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midnightbluelynxのブログ一覧

2019年04月29日 イイね!

芝生

芝生 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信コンテンツから『天ケ城公園の芝生えぐれる 車がドリフト走行?の跡も』に注目。

 地元の宮崎県警・高岡署は、異なことを言う。
 車輌の進入を禁止する掲示をしていなかったから、事件化しない?

 では、花を折らぬよう注意書きしていなかったら、満開の桜を持ち去って良いのか。
 動物を殺さぬよう明示していなければ、むやみに鳥を捕獲し、野良猫を虐待しても罪に問えないのか。

 地域住民に愛されている公園の重要な施設(=芝生)が、無残にも破壊されたのだ。
 器物損壊の罪が十分に成立するように思うのだが。

 
 地元警察の判断が正しく、刑事罰は問えないものとして、民事上の賠償請求までは否定し得まい。
 公園管理者たる行政は、警察の協力を獲て実行犯を確定の上、賠償請求をするべきだ。このままでは現状復帰に要する工事費用が、全額善良な市民の負担とされてしまう。

 無為無策で放置されるなら、行政をチェックする立場の議会、およびオンブズ組織の具体的行動に期待する他ない。



 最後に、通常クルマが進入することを想定しない、市民の憩いの場たる公園の芝生広場へは、禁止表示があろうと無かろうと乗り入れてはならない。
 それは草木を傷付けたり、動物を殺戮することが禁じられているのと同様、明文化されるまでもなき良識である。

 乗り入れ自体は、掲示の無きが故に誤ったとしても、芝を損傷するような走行は明らかに故意であり、犯罪だ。


 弱腰の警察、当事者意識の薄い行政も大いに問題であるが、美しい芝生広場を破壊して恥じぬ良識の欠如、それら全ての底流に澱む日本人の劣化こそが、事件の本質であるように感じ背筋が寒くなる。

 実行犯のみならず、関係者すべてが恥を知るべし。




Posted at 2019/05/06 13:44:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2019年04月17日 イイね!

聖堂

聖堂 日本語もまともに使えない三流新聞たるを弁えず、「日本人かくあるべし」などと偉そうに高説を垂れる自称保守系紙・惨軽辛蚊のニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『大聖堂、800度の高温で尖塔崩落か 「バラ窓」やパイプオルガンは焼失免れる 絵画はルーブルで修復』に怒る。

 まずは仏国民へ、衷心からのお見舞いを申し上げる。
 その一方で、火災を報じる惨軽辛蚊の拙劣かつ低俗な言語感覚とクオリチーが炸裂する記事に接し、怒りを禁じ得ない。

 わざわざ「フランスで大火災が起きた」と書き出しているが、火災発生場所(=フランス)を明記するということは、悲惨な火災発生の事実と並び、発生場所に記事の力点が置かれてしまう。
 船舶や航空機など、国境を越えて移動する物体の事故であれば「フランスで~」と記すのは意味がある。しかし世界遺産にしてパリの中心部に永く鎮座する壮麗な建築物の火災が、英国やドイツ、はたまた遠く日本で起きるはずはない。

 記者は、パリ・シテ島に所在する大聖堂以外にも、同じく「ノートルダム」と命名された宗教施設が他に実在することを想定し、敢えて火災発生場所を明記したのかもしれない。
 その意図を斟酌するなら平易に
「大火災が発生したフランス・パリのノートルダム大聖堂で~」とすればよい。

 弊ブログが度々指摘する、言わずもがなの単語を附することで、文法的には整合していても文章として明らかにおかしい例である。


 
 惨軽よ。
 余りの下らなさに辟易しつつ、腐れ保守勢力にとって耳触りのよい、勇ましいだけの軽薄な言説を垂れる権利だけは認めてやろう。
 その前に、記者および校正担当者の再教育、または全員解雇の上での再配置を要求する。
 

 惨軽が口汚く面罵する「朝日新聞」「反日地方紙」よりも、日本語をまともに使えない稚拙な新聞社の存在の方が看過し難い。
 恥を知れ。



Posted at 2019/04/18 18:44:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2019年01月18日 イイね!

