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midnightbluelynxのブログ一覧

2011年10月31日 イイね!

新聞報道から

新聞報道から 朝日新聞の記事『自動車取得税の廃止検討 政府税調、消費活性化を狙う』と、『大型トラックもHV 長距離用で開発、燃費1割改善』に注目。

 前者は私の持論、「保有」ではなく「使用」に課税すべき、という主張にも沿うもの。
 もはやぜいたく品でもなんでもない自動車に対する、懲罰的ともいえる課税は公平性の面から問題が多い。
 不公平感の是正、ではなく自動車販売の拡大策、という点にスケベ心を感じなくはない。しかし、重い負担を嫌い若者の自動車離れ著しく、高齢化と相俟って国内市場は長期縮小傾向。
 公平性改善と同時に国内自動車市場に対するカンフル剤となるかどうか。



 後者は、これまで不利とされてきた長距離トラックへのハイブリッドシステム採用の記事。
 アップダウンの大きい日本の道路事情やトラックの重量を逆手に取って、ハイブリッドシステムの回生効率をあげた、ということだそうだ。

 確かに、一昨年前までほぼ毎週東北道を往復していて、那須以北のアップダウンの激しさはドライバーの疲労を増幅すると同時に、燃料消費を増やす。プリウスでも上手に走らないと、燃費が伸びない。

 ハイブリッドシステムの欠点を補うハード面の改善のみならず、プログラムなどソフト面での改善も大きく進んだことだろう。
 燃費の改善幅が一割というのは一見少ないように思うが、日々長距離走行をこなすトラックにおいては、例え一割と言えど削減される燃料とCO2の総量は膨大。環境にも運送会社にも優しい。


 この技術がトラックやバスだけでなく、大型RVやフルサイズのバンへのハイブリッドシステム採用に際してフィードバックされるのか。
 こちらも今後の展開に注目。

 

Posted at 2011/10/31 07:03:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2011年10月30日 イイね!

睡眠

睡眠


 先週木曜日から、ママが海外出張中。
 木金と、長男が姪宅にお泊り。
 
 よって、木金は次男と二人暮らし。昨日は長男が帰宅して三人暮らし。


 特段特別なことをしなければならないわけではなく、近くに住むおばあちゃん(実母)が、食事を中心になにかと世話を焼いてくれるので、仕事が倍になるでもない。
 ただ、夜寝る段になってちゃんと寝てくれるかが心配だった。

 私は大概、晩酌をした後ほろ酔い心地で寝てしまう。
 長男次男は、ママに本を読んでもらいながら眠りに就くのが習慣になっている。

 酔っ払いさんが本を読み寝かしつけられるものだろうか。


 木曜の晩、次男は「ママは?」「ママはいつ帰ってくるの?」と泣きべそをかきながら泣き疲れて寝てしまった。
 金曜の晩は、少々「ママは?」「お兄ちゃんは?」とぐずっていたが、絵本を読んであげて寝かしつけた。
 土曜の晩は、お兄ちゃんが帰ってきて安心したのか、次男の我侭がでてきてお話を一つ読んだら寝る約束が、読み終わったら「もう一つ読んで!」とせがむ。
 長男は疲れて寝るモードだったので明かりを消して強制終了。次男はしばらく怒っていたが、怒り疲れて寝てしまった。




 パパでも十分寝かしつけられることを証明できたが、もう一つ発見したことがある。
 ママが一緒に寝ていると、次男は何故かうなされて起きる。
 お兄ちゃんに喧嘩で負けた悔しさなのか、パパに叱られたことが納得いかないのか、夜中から未明に掛けて数回「やだ!」「ダメ!」と叫び泣き喚く。

 パパが厳しく叱るから、トラウマになっているのではないかとママは言うが、パパと過ごした三晩、うなされて起きることは一度もなかった。
 次男が寝惚けているのに、私が気付かなかったということも考えられなくはないが(イビキがうるさくてママが口と鼻を塞いでも起きないくらい、いつも眠りが深い)、三晩とも、しかも1回も気付かないということは考え難い。

 
 寝惚けて起きるのは、ママが知らず知らず次男を潰しているんぢゃないのか?
 今日の深夜に帰ってくるので、明日の朝にでも言ってみよう。




Posted at 2011/10/30 10:00:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2011年10月29日 イイね!

