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　今日は長男の幼稚園行事「お遊戯会」。

　この少子化のご時勢に、かなり大人数の園児を囲っている幼稚園のため、1000人収容のホールを借り切って開催される。
　そのホール、私が高校時代にもイヴェントごとでたびたび借りていた場所なので、親子二代で舞台に立つことになるのだが、当時私は裏方さん。マイクスタンドの設置撤去、ドラムのセッティング、PAブースでの音響演出で舞台に関わったことはあっても、スポットライトを浴びたことはない。

　長男は、午前中の学年全体での楽器演奏、午後のクラス男子による出し物で舞台に登場。都合2回スポットライトを浴びた。


　他のクラス・学年の子たちの出し物も、なかなかよく考えられていて面白い。
　年少さんの出し物を見ると、来年入園予定の次男が次はやることになるんだなーと思うし、年長さんの出し物を見ると、次は長男がやるのだろうがこんなことできるのかなーと少々心配になる。


　まぁ、それぞれの成長段階で精一杯の頑張りを見せ、楽しんでくれればそれでいいのだが。




　ゲレンデが車検から上がってきたのが先月末。それからの10日間で1回、僅かな距離乗っただけなので、先週は仕事中でもふとシートのレザーの匂いがしてきたりして、明らかに禁断症状が出ていた（苦笑）。

　ホールまでの往復一時間弱。家族のお供をしたゲレンデにとっても、久々の「やや長距離」運用でイヴェントごとを喜んでいたに違いない。

　お出掛けのママと長男を駅に送り、私と次男は駅から歩いて帰ってきた。
　
　9時を回ってもまだ低い陽光は、全身に浴びると暖かいものの、日陰の空気を温めるに足りず、況してや結氷した水溜りや畑の霜柱を消し去る力もない。


　順光で写真を撮ろうとしたら、次男はあからさまに眩しそう。



　冬の盛りの朝ならではの光景でした。

　出かける間際、ふじみ野市では雪が降っていた。

　バスが大幅に遅れていて急いでいたのと、余りに手がかじかんでしまってカメラを取り出す気にならなかったのとで画像を得ていないのが残念だが、バスに始まり東上線も、何でか地下鉄も大きく遅れていた。

　気象庁の発表では、東京は初雪と認定されていないが、間違いなく成増駅(板橋区)ではボタン雪が降っていた。



　どこから進入したのか、このところ五月蝿いハエが居間を飛び交っていたが、今朝見たら床上で動けなくなっていた。それほど寒かったのだろう。
　有り難く鯉の餌になってもらった。


　我が家は断熱もよく、床暖房にしているので凍えるほど寒くはならないが、それでも暖かい布団から抜け出すのに勇気の必要な季節。


　皆様ご自愛くださいませ。

　今日は日米開戦70周年の節目。


　私は真珠湾に1度だけ行ったことがある。
　まだ戦艦ミズーリは現役(再就役中)で、真珠湾に保存される前だったが、洋上の｢アリゾナ･メモリアル｣に立ち、兵士たちの眠る海面に目を遣った。

　時折、ポツポツと油膜が浮かび上がる。アリゾナの燃料タンクから漏れ出る重油は、未だに枯れることがないそうだ。

　癒えぬまま膿を孕み血が滲む傷のように、現在でも生きている戦争の痕跡だった。

　


　アメリカの謀略に嵌り、止むに止まれず開戦したのだという見方がある。
　先ごろの報道でも、フーバー元大統領がルーズベルトの騙まし討ちを批判していた証拠のメモが見つかった、とあった。

　歴史的事実として、確かにその通りなのだろう。
　ただ、もしそれが故日本に戦争責任はない、などと短絡するなら、大いに間違っている。


　国益が無遠慮にぶつかり合い、権謀術数渦巻く国際社会において、騙されたほうが｢負け｣なのだ。
　無謀な戦争で国民の生命と財産を喰い潰したばかりか、独立をも喪った原因を「アメリカに騙されたから」などと云うなら、世界で物笑いの種となろう。
　
　
　戦を避けるべく外交交渉を重ねるにあたり、時に大国から露骨な干渉を受け、屈辱的な条件を提示され、世論の同意なきまま受諾を迫られるのは、交渉ごとの常として当然の成り行きだ。
　昔の日本が選んだように、むしろ戦って滅びる方が楽かもしれない。


　しかし国家の為すべきは、国民の生命財産や独立を担保に入れて博打をすることではない。
　困難な道を歩むとしても、外交戦略を駆使して戦いを回避しつつ独立を維持し、国民の生命と財産を護ることこそ、国家の役目であり存在意義だと考える。


　｢ルーズベルトの謀略｣で犠牲となった日米双方の将兵幾万柱。
　日本もアメリカも、犠牲者に報い、犠牲者に恥じ入ることのない国でいられたかどうか。改めて見直す機会にしたい。


　黙祷

　当ブログ｢おすすめスポット｣でご紹介させていただいているスパゲッティーの店｢エトナ｣が、年内で閉店する。
　入居ビルの老朽化で、いよいよ立ち退かざるを得なくなってしまったようだ。

　ランチの｢手札のうちの1枚｣というだけでなく、ここでの週1回の食事は楽しみだっただけに、喪失感は深い。


　しかしママさんは、銀座界隈での再開を期していらっしゃるようで、再開の暁には連絡が付くように記帳もしくは名刺の留置きを依頼された。
　数多くの人が応じていた。


　再開を熱望されるなぞ、｢喰い物屋｣冥利に尽きるだろう。
　私も再開、そして再会を待ち望んでいる。

　仕事納めまでにあと2回はいけるだろうから、閉店前の最後の味を噛みしめることにする。