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midnightbluelynxのブログ一覧

2021年05月21日 イイね!

守己

守己 総合週刊誌「週刊新潮」および「新潮45」で取り扱う記事を中心にニュース配信を行うサイト「デイリー新潮」のコンテンツから『小室圭さん、中学・高校の学費は1200万円、400万円問題が解決しても消えない疑念』に不快感を示す。


 ハッキリと言う。
 誰が誰と結婚しようが、私は与り知らぬ。
 当人が良ければ、好きにするがよい。

 支度金として税金が支出されることから、納税者として注文を付ける向きもあろうが、皇族の行動を貨幣価値に結び付けて拘束するのが、果たして正しいのか。それは裏を返せば、支払った税金に見合う行動ができない皇室なら要らない……ということになりはしないか。
 「日本国民の総意に基づく(日本国憲法第1条・天皇の地位)」判断がそうなのであれば、致し方あるまいが。

 
 若いカップルを捕まえて、親類縁者でも無い者が無思慮な発言を繰り返す中にあって、特に今回の「デイリー新潮」の記事は、極めて醜悪だ。
 一介の青年に対し、「安分守己」なる四字熟語を示して「本分を守り、身の丈にあった生き方をしろ」と宣う。
 週刊誌風情が、一体何様のつもりなのだろうか。


(※一部限定公開)


 プリンセスが選んだ小室氏の来し方が、親や本人の知恵や努力に基づかず、あたかも全て怪しげな手段に拠るものだったかのように言い切る根拠は、何処にあるのだろうか。
 かつて皇室と国民との隔たりを、東西冷戦で生じた「鉄のカーテン」に準えて「菊のカーテン」と表現したことがあったが、現在の状況は国民の側から「菊のフィルター」を振り翳し、少々歪められた理想像を見ているように思う。

 所詮は、小室氏に対する好悪の情を、あたかも社会的歴史的な重大事であるかのように膨張させて、捏ね繰り回しているだけである。




Posted at 2021/05/21 20:17:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2021年05月19日 イイね!

解職

解職 中部地方を本拠とするブロック紙「中日新聞」が運営するニュースサイト「中日新聞web」のコンテンツから『署名偽造容疑で田中事務局長を逮捕 知事リコール不正』に注目。

 本人及び関係者へ捜査の手が及び、外堀が埋められつつあったなかで、ようやく核心人物の逮捕に至った。

 自身の主張と世論との乖離に気付いた時点で、運動は速やかに撤収されるべきだった。
 某院長からの巨額提供資金に目が眩んだか、或いはパトロンの主張に忖度して後に退けなくなったのか。何れにしよ、民主主義の健全性を汚した罪は重い。
 恥を知り、率直に罪を認めて猛省するべきである。
 パトロン氏もまた、法的な判断はさておき、道義的に同罪と断じる。

 
 それにしても「また腐れ維新か」と思わずに於かない。
 リコールに関連して捜査を受けている関係者は、この度逮捕された核心人物を含め維新関係者が多い。

 極めて低劣な遵法意識はエリアを問わず共通しているのか、私の地元でも選挙に際し、違法なポスター掲示を多数の公共施設に行った候補者がいた。
 リコールが成立しなかったのと同様、敢え無く落選したが、当然である。

 国政政党の幹事長が、野党第一党に対し「日本にいらない政党」などとのたもうたが、私に言わせれば「維新こそ日本にいらない政党」だ。


 維新の目的のためには違法行為も許されるのであれば、左翼テロ集団と本質において大差がない。
 「民主主義へのテロ」に対する反省なく、遵法意識を高められないのであれば、即刻政治の世界から退出するべきだ。






Posted at 2021/05/19 09:10:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2021年05月15日 イイね!

袋叩

袋叩 在京キー局・日本テレビが運営するニュース動画サイト「日テレニュース24」の配信コンテンツから『北角さん、現地に向け「あなたたちが希望」』に安堵す。


(※一部限定公開)

 先週、大学の先輩が所用で渡航した。
 向かった先は、軍事クーデターで混迷を極めるミャンマー。
 ただゝゞ日本から御身の安全を、帰国まで祈り続ける。
 
 もしかしたら、先輩を送り届けた折り返しの航空便だったのかもしれない。
 ミャンマー軍事政権に拘束されていたジャーナリスト・北角裕樹氏が解放され、無事の帰国を果たした。
 外交努力を通じて、日本政府の責任である邦人保護のメカニズムが完全に機能したことを、まずは喜びたい。


 しかし、世間は静かである。静か過ぎる。
 ネット上で、北角氏の行動を口汚く批判する意見は見当たらない。

 シリアで取材中イスラム国に拘束され、やはり日本政府の外交努力の成果として開放された安田純平氏を袋叩きにした人々は、一体どこへ行ったのか。なぜ口を噤んでいるのか。


 ミャンマーが、クーデターで奪取した政権とは言え、一応は国家権力の支配が及んでいるエリアだったから?
 国家間の対称的な交渉が可能で、解放に際し身代金支払いなど、誘拐犯罪の要素が無いから?
 政変が発生する前から現地で暮らし、取材活動を続けていたから?

