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midnightbluelynxのブログ一覧

2024年06月07日 イイね!

転籍

転籍 TBS・JNN系列の地方局・tbc東北放送のニュースから、本日付『仙台市営バスのシートに東京都営バス「みんくる」が いったいなぜ? 調べてみたら「やむにやまれぬ」事情』に注目。

 シート布地にあしらわれたキャラクター”みんくる”を残したまま、仙台市交通局へ転籍した都バスの話題。
 仙台市交通局でまだまだ使用可能な車輌を、東京都が売却してしまった事情が記事からは読み取れないが、東京都交通局では燃料電池バスの導入を積極的に進めており、余剰となったディーゼル車が入札に掛けられた……ということなのだろう。

 シート布地を特注しているバス事業者は他にもあり、例えば横浜市交通局の車輌は、マリンタワー・日本丸(帆船)・ベイブリッジのイラストが織り込まれている。
 こちらも、その状態で売却された中古車輌があるようで、稀に再現ドラマなどでバス乗車のシーン撮影に使われ、特徴的なシート布地が映っていることがある。


 鉄道車輌などと同様、バスにもマニアがいて、各地に転籍した車輌を追いかけ記録し、ネット上に公開されている方もいらっしゃる。
 何を隠そう、私自身も”プチマニア”で、乗車する際には前方ドア脇にある銘板を読み、メーカー(1社のみ記載の場合もあれば、シャシとボディのメーカーがそれぞれ記載されている場合もある)を確認するのが癖になっている。
 いわば”都落ち”とは言え、都心の渋滞激しい街路でストップアンドゴーを細かく繰り返すより、道路事情の良い地方の道を快走する方が、バスにとっても楽であろう。
 末永く杜の都の足となり、できれば私も乗りに行きたいと願う。


 なお記事中の地名について、
  実沢→さねざわ
  愛子→あやし
  定義山→じょうぎさん
 と読む。

 実沢は東北自動車道沿いにあり、旧中山道に面した古くからある街である。
 戦前まで炭酸泉を利用したラムネ工場があったが、現在は天然の炭酸を商業ベースで採水している事業者はいないようで、ガスを噴出する井戸だけが残されている。

 愛子は仙山線に駅があり、天皇家の内親王と同じ表記であることから、ご存じの方も多かろう。

 定義山には阿弥陀さまが鎮座しており、門前で振舞われる三角形の油揚げが美味しくて有名である。


Posted at 2024/06/07 08:53:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2024年05月23日 イイね!

七十

七十 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「讀賣新聞オンライン」の配信記事から、本日付『注目された公用車「ランクル70」落札者が決定、価格は329万9998円「100台に1台くらいの珍しい車両」』に注目しつつ、苦言を呈す。

 記事中、「(売主である大船渡市)農林課が国土の現地調査業務で使用してきた」とあるが、「国土」って何だ?。
 地方自治体の農林課が、外地で現地調査に携わる筈もなく、管轄エリアは須らく「国土」であることに間違いはない。しかし「国土」なる言葉が定義する範囲が余りに広汎過ぎる。
 県によっては「県土」という語を用いる(青森・岩手・栃木・群馬・千葉・埼玉・山梨・三重・徳島・福岡・宮崎などは、インフラ系の部署が「県土整備部」となっている)場合もあるが、大船渡市の管轄エリアは、更に狭い「市土」(⁉そんな言葉は目にしたことも無いが)でしかない。

 以前にも苦言を呈したが、こういった「言わずもがな」ないし、微妙にピントのズレた言葉の用法は、読んでいて気持ちが悪い
 他メディアの記事でも「国土」の語が読めるものがあり、どこかの通信社がまともに推敲せず配信した記事に安易に乗っかって、自社の紙面に掲載したマスコミが多かったのだろう。
 人手の足りない地方紙ならまだしも、天下の讀賣新聞が何事であろうか。
 率先して用語の誤りを見つけ、正してから掲載するべきである。


 さて、記事の本題に戻り「ナナマル」の落札者が決まったとの報。
 下馬評でも300万オーヴァーが囁かれていたが、ほぼその通り(約330万円)となった。
 2001(平成13)年の新車登録であれば、既にフロントはリーフリジットからコイルスプリング化されていて、少々マイルドになったとは言え、それでも国産車最強クラスのヘヴィーデューティーモデルであることに変わりはない。

