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2017年11月15日 イイね!

海蛍

海蛍 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『海ほたる航空灯台、明るさ10倍に…騒音軽減へ』に注目。

 東京湾を横断する道路インフラである「アクアライン」の洋上施設「海ほたる」に付与されている、航空インフラとしての任務についての話題。
 羽田発着便を頻繁に利用される方はご存知かと思うが、風向き次第ではアクアラインを眼下に眺めながら、滑走路にアプローチする場合がある。その際の飛行機は、海ほたるの航空灯台に導かれタッチダウンに至るようだ。


 昨今、国土交通省は「インフラを賢く使う」=ストック効果を最大化する方針を示しているが、莫大な予算を投じて開通させた洋上道路を、単に2地点を結ぶ線(=一次元)としてだけでなく、面的(=二次元)・空間的(=三次元)に活用してきたわけで、佳き先例として水平展開する価値が高かろう。

 一方で、記事の内容には懸念も残る。
 道路上の信号機であれば、視認し易くなれば安全性は増すだろうが、航空灯台の場合はそうでない。
 視界不良の状態で危険な着陸をせぬよう安全上の観点から、海ほたる灯台を視認できるか否かを目安に飛行ルートの選択を下してきたものを、光量を増し視認し易くするというのは、本末転倒の印象を否めない。


 現在は計器着陸装置や新しい航空管制システムの整備が進み、未整備の頃であれば閉鎖されてしまうような天候・視界不良状態でも安全に着陸できるようになっている。
 光量を増してまで、海ほたる灯台を視認できるか否かを判断材料に置く意味を、いまいち理解し兼ねる。

 その辺り、もう少し国土交通省当局の詳しい説明と、讀賣記者の掘り下げを願いたいところ。

 自動車好きであると同時に航空ファンでもある私は、今後も継続的に情報収集と学習を進めつつ、機会を見付け海ほたるに出向き、着陸する飛行機の姿を眺めてみたい。




Posted at 2017/11/17 17:28:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 飛行機 | 日記

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何シテル?   04/18 19:29
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