完遂

完遂



 前回献血したのが「おおみや鉄道ふれあいフェア」の日で、今日はジャスト2週間後。全血はまだできないものの、成分献血に協力してきた。

 自宅から最も近いのは川越のルームだが、池袋に用事があったので池袋のルームに予約。
 池袋にあるルーム2室のうち、ひとつは改装のため長期休業中。週末であることも加わってルームは少々混んでいたが、予約を入れていたため大して待つこともなく済ませてきた。

 最も混雑する週末でも1室で対応できるのなら、わざわざ2室体制を取る必要はないような気もする。万が一、ビル設備の故障等で池袋のルームが全滅するのを防ぐ危機管理なのかもしれないが、それにしても両方とも東口に配しているのはどうかと思う。
 立教大学があり若者が多い西口にも配置したらバランスがとれるのではないだろうか。




 献血ルームでドーナツやらお菓子やらを食べてしまったため、お昼を食べ損ねてしまった。
 1500時ごろ、おやつをたべたい長男とマクドナルドに行きハッピーセットを注文する。

 そろそろプラレールのキャンペーンも終盤。集め漏らしている最後のひとつ、500系新幹線をゲットすべく、長男と幸運を祈った。


 最初に出てきたおもちゃは、袋の上から手で確認してみるに、両方ともスクエアな形状。
 若干スラントがかかっていたのはEF510、片端両サイドに板状の突起があるのはC57と踏み、交換をお願いする。
 然ほど混んでいなかったので、店員さんに「尖ったやつがいいんですけど」とリクエストしてみる。

 取り替えてくれた2点は、何れもエッジ形状。ひとつはノーズ部分に明確な鼻筋があったので、N700系「さくら・みずほ」と踏んだが、もうひとつは円錐形に近いので、「これか?」と期待がかかる。


 家に持ち帰って、長男と開封。
 ひとつは、やはりN700系。予想通り。

 最後のひとつは、、、、、、ようやくゲット!。500系新幹線だった。
 長男も大喜び。


 屋根が開いて内装が見れる、というだけの比較的単純なギミックだが、コレクションを完遂できた喜びを子どもたちと分かち合った。














Posted at 2011/10/30 03:40:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2011年10月28日 イイね!

撤退

撤退

 東急車輛製造㈱のニュースリリース『会社分割(吸収分割)および事業譲渡に関するお知らせ』に注目。

 報道ではなく、同僚から文書を見せられて知った。
 勤務先に絡むのは、新明和工業に譲渡される立体駐車場と特装車の事業だが、個人的にはやはり鉄道車輌事業の行方。譲渡先は最大の需要家でもあるJR東日本とのこと。

 
 東急車輛製造は、米Budd社のライセンス生産から始まったステンレス製車輌の製造を、スーパーコンピュータを応用した綿密詳細な構造解析に基づく軽量ステンレス構造に進化させたメーカー。
 国内各社もステンレス車輌を製造するが、それは旧国鉄がステンレス製の電車を本格導入するに当たり各社から公平に調達しなければならないため、強制的に東急のノウハウを公開させたから可能になったことで、全て東急車輛の技術の延長線上にある。
 言わば「恩師」でもあるBudd社は既に車輌製造事業から撤退。国内のみならず世界に伍して競争してきた東急の独自技術によるステンレス車輌製造も、市場の縮小や材料費始めコスト高騰による採算悪化には抗えなかったようだ。

 製作した車輌があまりに優秀すぎて、自ら首を絞めてしまった面も否めない。
 オールステンレス車黎明期の傑作、東急7000系(現7700系)や京王3000系は、半世紀近く経た今でも未だ現役で活躍している。余剰となっても、地方私鉄に売却され重宝されている。
 鋼製車であればとっくにリプレイスされ、車輌新製の需要が生まれていたかもしれない。



 JR東日本は東急車輛から、「新津車両製作所」設立に際して技術協力を受けているので、事業の引受け手として最も適切な立ち位置にいるとは思うが、現在生産しているのは自社の通勤形車輌と、その派生形式(東京都・相鉄・小田急)のみ。
 特急形や外国向け車両、JR貨物向けのコンテナ製造も、JR東日本で手がけるようになるのだろうか。ある程度取捨選択されてしまうのだろうか。

