midnightbluelynxのブログ一覧

　今日でこの世が終わるらしいと聞き及び、小金を持っていても詮無しと散財してしまった。

　『オンリーメルセデス』誌(12月号)　￥1,300.-
　『GENROQ･SUV』誌(vol.2)　￥1,500.-
　『鉄道ファン』誌(2月号)　￥1,200.-
　『Nゲージマガジン』誌(冬号)　￥880.-


　ここまでで合計￥4,880.-。
　本来はここに『RMM』誌(2月号)￥1,300.-が加わるはずだったが、生憎売り切れていて明日以降に先送り。それにしても、趣味の雑誌如きに￥6,000.-以上も費やすなど、無駄遣いの極致である。


　『オンリーメルセデス』誌はAMG特集。オマケとして特製タオルが附されており価格が例月号よりも高い。
　「ドリキン」こと土屋圭一による最新G63のインプレッションを掲載。誌面後半には、私がお世話になっているショップが企画したアウトドアイヴェントのレポートもあった。私がいつか買いたいダブルキャブのウニモグも参加されていたようで、参加できなかったことに後悔しきり。

　『GENROQ・SUV』誌にも同じ広報車を用いたG63のインプレッションに加えて、「最凶のG」65のインプレッションを掲載。
　ゲレンデのカスタム記事中に、リフトアップしてミッキートンプソンの46inchタイヤを履かせたG500があったが、まるで弊ブログ画像に度々登場する「ミニ四駆」(今日の画像でも右隅にあり)。さすがにここまでやろうとは思わないが、ヘタリ気味の我がカブリオのサスを交換する際に若干の車高アップを考えている私にとっては、参考になる記事。
　ゲレンデ以外では、モロッコをロケ地にしたレンジローヴァー各モデルの記事が面白かった。

　『鉄道ファン』誌は新幹線特集。ちょうどよいタイミングで、青函トンネルの新幹線(25kV)/在来線(20ｋV)共用区間で使用される複電圧仕様の電気機関車EH-800型の試作車がロールアウトし、新車ガイドで紹介されている。
　この機関車の標準軌仕様車を製作すれば、軸重の問題が若干心配なものの全国の新幹線網に載れる機関車となり得るわけで、リニア新幹線開業で容量に余裕ができた東海道新幹線区間での貨物列車運行や、車体が大きくて走行音の静かな夜行列車の運行などが考えられる。
　このところ退潮著しい機関車の未来を拓く存在として、機関車好きの私が注目する車輌がデビューした。

　『Nゲージマガジン』は毎回、レイアウトや車輌製作の秀逸な記事満載。
　千数百万円にもなる高級SUVが掲載されている『GENROQ・SUV』よりも、せいぜい数万円までの鉄道模型が掲載されている『Nマガ』のほうが装丁が丁寧で紙質が良い。
　ジャンルや製作体制だけでなく、速報性重視で読み捨てられてしまうことが多い自動車雑誌と、資料性が高く数年以上経ってから読み返されることが多い鉄道模型雑誌というキャラクターの違いが大きいものと思われるが、『Nマガ』の価格は『G～』の6割以下。自動車雑誌には質と価格両面でもう少し頑張ってもらいたいものである。


　ダブルキャブのウニモグを買い、カブリオのサスをリフレッシュ。新幹線用電気機関車の製作記事が掲載された『Nマガ』を参照しながら模型製作に勤しめる日が来るのは、さて何時になることやら。
　世界が滅亡する日に、考え込んでしまった。

　今日は急な用事での外出が続いた。

　午前中は、クライアントに対しこちらから作成を依頼してあった書類ができたとの連絡を受け、急遽受領に出向く。
　クライアントは西新宿なので、勤務先がある銀座から見ると山手線の真反対側。交通至便な都心と言えど、往復すると1時間近くはかかる。

　その間、当然業務進行が止まってしまうが、仕事が遅れる心配よりも早急な入手が必須だった書類を手にできた安心感の方が上回り、気分上々のお出掛けだった。



　午後は、地方出先が応札した業務に関連した外出。昼過ぎに突然、私も面識のある出先責任者から業務担当の打診があった。
　正直言って取る気が無かった仕事に付き合いで高値入札したら、他に安い札を入れた業者がおらず取れてしまった………らしい。
　実質私一人が数日でクリヤできる仕事の配分が70万円超(出先取り分を含めた応札額はもっと高い)。利益率は非常に高く、今月の私の給料はこれ1件で賄えそう。

　業務遂行にあたって必要な情報を得るために急遽相談しに行った相手先も、当該業務については既に知っていて話が早かった。


　午後のお出掛けは夕方近かったため、最初から直帰のつもりで職場を出た。予想よりも話が早くまとまったので、定時退社して帰宅した場合よりも前に家へ着いた。



　午前と午後の外出で延べ2時間半近く業務が停滞した上に、明後日からは三連休。更にこの期に及んで新しい物件を背負わされては、年末の仕事消化に懸念が無いわけではない。
　とは言え、確定的に利益の出る仕事を得て、やる気が上がっていることもまた事実。
　仕事納めまでの僅かな日数、全力を尽くすためにも今日は早く休んで鋭気を養うことにしよう。

