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midnightbluelynxのブログ一覧

2012年10月06日 イイね!

書写

書写 冷蔵庫に、長男が一生懸命書き記した詩が貼られている。
 SMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞。幼稚園で合唱の練習して憶えた曲なのだそうだ。


 親バカの誹りをスルーさせて貰うなら、長男は比較的言葉の発達が早く、気に入った歌の詞は短期間で暗記してしまう。
 NHK教育テレビの子ども向け番組「日本語であそぼ」内で、金子みすゞの詩に曲を付けてコニちゃん(元大関小錦)が歌う「私と小鳥と鈴と」は、特にお気に入りである。
 いつか長門・仙崎の金子みすゞ記念館に連れて行ってあげたいものだ。


 まだ自分で言葉を紡ぐ能力はないが、世に銘文と讃えられる詩や文を目にし、記憶することで何時の日か自分の言葉として表現ができるようになるだろう。
 その第一歩としては、良いスタートを切れたと思っている。




 私の経験でも、他者の文を書き写すという行為はとても有意義だ。
 中学生時代、朝日新聞のコラム「天声人語」を1年間だけだが書き写していた。あの短いコラムの中で冒頭と結論の話題が全く異なりながらも、破綻なく文章として成立していることに感銘した記憶がある。
 受験勉強が忙しかったかなにかで途中放棄してしまったが、書き写しているうちに他紙のコラムと読み比べて面白さに優劣を付けたり、同じ「天声人語」でも日によって出来不出来を評論できるようになった。

 
 いざ自分が文章を著すようになって参考になったのが、またも朝日新聞になってしまうが、名物記者だった本多勝一氏の著書「日本語の作文技術」だった。
 本多勝一氏については、かなりアクの強い左翼イデオローグ故に、主張や行動に対する嫌悪をお持ちの方もいるとは思うが、殊この「日本語の作文技術」に関しては、簡潔かつ解りやすい文章を造り上げるエッセンスに溢れている。
 古い書籍だが、まだ新しい版が流通しているようなのでご一読をお薦めしたい。

 普通の文章に限らず、ブログを記す際にも「目から鱗」の思いをされるだろう。

Posted at 2012/10/06 08:52:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2012年10月05日 イイね!

識字

識字 東大阪市広報「市政だより2012年8月1日号」に注目。

 50代で学習を始めるまで文盲だった女性の記事。今朝のNHK「おはよう日本」0600時台で紹介されていたのを拝見し、感銘を受けた。
 
 夫が出征し母子だけが残された戦時下、読み書きができなかったばかりに、具合の悪くなった子どもを病院に連れて行っても手続きが解らないし書類も書けない。
 もたつくうちに診察時間が終わってしまい、受診できなかったお子さんを無念にも亡くしてしまう。


 戦時下の混乱と人心の荒廃という特殊な社会状況下とはいえ、明らかに困っている母子を放置した病院の対応が一番問題だとは思うが、「あの時読み書きができていたら」と今でも後悔する女性の気持ちは察するに余りある。



 読み書きに始まり、常識・道徳・所作・法規・経済その他生きるに必要な知識を得ぬまま暮らすのは、不幸であると同時に、そのこと自体が罪である。
 それ以上に貧しき国民に教育を授けず、手続きに固執し病に苦しむ子を見殺しにする病院を放置しながら、無謀な戦争に国富を投じた当時の行政に怒りを覚える。


 弛まず学び続け、今は毎朝の新聞が楽しみという女性は米寿を過ぎて御歳八拾九。これからも楽しみながら知識を吸収し、長生きしていただきたいと願う。
 振り返って我々も、学ぶことを止めていないか、知的成長を諦めていないか、無知が故に社会に迷惑をかけていないか、常に見つめ直す必要がある。
 

Posted at 2012/10/05 08:17:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月04日 イイね!

悟空

悟空 日経トレンディの記事『なぜ、ソフトバンクはイー・アクセスを買収したのか?』に注目。


 周波数帯の拡大やLTEサーヴィスの充実を目指して買収したであろうことは、私のような門外漢の目にも明らか。なので記事の内容については、「あぁ、やはりそうだったのね」程度のもの。




 私のモバイルデータ通信機器の事始めは、まだ「mova」ブランドだった初期のデジタル携帯電話をPDAに接続してのアクセスだった。
 固定回線では常時接続が普及していたが、モバイル回線ではまだ完全従量制で、こまめに切断→ダイヤルアップを繰り返さなければ通話料金支払いで泣きを見る状態。いちいちコードを接続してダイヤルアップするのも面倒で、最初のうちは面白がってアクセスしていたが半年程で繋がなくなった。

 次に手にしたのはAIR-EDGE。携帯電話としては廃れてしまったPHSが、起死回生を期して始めたデータ通信サーヴィスを東芝のノートブック購入と同時に導入。常時接続ではなかったが、料金は定額制になり都市部限定ながら全国の出張先や単身赴任先の仙台で活躍。
 当時は動画サイトが今ほど充実しておらず、アクセスした記憶があまりないが、通常のサイト閲覧やホームページ管理に当たってはストレスなく使えた。