利得

利得 スポーツ紙・日刊スポーツのニュースサイト「ニッカンスポーツ・コム」の配信記事から『高知商野球部員 有料ダンス発表会出演で部長処分へ』に注目。


 余りに教条主義的、かつ矛盾に満ちた報道に触れ、怒りを通り越し呆れてしまった。
 野球部の応援は、旧制中学から歴史を紡ぐ我らが埼玉県の六高校のように専従の応援団組織がある場合を除き、ベンチ入りできなかった野球部員が務める学校が多いのではないか。

 チアリーディングのステージに野球部員を立たせたのは、甲子園アルプススタンドの興奮を再現するために必要不可欠と考え、学生たちが自ら企画したのだろう。
 その純粋な想いに、「政治的・商業的な利用」の意図があったなどと考える方がどうかしている。
 

 某全国紙のキラーコンテンツとして部数=売上げを確保し、或いは全国の予選からカウントすれば数百万人単位で集客し、人々から入場料・飲食費を徴収するイヴェントの胴元が、個人や民間企業の利得となる筈もない、学生たちが受け取った500円の入場料収入を問題視するのは如何なものか。



 問題を拡大しかねないのを承知で書き遺すが、埼玉県六校の応援団演舞ステージには、野球部始め各運動部々員も呼ばれてヴォルテージを最高潮に盛り上げる

 その会場入口では、現役・家族・OBOGに向けて各校のグッズを売っている。その利益の一部は、応援団活動のために使われるものと期待して、私を始め観客は買い求める。

 直接的に入場料を徴収するステージへ、野球部員が立ったら問題になるのであれば、物品販売の利得はどうなるのか。県高野連に問いたい。


 高知商高の学生諸氏も、入場は無料にする代わりに500円以上の目安を提示して「寄付」を募るか、物品販売は規約上問題なしとされるのであれば、会場内に広大な販売ブースを設け、がっつり稼いでもらいたい。



 高校野球に巣食うマフィアどもよ、恥を知れ。





Posted at 2019/01/19 08:10:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2019年01月04日 イイね!

修辞

修辞 在京キー局・テレビ朝日のニュース動画サイト「テレ朝news」の配信動画から『BGMや効果音満載 国民向けに正当性アピールか』に注目。



 例えば弊ブログ主が挑んだ資格試験で課される論文において、或いは汎く学術論文を執筆するに際して、必ず従わねばならぬルールがある。
 論理展開の根拠を、正確かつ明快に示すこと、そして平易で簡潔な文章表現に努めることだ。

 これらが担保されぬ論文は何ら評価を得られず、資格試験では日々駄文を紡ぎ続けた弊害で、余計な形容詞や感情的な文章表現を多用したがため、弊ブログ主は何年経っても不合格を重ねる破目に陥るのだ。



 ところで某国の実力組織よ。
 我が方に謝罪に値する問題があったとするなら、その根拠は何処にありや。
 威嚇的な低空飛行とやらを、他国(=日本)の映像に依存することなく、独自のソースに基づき立証するべきではないのか。

 それが正確かつ明快に示せるのであれば、やたらと重々しいBGMや、チカチカ動き回りクローズアップされるスーパー、そして問題解決に何ら意味を持たない「海上自衛隊の意図は?」などという愚かな問い掛けは、一切不要であろう。


 重要な外交的局面で示される、自国の利益を主張する論理展開こそ、資格試験や学術論文などよりも更に厳格な修辞法が採られて然るべきだ。



 私が試験官なら、オリジナリティを発揮する部分が10秒程度しかない貴国の論理展開など、C評価を授けることすら憚られる。
 自身の思考力を真摯に見つめ直し、改めて受験し直したまえ。









Posted at 2019/01/04 20:39:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2018年11月13日 イイね!