　銀座の職場に近い晴海通りを、毎日定期的に行き来する車輌がある。
　朝は西進して霞ヶ関方面へ、夕方は東進して豊洲IC方面へ、ほぼ決まった時間に通過する。

　赤色灯をルーフに戴くマイクロバス。窓は完全スモークにされ、運転席と座席の間も厳重にカーテンで仕切られている。


　
　確認したわけではないが、小菅の東京拘置所と霞ヶ関の裁判所との間を、被告人を乗せて往復する便と思われる。



　朝はともかく、夕方に拘置所へ戻る便から見えるこの時期の銀座の街角は、罪人にとって眩しかろう。光り輝く目抜き通りでショッピングを愉しむ人々の姿は、身柄を拘束された立場の人間にとって目の毒に違いない。


　自らの犯した罪を悔い、いつか家族とこの街を歩きたいと思い償いに邁進するか。
　もはや極刑に処される身と為り果て、この世の思い出とばかりに眺めるのみか。
　身に覚えのない咎で裁かれ、絶望しながら怨嗟の眼差しで見つめるか。

　「塀の向こう側」に堕ちたことがない人間には、想像すら及ばない。



　邪道外道も踏み外した極道もんなら、堅気に迷惑を掛けぬよう生涯閉じ込めておいてほしいものだが、銀座のイルミネーションが励みとなって更生の道が開けるなら、それもよかろう。　
　まさかそれを狙って、マイクロバスの走行ルートを決めている訳ではないだろうが。
　

　街の灯りは、どんな立場の人間にも等しく、美しく輝く。

　今日の帰宅時。地下鉄の接続が上手く行かず、いつも最寄駅まで乗車する急行に間に合わなかった。その急行に乗らないと、自宅のすぐ近くまで行ってくれるバスの最終便には間に合わない。

　そういえば、昨日も帰宅時に列車ダイヤが乱れて迷惑した。
　1644時頃、自宅最寄駅の一つ手前の駅で飛込みがあり50分以上もの間全線で運行停止。この日は駅前に置いてあるクルマで帰宅する予定だったので、いつもより10分ほど遅れて勤務先を出たが、結局30分以上遅れて自宅最寄り駅に辿りついた。
　死者に鞭打つ物言いになるのを承知で、迷惑千万な話である。


　
　あぁ、バスには間に合わないなぁと思いながら電車を降りると、ママから電話。
　聞けば、駅前の塾に通っている長男を迎えに出て、引き取ったところだという。

　急行電車に乗り遅れてバスに間に合わない状況下で、絶妙なタイミングの電話。
　これがちゃんと乗り継げていたら、もうバスに乗ってしまっている時間である。



　ママの運転するクルマのリヤシートで、長男と私と、長男が塾まで乗ってきたキックボードとヘルメットと、仲よく並んで乗車し帰宅した。
　行き帰りの電車で、稀に運よく座れることも嬉しいが、こんな家路はもっと嬉しい。

　

　今朝の朝刊では一部間に合っていなかった総選挙における当選議員の名前が、今日の夕刊では全て確定していた。

　夕刊に掲載された、顔写真入りの当選者一覧を眺めていたら、その中に見覚えのある名前があった。
　初当選なので、前・元職として知っている人物ではない。話題の選挙区としてメディアの露出頻度が高かったわけでもない。
　私が個人的に知っている名前だ。


　弊ブログで度々私の前職の話を記しているが、最初の職場の責任者だった人が、保守政党の引退した大物政治家の後継として立候補、見事初当選を果たしていた。


　私が仕えていた際、かつて政治家の書生をしていたことは本人から聞いていた。
　海千山千で癖のある塾講師陣を取りまとめる責任者を務めながら、政治活動を続けていたらしいことも、後で知った。

　因みに、当時一緒に政治活動をしていた人物は政権与党で副大臣にまでなったが、この度の選挙で敢無く落選している。


　
　私が一緒に仕事をしていた頃から既に20年以上。政治家を志してからの年月を数えれば30年にはなるだろうか。
　私の印象ではリベラルな人物だった筈なのだが、保守大物の後継となるに当たって宗旨替えをしたか、個人HPに掲載されている政治信条を読むとバリバリの右派政治家になっているのには、少し苦笑いをしてしまった。
　とは言え長い期間、ずっと目標を見定めて不断にキャリアを積み重ねてきたのは間違いない。その直向きさには、率直に頭が下がる。


　共に政治活動をしていた議員が落選する一方で、新人ながら有権者の篤い信任を得て就く議席。選挙区の住民だけでなく、遠く活躍を見守りたいと思っている私や、我が子たちが豊かに暮らせるよう、尽力を願いたい。