 そのAIR-EDGEも、イーモバイルに交代。
 きっかけは東芝のノートブックの故障。マザーボードが破損しており、まだ活きていたHDDを取り出した上で修理を断念。後継機は更にコンパクトでハイスペックなデルのノートに決まったが、その頃は家の新築や次男の誕生で支出がダダ漏れ漏れ状態。PCに割ける予算がない。
 そんな危機を救ってくれたのが、イーモバイルを新規契約すればPC本体は1万円にしてくれるキャンペーンだった。
 月額料金は若干割高だが、イーモバイルはプロバイダ契約が不用なので差し引きでトントン。通信速度は向上しておりむしろ割安になっている。
 しかもAIR-EDGEの契約はちょうど東芝機が故障した月の更新で、データをサルベージできたのと併せ不幸中の超幸運。リプレイスを強く後押しした。


 イーモバイルは動画サイト閲覧は勿論、赴任先の仙台への新幹線往復に際しても、沿線にトンネルがない那須塩原駅以南は安定的に接続ができ、とても便利に使えた。
 故障に伴う機器更新が2度あったが、その度に割安で更新できるキャンペーン中(代金1円で、代引き配送してくれたヤマト運輸さんに1円玉を渡して受取った)だったり、使っていない妻の端末が手に入ったり(イーモバイルのSIMは簡単に入替えできる)して、途切れることなく利用。
 現在は最新のLTE端末に切り替わり、引き続き私のデジタルライフの中心で活用されている。



 ・・・・・・・・・・・・・と、つらつら個人的なことを書き連ねたのは、訳がある。

 最初の「mova」を除く、「AIR-EDGE」「イーモバイル」は共にソフトバンクの傘下入りしている。
 私としてはソフトバンクと契約を交わしたつもりは一切無いのだが、結局最後はソフトバンクのネットワークを利用している顧客、ということにされてしまっている。
 妻は元々ソフトバンクのi-phoneユーザーで、i-phone購入時に無償提供されたポケットwi-fi端末を使っていたのだが、料金の高さに辟易して「イーモバイル」に切り替えたらソフトバンクが追いかけてきて呑み込んでしまった。

 天界を暴れまわっても結局お釈迦様の手から出られなかった「孫悟空」になった気分である。
 そういや、ソフトバンクの社長も「孫」さんだった。




Posted at 2012/10/04 07:06:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記
2012年10月03日 イイね!

腫瘍

腫瘍 デイリースポーツの記事『流通ジャーナリスト金子哲雄さん 急死』に注目。


 存命中は、あの独特なテンションの高さが苦手で個人的には好きな人物ではなかったが、訃報で来し方を眺めてみればなんと同世代。

 学校は違うが私と同じ私大文系出身で、短期間だが就職された石油元売りには、私も就職活動で訪問し面接を受けていた。もしかしたらどこかですれ違っていたかもしれない。


 私は石油業界に進むことは叶わなかったが、今の勤務先で石油関係の業務に延べ5年携わっていた。分野は違うが、現在の肩書きは「コンサルタント」。異分野といいつつ、取り扱う対象は結構ラップしていたりする。

 今更に親近感を感じても仕方無いが、金子氏の番組出演シーンを思い浮かべつつ、これからの活躍が期待された働き盛りの急逝を悼みたい。合掌。



 しかし、親近感を感じるのはここまで。
 亡くなられる原因となってしまった「カルチノイド」なる病名を今回初めて目にしたが、一般的な癌に比べ発症率は格段に低く進行も緩慢なものの、腫瘍の一種である以上誰でも、もちろん私も罹患し得る。

 病に親近感を感じる、なんて事がないよう、そして家族を遺して早死にする事がないよう、心せねばなるまい。

Posted at 2012/10/03 07:25:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2012年10月02日 イイね!

再生

再生 今日は資源ゴミの排出日。
 ダンボールや紙パック、そして布の回収がある。

 子どもたちが愛用していた寝間着や肌着が小さくて着られなくなってしまったので、先週から排出に備えてストックされていた。
 寝間着は女性用の肌着で有名なワコールの製品で、なかなかの高級品。親類から頂戴して以来、真夏の時期を除き連日使用されてきたが、綻びは全く無い。
 ただ色褪せやくすみは如何ともし難く、バザーなどに出して他人様に再利用してもらう程のクオリティはない。さりとて引き裂いた上で雑巾やウエスに貶めるのも忍び難く、そのままの姿で回収してもらうことと相成った。


 ザリガニが脱皮して成長していくように、子どもたちも次々服を取り替えて大きくなっていく。
 不用になった服が出るのは、慶ぶべき成長の証に違いないのだが、まだ寝間着としての形を保っている愛用の品を手放すに際しては一抹の寂しさを禁じ得ない。



 しかし何時までもそんな感慨に浸っている訳にはいかない。どこかで思い切らなくては、我が家は古着だらけになってしまう。そしてゴミ出ししたら直ぐに出掛けなければ、連日の遅刻になってしまう。

 思い切りついでに、夏限定だが10年ほど活躍した私の半袖ワイシャツを一挙に処分することにし、子どもの寝間着と一緒に袋に詰めて集積所に置いた。
 共にリサイクルを経て、新たな命を吹き込まれて活用されてほしいものだ。



Posted at 2012/10/02 08:17:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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