 昨年、業務で訪れた某官庁でも、同じモデルのナナマルを公用車として保有していて、運よく同乗させていただく機会を得た。
 その官庁では、基本的にオンロードしか走らないものの積雪時や、非常時に舗装エリア外に進入しなければならない事態や、舗装エリアそのものが破壊されてしまう事態に際し、ナナマルの走破性は欠かせない。
 ただ、近々更新が予定されており、同じランドクルーザーシリーズにするか、もっと安価なFFベースのモデルにするかは未定、とのことだった。

 大船渡市や、私が訪れた官庁のように、更新の時期を迎えたナナマルが他にも多数あり、もしかしたら次々公売に懸けられて、目が離せない状態になるのかもしれない。

 
 それにしても、昨今のクルマ不足から中古車価格全体が値上がりしている中、特にランドクルーザーなど人気モデルの価格が暴騰している状況が、如実に顕れている。
 売出し400万円なら私が14年前、やや古い年式ながらキャラクター丸カブリのゲレンデを買った際のプライスと、大差ない。
 公用車ではなく、未納の税金の代わりに差し押さえられたメルセデスが公売に懸けられることがあるが、そこにゲレンデが出てきたら、一体幾らになるものか。

 愛車をいいタイミングで買えたと喜ぶべきか、今後の価格高騰に憂慮(オーナーなのだから、むしろ期待?)すべきか。
 ナナマルの行方と併せ、思案してしまった。


Posted at 2024/05/24 08:49:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2024年03月17日 イイね!

甘蕉

甘蕉 月に何度か買い物に訪れる西友新座店の店頭に、不思議なオブジェが置かれている。
 巨大なバナナ‥‥‥、しかもナンバーの付いたトレーラー上に。

 フルーツ専門の商社・ユニフルーティジャパンのプロモーションで、夕刻のため既に活動は終了していたが、撤収作業中の担当者さんが最後の後片付けの最中だった。
 店側(トレーラー進行方向右側)に向いた窓部から、サンプルの配布をしていたのだろう。
 駐車場側(同左側)には出入口があり、中を見せてもらったがまんま「バナナの内側」という体だった。
 これでは夏の盛りは暑かろうと思ったが、そこは対策万端、連結部に室外機を置き家庭用のクーラーが装備されていた。

 ナンバーが神戸だったので、担当者さんに「そちらからですか?」と尋ねると、そうだと仰る。
 自分も牽引をするので、「4t車か何で引っ張ってこられたのですか?」 と重ねると、自分は設営と撤収までで移動は与り知らないとのこと。
 移動は専門の業者に依頼しており、予め指示した場所に設置したら設営担当者に逢わず退出、撤収も設営担当者が全て片付けたら、移動を見届けずに帰ってしまい、周りに誰もいなくなった状態のトレーラーを引き取っていくのだそうだ。

 実際の移動に際しては、街路樹の枝などからオブジェを保護するために、カバーを掛けたりするのだろうが、街中を巨大なバナナが疾走するシュールな光景を想像して、独り笑ってしまった。



 またいずれ、どこかのスーパー店頭でプロモーションが行われると思うので、見掛けられた方はサンプルを味わいがてら、トレーラーを観察していただきたい。
 そしてできることなら、どんな車輌が牽引ヘッダーとして用いられていたか、弊ブログ主にお知らせ願う。






Posted at 2024/04/26 23:06:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2024年01月10日 イイね!

肝要

肝要 老舗有力経済誌・東洋経済が運営するサイト「東洋経済ONLINE」の配信記事から、本日付『格安中古100万円ポルシェ購入2年、維持費の真実~カイエンの車検代やガソリン代などを大公開』に注目。

 私のカブリオよりも10年新しい、初代カイエンを100万円そこそこで購入し、所有・利用してきた中で負担したコストを紹介する記事。


 記事の本筋からは外れるが、このカイエンと同じような年式・属性のゲレンデがあったとして、100万円どころか「100万円台(~199万円)」で買うことも難しいのではないだろうか。

 何度か話題にしているが、私のカブリオは中古として購入当時の値段で、今でも売れるのではないかと、お世話いただいたショップから云われている。
 カイエンのオーナーさんがお読みになっていたら、大変申し訳ないのだが、冷静に「資産価値」として見た場合に、ゲレンデとカイエンの格差は歴然と評さざるを得ない。