 官民挙げて鉄道技術の海外輸出を目指していることを考えれば、自社・連結子会社での車輌の一貫生産体制は、技術の一体性保持と輸出に際してのコストダウン・利益確保に資する。
 新幹線技術ばかりがクローズアップされているが、私たちの日ごろの生活を省みても、新幹線が移動需要の全てではない。
 狭いゲージにヨーロッパ並みのサイズの車体を載せ、時速100キロを超える高速で高密度の運転ができる日本の在来線技術だって、世界に誇る最高水準の技術だ。
 どんなスペックの鉄道でもいい。日本の技術が活きる輸出を成功させてほしいものだ。


 趣味的には、このところの新しい電車は規格品ばかりになり、面白みを喪っているように思う。
 JR東日本の下、新会社が魅力的な新車輌を開発・生産できるか。目が離せない。












Posted at 2011/10/29 06:01:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2011年10月27日 イイね!

紙屋の旦那

紙屋の旦那



 大王製紙の創業家三代目が、百億を超える金を自社・傘下の子会社から引き出し使途不明になっているという事件。
 金額の大きさも然ることながら、これだけコンプライアンスだのガバナンスだの騒がれている中で、なんの咎めも躊躇いも無く現金が引き出されていたことに驚きを禁じ得ない。

 有力実業家の家庭に育ち、一般人と金銭感覚が異なるのは致し方ないと思うが、それにしても億単位の金をカジノや、これまた博打のような金融取引に投げ込める神経が、私には理解できない。

 その金は、大王製紙従業員一人ひとりが汗して稼いだ金である。
 取引先・関連会社の協力があって初めて成り立つ事業が生み出した金である。

 しかも大王製紙は創業家の放漫経営で破綻し、会社更生法の下で再生した企業だ。企業再生に当たって、保有債権をカットされた取引先もさぞ多かっただろう。資金回収できず倒産した企業もあったに違いない。
 そうした企業の涙と血の怨嗟を踏み台にして熨し上がってきた会社に、無駄遣いできる金があろうはずも無い。

 大王製紙幹部は、従業員・取引先に対し真っ先に謝罪すべきだ。
 私は一消費者として、自ら生産した鼻紙より軽い経営者の、燧灘に積もったヘドロより汚い放蕩のための資金調達に協力してきたつもりはないので、ケジメがつくまで同社製品の購入をボイコットさせていただく。




 紙屋の騒動として忘れられないのは、それぞれ100億円以上もの巨費で購入したゴッホ・ルノワールの貴重な絵画を、「自分が死んだら一緒に燃やしてくれ」と言い放った大昭和製紙(日本製紙に吸収統合)名誉会長の齊藤了英である。
 人類共通の遺産を、私物化した上に滅失せしめんとした発言は、少なくとも文化や芸術を理解した人間のものではない。

 実業家としてもワンマン経営の末に大昭和製紙の業績を悪化させ、長弟と交代して一旦は経営から退いたものの、業績が回復すると再び経営に介入。長弟から引継いで社長となっていた次弟を解任。自分の息子を社長に据えるなど、上場企業の経営者として現在の感覚・ガバナンス体制では容認し難い放漫ぶりである。

 件の絵画にしても、「燃やす云々は言葉のあやで、死後は国か美術館に寄贈する」と言い逃れたものの、その約束は実行されなかった。
 いわゆるゼネコン汚職の宮城県ルートに絡み、宮城県知事に対する贈賄容疑で逮捕・起訴され名誉会長職を辞任。裁判で有罪(執行猶予)となり、判決が確定した翌年に病死しているが、死亡した時点で絵画は銀行に差し押さえられていたという。
 結局何れの絵画も、本人や息子の株取引失敗による借金返済のため秘密裏に売却され、所在不明もしくは個人収集家の手許で非公開となっている。


 日本有数の製紙企業、創業家によるワンマン経営、企業業績の悪化または倒産、再建するも再び創業家に因るスキャンダル浮上・・・という大まかな道筋は、大昭和製紙・大王製紙両社に共通する。
 
 大昭和製紙は企業統合の波間に沈み、優秀な技術者・従業員と、東日本大震災で甚大な被害を蒙りながら1ヶ月で操業を再開した岩沼工場を始めとした生産設備を新会社に引継いで消え去った。
 大王製紙はどうなることか。

 鼻紙よりも軽く、燧灘に積もるヘドロよりも汚い経営者が居座る余地が無いことだけは、確かなようだ。 
 

Posted at 2011/10/27 17:02:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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