 私に言わせれば、どれも明確かつ具体的・合理的な差異とは思えない。


 例えば、安田純平氏の解放に際して問題となった身代金。
 ミャンマー軍政が暴虐の限りを尽くしているとしても、イスラム国よろしく直接的に「〇万ドル払え。さもなくば首を切り落とす」とは言わない。言う筈が無い。
 代わりに日本政府は、政府開発援助の安定的な継続或いは事業の追加を要求され、呑まされた……のかもしれない。
 それは身代金の支払いと、何が実質的に違うと言うのか。

 結局のところ、安田純平氏に対する批判(と言うか、単なる罵詈雑言)は、氏が少々生意気そうで態度が気に食わなかったから、という理由に尽きるのではないか。これでは理不尽かつ幼稚な「いじめ」でしかない。

 
 ジャーナリストの存在意義を理解せず、利害渦巻く国際関係の実際に暗く、極めて軽率かつ薄弱な理由で安田純平氏を袋叩きにしながら、北角裕樹氏の解放には何ら反応しない人々へ、私は大いなる矛盾を指摘し、その浅はかな言動を衷心より非難する。

 北角裕樹氏の今後の活躍に注目し、氏と共にミャンマー市民の安寧と民政回復を願うとともに、氏と入れ替わりに半ば人質となってしまった先輩の安全を祈り続けたい。

Posted at 2021/05/15 14:52:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2021年05月11日 イイね!

悖逆

悖逆 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『「会長は接種を希望しておりません」 スギHDがおわび』に呆れる。


 安倍某政権の時もそうであったが、この国は何時から、インサイダーを過剰に保護したい余り、アウトサイダーにとって傍若無人な忖度が罷り通る世の中になってしまったのだろう。

 仕えるボスの予防接種を繰り上げようとして、行政へ圧力を掛けた秘書。
 大口納税者の機嫌を損ねまいと、無理筋を通した行政。

 それぞれ私利私欲で動いたわけではなく、少なくとも自分の権能の及ぶ範囲内において「最善」の選択をしたつもりなのだろうが、社会的に見て些かも悖逆(はいぎゃく:正道に背くこと)なく正しい行いであるかどうか、冷静な目で俯瞰する力・問題に気付く鋭敏な感覚・遅滞なく拒絶する勇気を、それぞれ欠いていた。


 別の報道では、会長夫妻は接種会場へいそいそと向かっていた途上で問題が発覚し、予約が取り消されたとある。
 「会長夫妻は接種を望んでいない」というコメントと明らかに矛盾しているが、果たしてどちらが正しいか。
 当日の会長夫妻の行動が事実であれば、自明であるように思う。


 企業としての謝罪リリースながら、一流政治家の如く「秘書が勝手に」的な言い訳を散りばめているが、この件だけ「勝手な忖度」をやらかしたわけでもなかろう。
 日頃から無理を押し通すような指示を出していた、或いは秘書が押し通した無理を、会長夫妻が黙認し公私に亙り利益を得ていたと考えた方が腑に落ちる。

 社会的に認められない無理筋を押し通したのは秘書であり、それを受け入れたのは副市長であるが、彼らへ有形無形の圧力を及ぼしていた会長夫妻の責任、こと秘書に対する使用者責任は免れ得ず、謝罪に際し「秘書が~使命感ゆえに」などと余計な文言を挟み込むべきでない。
 誰あろう会長夫婦自身が、社会的にどう見られているのか冷静な目で俯瞰する力・周辺の人間が引き起こす問題に気付く鋭敏な感覚・問題が生じた際は遅滞なく真摯に謝罪する勇気を、それぞれ欠いていたことになる。


 よく「立場が人をつくる」と言われるが、今回は関係者すべてにおいて「立場が人を狂わせ」てしまった。
 また、当該会長はまもなく開催される株主総会で、経営の第一線から退く予定であるとされる。最後の最後で、まさに「晩節を汚した」ものである。

 私は、狂わされるような立場ないし社会的地位には到達していないが、自らの行いが社会的に見て正しいかどうかを俯瞰し、些かなりとも悖逆のなきを期する努力だけは尽くさんと心得、今回の件から教訓を得たい。



Posted at 2021/06/17 23:43:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2021年05月09日 イイね!

