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　昨年暮れから地下鉄の窓上広告ポスターに掲載されていた、東京･お台場の｢パナソニックセンター東京｣での恐竜展に、最終日前日になってようやく行ってきました。

　東京メトロ有楽町線豊洲駅からお台場の無料循環バスに乗車。バスはパナソニックセンター東京の車寄せまで着けてくれます。

　大き目のホール1室だけのイベントですが、レプリカながら実寸の全身骨格標本や、本物の化石に触れるコーナーなど、入館料無料とは思えない充実の展示で親子とも満足。
　メセナなんて言葉が認知されてから随分たちますが、このメセナはパナソニック電工の企業力の大きさを見せつけるイベントでした。


　恐竜展以外にも、パナソニックセンター内の152インチフルHD３D映像体験シアターを観て退出。傾きかけた陽を浴びながら、ゆりかもめの国際展示場正門駅まで歩き、一駅だけゆりかもめの先頭車に乗車しました。青海駅で下車し、次はパレットタウンへ。
　早速トヨタのパビリオン、MEGAWEBの体験試乗｢ライドワン｣の予約端末に取り付いて、試乗車のチェック。
　以前は一律300円を徴収されましたが、最近は無料の試乗車があります。そんな無料試乗車の中に、運よく以前から乗りたいと思っていた｢FJクルーザー｣があったので、グレーのクルマを最も早く乗れる夕刻の時間に予約しました。

　1時間半ほど体験試乗を待っている間に、パレットタウンの広場に設置された大きなプールの中へ、巨大な風船の中に入って泳ぐ?走る?暴れる?というアトラクションがあり、子どもが体験。風船内に閉じ込められるわけですから、冬しかできないアトラクション。酸素消費量の多い大きな子だったら、酸欠にならないのだろうかと少々心配しながらも、無事制限時間を消化。子ども本人は至って元気＆ご満悦。

　他にも、ヒストリーガレージ内の懐かしいトヨタ車を子どもと見物しながら過ごしていると、集合時間に。
　受付や乗車までの手続きは以前と変わらず。前の回の人たちが周回するのを見ながら待機します。
　ようやく、私達の番。グレーの巨大なFJクルーザーの前に立てました。一周して傷の確認。この辺は普通のレンタカーとおんなじです。

　車内は、良くも悪くもアメリカン。とても大きな車内空間ですが、２ドア。ゲレンデのショートおよびカブリオも２ドアですが、1.5倍は有るかと思うよな幅の広さ。どう活用していいものか悩みます。
　暗かったので内装の質感はあまり観察できませんでしたが、安っぽい反面、ラフな使い方にも耐えるタフそうなイメージ。ゲレンデがアナログの軍用航空時計なら、FJは当に｢Gショック｣。良い悪いではなく、キャラクターの違いで私はこちらも好きです。

　２周する間、ちょっとラフなブレーキングやハンドリングもテスト。以前試乗した先代プラド＆サーフよりも、トレッドが広い分安定感は抜群。先代プラド＆サーフで気に掛かった、急ハンドルを切ると前輪の荷重が抜ける感じがなく、サスペンションの性能も満足いく水準。これなら売れるわけだと納得して試乗を終えました。


　冬の夜は早く暮れ、お台場はもはや夜景。最後に、再度ゆりかもめの先頭車に乗り、レインボーブリッジ～汐留～新橋の夜景を最後のアトラクションに、帰宅しました。