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2017年10月19日 イイね!

団栗

団栗 老舗有力経済誌・東洋経済が運営するサイト「東洋経済ONLINE」の配信記事から『小池にはまった「どんぐり」たちの大変な末路~元の木阿弥?「希望の党」崩壊で民進再結集か』を嗤う。

 誰が言ったか「緑のタヌキ」も秀逸だったが、「小池にはまってさあ大変」も、読んでからこみ上げてくる笑いが止まらない。



 与党・自民党ですら成しえなかった、最大野党の崩壊をもたらした小池氏の手腕を、政界は驚きを以て受け止め、或る者は慄き、或る者は狂喜乱舞した。

 記事中にある通り、崩れ往く古巣に後ろ足で砂を掛けて脱し、前議員は命脈を保ち、新党は次期政権与党を窺う勢いで躍進する……はずだった。

 ところが小池氏以下取り巻き連中の不作為で、追い風は猛烈な逆風へと変化し、恐らくは多くが「前議員」のまま選挙後を迎えることになる、と東洋経済誌では分析している。



 私の意見は、結論は同じでもプロセスがやや異なる。
 節操無く雪崩をうって新党に合流した、民進党前議員こそが致命傷だったと考える。
 小池氏や側近の失言は、有権者が嫌い、軽蔑した前議員の「節操の無さ」を強調・増幅したに過ぎない。

 
 また、東洋経済は政局を童謡に例えたが、私は架空の艦隊戦を思い浮かべた。

 最新鋭のミサイルを装備し、情報戦に長けた駆逐艦が、古ぼけた巨大戦艦を攻撃し、撃沈に成功した。どうやら内通者の破壊工作も奏功したらしい。

 ところが沈没の間際、主砲から放たれた徹甲弾が命中。今のところ炸裂はしていないが、どうやら駆逐艦の内部で腐食性のガスを放出し、艦の機能が次々侵されている。
 徹甲弾の炸薬も不発だったわけではなく、超遅発の信管が装備されていたようだ。起動するのは今週末辺りか。それまでに管内で充満するガスを無害化・排出し、砲弾を処理できなければ……。

 
 一方、旧式の巨大戦艦は、艦体の殆どが波間に沈んだが、着底鎮座してそのままの姿勢を保っている。そして破壊されつくした外装を隠れ蓑に、深部ではやや赤味がかった色の新型戦艦が建造されている。


  
 現時点では戦果が確定していないが、損傷が甚大なのは旧式の巨大戦艦でなく、多種多様なミサイルで武装し、アンテナを張り巡らして情報戦を仕掛けはするが、実は装甲がペラペラで火力も劣る、緑色の旗を掲げた駆逐艦の方だった。

 そもそも本当に情報戦が得意なら、巨大戦艦が降伏もしくは自沈を選ばねばならぬ状況へと追い込み、いよいよ再起が叶わなくなってから手を差し伸べても、遅くはなかった。

 不用意かつ中途半端な攻撃を仕掛けたがため、相手に反撃の機会を与えたばかりか、作戦後に回収した内通者自体が毒ガス?時限爆弾?を抱えて転がり込み、艦内で自爆せんとしている。




 この余りに無様な艦隊決戦を、歴史の一場面として眺めるなら、それもまた一興。
 しかし戦費は、我々へと付け回される。安っぽい駆逐艦が放棄・除籍されればまだしも、万が一浮揚の上で修理、なんてことになれば、その費用も負担しなければならない。


 やや赤味がかった新型戦艦が持ち帰るであろう「コスモリバースシステム」に賭けるか。
 はたまた盤石の支配体制を布く総統閣下に恭順し、あらゆる白紙委任状を与えるか。

 いずれの選択も採りうるが、少なくとも暗く澱んだ水面を漂う、腐りかけたドングリを小池から救い出して芽吹かせることはない。


Posted at 2017/10/20 00:58:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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