長征

長征 全国紙・朝日新聞のニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『ロケット長征5号の残骸がインド沖に落下 中国が発表』に懸念す。

 ステレオタイプな差別になりかねないことに注意しつつ苦言を述べるならば、日本各地で大陸中国からの滞在者が、ごみの排出ルール(日時・分別)を遵守せず、多大な迷惑を及ぼしている状況と通底しているように思う。
 大陸的な大らかさで、細かいことを気にしない、そんなのは誰かが片付けてくれる、或いは自然に消えるとでも思っているのかも知れぬが、宇宙開発レヴェルの話となれば街角の放置ごみの比ではない。
 残されたごみは数百トンに及ぶ鉄塊にして、猛スピードで地上に衝突してくるのである。



 ロケット名称の「長征」とは、国民党政府との内戦に疲弊した中国共産党が、苦境打開を期して江西省瑞金から陝西省延安までの12,500㎞を、国民党軍の追撃をかわしつつ徒歩で大移動したエピソードを指す。
 戦死や病気・過労等に因る脱落で、出立時10万の兵力が数千にまで減ったとされるが、「長征」のおかげで中国共産党は辛うじて命脈を保ち、かつその途上で毛沢東が権力を掌握して指導者の地位を確立した。
 大陸中国における共産主義革命の歴史において、いわば旧約聖書における「出エジプト記」の如くに神憑りでドラマチックなイヴェントにつき、中国共産党は重要な歴史的転換点と位置付けている。

 日本に置き換えるなら、立場が逆となり追撃遠征になるが、飛鳥時代からの「蝦夷討伐」が挙げられようか。
 これもやはり日本にとってエポックメイキングなイヴェントで、近世の終わりを見届けた最後の将軍・徳川慶喜まで、行政を担う幕府の最高責任者に与えられる正式な官職は「征夷大将軍」となっている。
 では大陸中国に倣い、日本の宇宙ロケットの別称として「征夷」を採用しよう……としたなら、大多数の人々は否定的に受け止めるだろう。
 その辺り、中国人と日本人とのメンタリティの大きな違い(良い悪いではなく)が見て取れる。


 日本のH-2A/Bおよび後継のH-3ロケットとの比較では、長征5bロケットも本体をブースター4機が取り巻く構成で、よく似ているように見える。
 しかし決定的に違うのは、日本のHシリーズが2段式となっているのに対し、長征5bは高度200km程度の低軌道への衛星投入に特化して、多段式を止め構成を簡略化している点である。
 多段式のロケットは、ブースターおよび1段目をコントロールしながら自国領海内もしくは安全な公海上に落下させるのに対し、長征5bは巨大なロケット本体が宇宙空間まで到達し、燃料を使い切ってコントロールを喪ったまま浮遊してしまう。
 これが国際的に非難されている、危険極まりない落下物の正体である。
 
 多段式においても、本体との比較でだいぶ小さいとは言え、2段目は衛星を放出した後にコントロールを喪いスペースデブリと化すが、この点も日本の最新型ロケットH-3からは改善されている。
 一部の運用に限定してではあるが衛星を切り離した2段目ロケットが地球を一周した後、地上からのコマンドにより残余の燃料で逆噴射を行って減速、万が一にも燃え残りが地上へ落下しないようコントロールされた状態で大気圏に再突入させる。
 宇宙開発の大きな障害となるスペースデブリの抑制と、地上の安全を同時並行かつ高い次元で達成している。

 この辺り、ごみの排出ルールを細かく定め、街路をきれいに保つ日本人のメンタリティが、科学技術分野でも反映されて成果を上げているのだとすれば、大いに誇っていいのではないか。



 ちなみに、ロケットの打上げ国が何らかの損害を引き起こした際に、無限の無過失責任を負うことを定めた「宇宙損害責任条約」を、直接的に宇宙開発を手掛けていない国を含む87ヵ国が批准している。
 宇宙ロケットおよび人工衛星を打ち上げた実績のある国々は、大陸中国を含め悉く参加しているが、万が一具体的な損害があった場合に、中原の支配者はどのようにふるまうだろうか。
 また、あからさまな大陸間弾道弾を「自国開発したロケットだ」と言い張る北朝鮮は、この条約を批准していない。

 無保険車で街路を暴走するが如き、或いは、保険には入っているし綺麗で豪華なクルマではあるが、ドライヴ中にタバコやら食べ残しやらを次々捨て去っていくが如き所業を、国際社会は看過し兼ねる。

 両国の猛省と真摯な改善を求める。













Posted at 2021/06/19 17:11:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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