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　熱烈なカープファンのみん友さんが、昨夜の対ジャイアンツ戦での敗退・首位陥落にがっかりされていたので、共感の気持ちと「今日の予告先発は野村で、やっぱりカープがナンバーワン」とのコメントをお伝えした。

　カープ先発投手陣の柱・野村祐輔は、2008年-2011年シーズンまで明治大の選手として、1年生の春季シーズンから活躍した。
　1年生の秋季シーズンでは、7試合・34回2/3を投げ抜き自責点ゼロ=防御率0.00を達成。不動のエースとして君臨した4年生まで勝ち星を積み重ねること30(12敗)。野村祐輔以降に、防御率0.00および30勝を達成した投手は、出現していない。



　今日の野村祐輔は、6回途中で1失点し降板。先発投手としてはもう少し粘って欲しかった気もするが、バッターとしての野村祐輔は、3打数2安打2打点と大当たり。
　ジャイアンツ長野のエラー？とも判定されかねない、微妙な打球およびプレーであったが、明治大時代から打撃センスを発揮していた野村祐輔ならでは打席だったとも言える。

　指名打者制を布く東都大学野球と異なり、東京六大学野球の投手は打席に立つ。
　エース級のピッチャーだと、先勝を期して第1戦に先発したら第2戦のリリーフまたは第3戦の先発に回ることが一般的で、追々打席に立つ機会は多くなる。
　
　そんな中でも4年生当時の野村祐輔は、春秋の両シーズンとも打率3割オーヴァーを記録している。



　投打に活躍し、しかもチームは首位に再浮上。東京六大学OBのエースピッチャーとして、最高の貢献である。そして、私の「予告通り」の展開になった(笑)。

　鯉幟のシーズンだけでなく、夏の盛りを過ぎて秋風が吹く頃になっても、野村祐輔の活躍でカープが首位に留まっていて欲しいものだ。



　野村祐輔の後輩たちは、前節の空き週を経て、次週「血の明法戦」。
　2番手ピッチャーの水野(3年・静岡高)は、4試合・18回を投げて今なお自責点ゼロ。このまま勝利を積み重ねていけば、野村祐輔以来の「防御率0.00」を達成できるかも知れない。

　ゴールデンウィーク最後の娯楽として、神宮球場の応援席を選ぼうと思っている。