素養

素養 小学館発行の週刊誌「週刊ポスト」および「女性セブン」他の掲載記事をベースに情報発信するサイト「NEWSポストセブン」のコンテンツから『世の中は「簡単なこと」ができない人たちで溢れている』に懸念す。

 記事で紹介されている「国際成人力調査」(PIAAC:ピアック/参考情報URLも併せて参照されたい)について、生憎存じ上げていなかったが、なるほどOECD参加各国々民の基礎学力および素養を把握し、経済・社会政策を策定する上で必要なイヴェントであろう。

 明らかになった結果そのものへの驚きも大きいが、まず連想したのは我が国でも多くの企業が多大なコストを投じて認証を維持している品質マネジメントシステム「ISO9000s」だった。


 世界に冠たる自動車メーカー・トヨタは、直営事業所および関連企業でISO9000sを取得していないか、一旦取得したものの継続審査を受けず放棄している。
 理由は明白。トヨタが連綿と紡いできた品質管理システムの方が、遙かに高度で有効だったからである。

 確かに記事が指摘する通り世界的には、文字乃至は数字で表現される情報に対するリテラシーが低く、また複数の情報を整理・統合して処理する能力に乏しい者が多い。
 また列強諸国の支配下にある植民地、或いは独立しているものの発展途上にある地域へ先進国の企業が進出、安価な労働力を恃みに工業生産を移管する場合、教育の近代化および高度化の遅れで、現地労働者のポテンシャルを十分に引き出せない。

 そういった環境下ではISO9000sで規定する通り、一から十までマニュアルを整備し、チェックの手順を明確化、その結果を文書その他の体裁で残すシステムが、品質管理の上で非常に有効である。

 ところが日本では、遍く教育を受けた質の高い労働力が潤沢に確保できたことで、ISO9000s取得で期待される品質管理を凌駕する、高度な生産体制構築が可能だった。
 今までは………


 では、将来に亘ってはどうか。
 昨今、日本人の資質・素養もまた、相当に怪しくなっている。
 これまではどの世代・どの社会的階層に属するかとは無関係に共通認識であった筈の知見が汎く継承されぬまま、以前は考えられなかった稚拙な原因・事由での事故・事件が発生している。

 そんな状況下で、政府は外国人労働力の本格的な活用を志向し、移民を受け入れる方向へ舵を切ろうとしている。
 移民して来られる方々の資質・素養を、ここでは云々しない。むしろ平均的日本人以上に知的レヴェルの高い人は、世界中に数多いる。

 しかし、日本社会の中でスムーズに暮らしていくために必要な良識・道徳・作法といった、明文化しなくとも心得ているべき共通認識が、移民の方々に備わっているとは限らない。
 彼・彼女らの文化・風習を尊重しつつ日本社会に溶け込んでもらうためには、相当な時間とコスト、そして根気強さを以て教育を施すしかないが、果たして日本人自身が劣化著しい中にあって、達成可能なものか。些か心許ない。

 

 中段で紹介したトヨタの品質管理体制は、企業がグローバルに展開する中でも機能しているわけで、むしろ外国人労働力を受け入れるに際しても有効かもしれない。
 今のところの政府案では、一定以上の技能を備えないと労働者としての在留許可が与えられない外国人に対し、何らハードル課せられない日本人労働者が携わる製品の品質管理を担保するため、トヨタも再び「ISO9000s」に基づくマネジメントへグレードダウンせざるを得なくなる危惧を、個人的には感じる。

 自動車メーカー自身も、自社製品を買えぬような劣悪な待遇で労働力を酷使するのではなく、持続的な労働力の再生産を可能とする待遇改善および次世代育成に対する社会的な責任を果たす施策の一環として、従業員教育への直接的投資・間接的支援を進め、日本人・外国人の別なく労働力の質的向上を図るべきと考える。





Posted at 2019/08/04 19:33:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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