れ替えされるのがアメリカの常だが、過去の司法人事に関しては行政・立法の動きとは無関係に、現状を維持している。
 判事の殆どはリベラルもしくは穏健保守の政権下で任官され、定年はなく弾劾されない限り、その職に在り続ける。

 権力の暴走を阻止する仕組みである、三権(行政・立法・司法)の分立が、極めて健全に機能した結果であると言えよう。
 省みて、我が国の司法が権力の暴走に対して、ここまではっきりと物申すのか。些か疑わしく思っている。


 経済会の動きもあわただしくなってきた。
 アップルに代表されるIT系企業が憤激するのも、至極当然である。何せアップルのカリスマ、スティーヴ・ジョブズはシリア系アメリカ人だ。多様性を武器に世界を席巻してきた業界なれば、その強みを殺がれ兼ねない政策が推進されれば、自らの先行きが怪しくなる。


 自社の経営が有利になるよう、政治に働きかけて政策を曲げさせるのは論外だが、政策的誤りに対して、また殊更人権問題に関して、経済界が意見するのは社会的責任の一部であるように思う。

 
 私個人の意見、或いは希望としては、来年の中間選挙が一つの山場かと思う。
 そこまで現在の勢いを保てなければ、早くも死に体となって、何ら成果を残せぬまま残り任期を消化することになるものと推測する。
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Posted at 2017/02/01 08:37:14

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この記事へのコメント

2017年2月2日 17:54
今後トランプ政権の思惑が一定度奏功し、何年か後に、司法界の主流が保護主義的な人物に置換・占拠される可能性も、絶対にないとはいえません。
その時点になって大統領がリベラルに交代したら、今度は今と逆転した形で、米国内での足の引っ張り合いが生じるのでしょうか・・・

自身が多々ある思想信条のどれを支持するかは一旦置いといて、
もう少し、権力を取った者がある程度「やりたいようにやれる」方向へシフトした方がよい、言い方を変えれば、昨今の西側諸国ではチェック機能の過剰による障害が目に余る(結果的に政権の邪魔にしかなってない)ような気が、個人的にはしています。

わが国でも安倍政権が安定するまでの約10年、コロコロ政権が倒れて、結局いいことなんか何もなかったですよね・・・
(私、トランプや安倍政権の全面支持者ではありません。誤解なきよう。)

また、中国の猛烈な台頭は、「権力者のやりやすさ」が結果的に日米欧より適切なことも一因、という仮説について、考察する余地は一切ないでしょうか?

政治家って、知らない人にぺこぺこ頭下げてボロクソ失礼な物言いで批判され、
挙句たった4年、いや突然解散とかってもっと短期で「失業」するリスクさえ抱えた、何がいいのかわからん職業に見えます。それでも政治家になって下さる方がいることに、政党や信条とは関係なく感謝すべき、本当にそう思います。

日本がもっと貧しかった時代は、カタギに働いても貧しく、現在ほど職業に多様性もなかった(特に科学の絶対レベルが低いせいで理系の就業者数が少なかった)でしょうから、才気に溢れる人物が政治家を志す例も多かったでしょう。
日本人が経済的な余裕を手に入れた今、才覚ある人間は政治家などという「割に合わない」職業を避け、実業家、キャリア官僚、超一流企業従業員、高度技術者、医師、法曹などで「小がしこく」過ごし、政治家はそれらになれなかった層やある意味「変人」のやる仕事に「成り下がった(あえてはっきり申します)」ようにも見えます。

それは国家にとってよいことなのでしょうか?
彼らにもう少しやりがい(他人の声に振り回されず、自身の信条に正直に、それでも安心・安定を一定度保障されながら政治家をやれる環境)を与えた方がよい、そう考えます。
言うまでもなく、それが行き過ぎれば独裁に他ならず、さじ加減は重要ですが。

トランプさんの率いる米国とその影響が波及した世界、私はもう少し先まで見てみたいと感じます。(好奇心も含めて)
コメントへの返答
2017年7月23日 10:24



 こんにちは。
 コメントを頂戴してから、はや半年が過ぎてしまいました。
 長くお待たせしてしまったこと、温かく見守っていただいておりますことに、改めて深く感謝申し上げます。


 冒頭ご紹介いただいた司法界、特に最高裁判事の人選が、仰る通り足の引っ張り合いの要因となっている一方で、過度の保守化・リベラル化に対するアンカーとなっている面も否定できません。

 アメリカの場合ですと、4年または2年で「ただの人」になってしまうこともある議会議員選挙のターム、4年ないし8年の任期で交替する大統領選挙のターム、そして任期のない最高裁判事任命のタームが、それぞれ絶妙に組み合わさって、「現在のアメリカ」を造り上げているものと理解します。


 振り返って、日本の政治家を俯瞰してみれば、ご指摘のように「小物感」「変人ぶり」が際立つところに、大いなる賛意を示すところです。

 個人的には要因として、選挙制度の改変(小選挙区制)があると思います。
 例えば民進党や維新の会の保守系議員は、世が世なら自民党から出馬して、中選挙区制度の下2番目・3番目の議席を得ていたのではないかと推測します。
 彼らが政権与党から放逐され、一方で有能な人材を喪った政権与党へ、資質に問題の有る候補者が雪崩れ込んだ結果が、「魔の2回生」に代表される昨今の政治風景なのだと考えます。


 また、「権力者のやりやすさ」について、昨今の中国の台頭に限らず、ナチスドイツの電撃的な進出にも共通する、危険な要素を孕んでいるように思います。

 同じ体制を組んで、我等も害毒に染まらぬものか、注意深い検討と議論が必要でしょう。

 その間に、戦争がはじまり……という、前世紀のシナリオはトレースして欲しくありませんが。




プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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