不倫

　関西のスポーツ紙｢デイリースポーツ｣が運営するニュースサイト｢DailySportsOnline｣の配信記事から『今井絵理子議員に「裏切られた」とネット上で…教育、子育て掲げたシングルマザー』に注目。


　ふしだらな行為や禁止場所での喫煙が露見した選挙区（北海道11区）選出のエロバ○アがソープドラマなら、比例区選出のこちらは平日の夕食時間帯に放映される、少々トレンディ掛かった「略奪愛」モノか。
　高卒に対し国立大医学部卒、或いは国会議員に対して地方議員という、昨今話題となっている「格差カップル」の要素も外していない。


　民放ドラマであれば、視聴者の共感を得られず視聴率の低迷度合いでストーリー途中でも打ち切られるが、政界の不倫劇は出演者が自ら「辞める」と言わない限り、垂れ流され続ける。
　しかもメインスポンサーは国、正視に堪えない醜き映像の製作費は、国民の税金(神戸市民については地方税分が割増)から支出されている。


　黴臭い旧来の家族像を至高のものとし、その価値観を憲法にまで盛り込んで国民を縛ろうとする政権与党は、この顛末をどう捉えているのか。

　それこそ大っぴらに妾を持つことが、社会的に許容された時代に回帰したいのなら、それもよかろう。
　何なら、現在の価値観では「不倫」とされる行為も、国民の権利として憲法改正案に盛り込んでみてはどうだろうか。

　ホテルのベッドで勉強会を重ね、抜きつ挿されつ煮詰めてもらいたい。



　恥を知れ。