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2020年10月09日 イイね!

切分

切分 総合自動車情報サイト「Response」の配信コンテンツから『メルセデスベンツ、Gクラス や GLS を電動化…新戦略を発表』に注目。

 脱炭素社会への移行が叫ばれる中、産業部門に次ぐ排出量がカウントされている運輸部門の主力である自動車を、そう遠くない将来に完全電動化する動きが具体化し始めている。

 ガソリンスタンドのネットワークを始め既存の燃料インフラをどう造り替えていくか、今なお隠然たる影響力を持つ石油メジャーや産油国の反撃を受けるのではないか、ライフサイクル全体での環境負荷は改善されないのではないか等々、電動化には疑問が多く残ることも事実であるが、遅かれ早かれ内燃機関を搭載したモビリティは過去帳入りさせられるのだろう。

 その中で、我がゲレンデがどのような立ち位置を確保していくのか。些か不安で仕方がないが、その一端が読み取れる記事である。


 個人的に注目しているのは、電動化云々よりも、「G」のサブブランド化だ。
 元々、メルセデスの厳格なヒエラルヒーには馴染めず、乗用車ラインナップから疎外されてきたモデルである。
 昨今はSUVのラインナップ強化の流れを受け、全てのモデルが「G」をイニシャルに据えた名称に統一されて、そのトップに君臨する……かと思いきや、ヒエラルヒーのトップはGLSであって、やはりゲレンデの立ち位置は浮いたままになっていた。

 メルセデスとしては、管理や取扱いに困るゲレンデを、体よく切り分けてサブブランドへ押し出し、ラインナップのヒエラルヒーを純化したい意図が読み取れる。


 「AMG」や「Maybach」と並ぶサブブランドとして「G」が新設されるということは、少なくとも名称だけは電動化の時代を迎えても、命脈を保つことができる可能性が出てきたわけで、喜ばしいことに変わりはない。
 しかし実売されるモデルが、現在のような質実剛健を具現化したようなスタイルを継続採用すると決まったわけでもない。

 果たして旧モデルのオーナーが、何の迷いもなくスイッチし得るモデルに進化してくれるものか。
 将来的な方向性が示されたとしても、心配が解消しない。



Posted at 2021/07/24 01:32:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記

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