 誤解の無いように付け加えると、「カイエン」は私の中では大変好きなクルマの1台である。もしポルシェセンターで契約書に判を衝くなら、カイエン一択とまで思っている。
 どちらかと言えば、質実な兄弟車「トゥアレグ」の方が好きなのだが、そこはVWならではの実用性に重点を置くか、ポルシェの走りを期待するかで、評価が分かれよう。

 そして何より、ゲレンデもカイエンもトゥアレグも、各ブランドにおけるメインストリームから外れた孤高のモデル、言い換えれば「仲間外れ」モデルと云えやしまいか。
 各ブランドのラインアップにおける「疎外感」に、大いなる同情を禁じ得ない。


 併せて、同じくらい大いに共感するのが、記事中盤で字数を割き記述している「安心して任せられるショップの必要性」である。
 国産・輸入を問わず、一定程度の時間を経たクルマを維持するには、「安心して任せられるショップ」のバックアップが欠かせない。

 勿論、新車正規ディーラーに任せることがベストと考える方がいらしてもいいのだが、新車販売で利益を上げる組織にとって、古い車の面倒を見ることにインセンティヴを見出せるものかなと、私は疑問に思っている。
 どうしても新車販売に比べ、利益を上げにくいから請求額も過大になり、オーナーは自然と「ここまでお金掛けるなら新車かなぁ」と誘導されてしまう……、のではないだろうか。

 徹底的に整備された中古車を適正な価格で販売し、その販売車を的確かつリーズナブルにメンテナンスできる設備とスキルを備えたショップは、古いクルマの整備こそがコアコンピタンス(=中核的な能力ないし競争力)である。
 販売した中古車を買い取って、再度別のオーナーへ販売することもあるので、いい加減な整備をして致命的な故障を招いたら、結局は自社の損失になってしまう。

 好きなクルマを永く乗りたいオーナーにとって、新車ディーラーではない「ショップ」こそ最も頼れる存在であり、程度の良い中古車を探す以上に「面倒見の良いショップを探す」ことが肝要と考える。


 前半で「資産価値」を云々したが、そんなものは些末な話で、カイエンオーナーにとって頼りになる佳きショップが存在することを、同じドイツ車とは言え別ブランドのオーナーながら、衷心より喜ばしく思っている。
Posted at 2024/05/26 11:25:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2021年06月10日 イイね!

奉還

奉還 陸・海・空の乗りものニュース・コラムサイト「乗りものニュース」と同じ運営元が展開する自動車総合情報サイト「くるまのニュース」配信記事から『トヨタ新型「ランドクルーザー」世界初公開! 14年ぶり全面刷新で300系へ 2つの顏&新エンジン搭載』に注目。

 モデルチェンジが噂されてきた「陸地巡洋艦」が、満を持して300系にスイッチするとの記事。
 リリース解禁日が今日だったのか、各メディアが一斉に報じている。


 それにしても、である。
 高級感やカタログ上のスペックは向上しているのだろうが、こと「ランドクルーザー」として見た時に、些か太りすぎてはいないだろうか。
 2世代前の100系がリリースされた際も、高級化・ソフト化が批判されたが、今思えば100系ですらスリムでマッチョに思える。
 

「『ランクル』でしか走れない道がある」
「どこへでも行き、生きて帰って来られる相棒であり続ける事。これがランクルの使命」
 と開発主査氏は胸を張るが、私はこのクルマを駆って、南欧もしくは北アフリカの旧市街地に多い狭隘な街路を走り回れる自信はない。
 「ランクルでしか走れない道」を究めた先で、城壁の門が狭くて脱出できませんでした……となりかねない。

 売れ筋の高級SUVラインナップを充実させたいトヨタの思惑は、とても良くわかる。
 しかし、「ランドクルーザー」の名を冠したクルマを、無為に弄り回してよいものか。

 スカイラインからGT-Rが分離独立したように、トヨタ製高級SUVも「ランドクルーザー」を卒業し、大政奉還するべきではと思う。



 ちなみに「くるまのニュース」では別記事で、「陸地巡洋艦」の上を行く“地球巡洋艦”「アースクルーザー」なるキャンピングカーを紹介している。
ベースは、我らがウニモグ。記事に拠ればダイムラーが直接コミットしているようにも読め、だとすればメンテナンスなどの面で非常に心強い。

 「ランドクルーザー」へ大いなる敬意を払いつつ、私としてはやはりシュトゥットガルトの方へ意識が向いてしまう。

Posted at 2021/06/10 09:08:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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