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midnightbluelynxのブログ一覧

2012年12月16日 イイね!

支給

支給 NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)の追尾をかわして、紅いユニフォームの老司令官率いるトナカイ輸送部隊が我が家へ補給にやってきた。

 我が家の子どもたちはクリスマス直後から休暇で遠出してしまうのと、パパママが直近10日ほど猛烈に忙しい状態なのに配慮して、予定を前倒しして回ってきてくれたらしい。



 配慮をいただけたのは有難いが、大切な支給品をクリスマス当日まで秘密裏に保管しなければならない任務を負わされてしまった。
 さて、どこに秘匿しようか。




 今日の我が子たちは、午前中は昨日に引き続きプールのレッスン。
 午後はキッザニア会員限定の招待券を利用して、キッザニア東京でお仕事。
 キッザニア内でも総選挙があり、各政党のポスター(本物)が専用の掲示板に貼付されていたとのこと。長男もきちんと投票してきたようだ。


 クリスマスの頃には、新政権の枠組みが明確になっていることだろう。
 子どもたちが暮らす未来を、少しでも良い方向に導いて行ってくれるよう願うばかりである。



Posted at 2012/12/16 23:51:53 | コメント(7) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2012年12月15日 イイね!

次善

次善 まだ20世紀の頃の山陽自動車道上り線。
 猛烈な俄か雨の中で1台のアウディがスピンして陸橋に激突。ゴルフに行く途中だったらしいドライヴァーは大した怪我をしていないようだが、炎上しかけた愛車から急ぎ取り出したゴルフバッグとともに、陸橋が覆い被さり何とか雨だけは避けられる路側で悄然と立ち尽くしていた。


 「あ~ぁ、アウディ燃えてるよ」
 「こいつ、命よりもゴルフ道具の方が大事なんかねぇ」

 などと感想を述べながら事故現場を通過する車中には、広島市内の事務所から運転手を務める私の他に当時の上司2人(直属の上司および中国地区の総責任者)。私を含め3人で岡山市内の業界団体に挨拶へ行き、総責任者は更に単身鳥取へ向かう予定で切符を手配していた。

 しかし折からの悪天候で速度規制が掛かっていたのに加え、その事故のせいで山陽道は渋滞が発生、なかなか前へ進めない。
 業界団体への挨拶は直属の上司と私だけで済ませるにしても、このまま岡山ICで降りて岡山駅へ向かっていては、岡山市街地の混雑で恐らく列車に間に合わない。

 幸い、玉島ICを過ぎて倉敷市内に入った頃から天候が回復し、渋滞も解けてきた。そこで私は機転を利かし、岡山ICを通り過ぎて山陽ICまで走行。ICから程近い山陽本線・瀬戸駅まで総責任者の上司を送る作戦に出た。
 結果は、大成功。列車の出発5分前に駅に着き、総責任者の上司は予定通りの列車で目的地へ向かった。


 それ以来、私のドライヴィングは当時の直属の上司(現在は出世してもっと高い地位にいる)の「語り草」になってしまった。「絶対間に合わないスケジュールを、間に合わせた奴がいる」と。

 事故は勿論、違反も一切無し。犠牲になったといえば、倉敷JCT辺りで回復した天候に誘われて中央分離帯から飛び出してきた鳥を跳ね飛ばしてしまったぐらいか。その鳥は可哀そうに、右前のボンネットに激突した後、助手席に座る直属の上司の目前のガラス上に血痕を遺し、バックミラーの中で路上に落ちて転がっていった。
 そんな衝撃的な出来事も、「語り草」のスパイスとして散りばめられているらしい。

 


 直属の上司は、私が当初予定に間に合わなかった場合の行動まで考えていたことに驚いたのだと思うが、当時から岡山市内の渋滞にはうんざりしていたし、仮に当初予定通り行動できたとしても、かなりタイトなスケジュールになるであろうことは事前に読んでいた。
 そこで「次善の策」として、地図上で次のICの場所と最寄りの鉄道駅、そして岡山駅発の列車がそこへ到達するまでの所要時間を調べてあったのが奏功した……というのが実態である。




 日常的な行動でも、常に「次善の策」を考えながら動いていて助かることがよくある。
 今日は子どもたちと午前中プールに行き、その脚で都心へ向かうスケジュールで出掛けていた。
 自分の経験上、プールの後は睡眠薬が混じっていたのではないかと思うほど眠くなるので悪い予感がしていたのだが、案の定子どもたちは仄暖かい地下鉄線電車(東京メトロ副都心線)内で寝入ってしまった。
 都心での用事を楽しく済ませるためにも、できれば電車内で眠らせてあげたいところ。さりとて2人を抱っこして乗換えを敢行する体力はないが、もう間もなく乗換え駅が迫ってくる。さてどうしようか……。


 私の決断は、そのままスルー。乗換えるはずだった駅を乗り過ごし、そのまま子どもたちは熟睡を続けた。
 実は、遠回りになるが目的地近くまで行く乗換駅が、その先に3つある。当初予定の乗換えをして下車する駅が最も近道で便利だが、遠回りをする路線や少し歩けば辿りつける駅までのルートを考え合せると、選択肢が大きく拡大するのだ。

 子どもたちの様子を見ながら、目覚めてくれたタイミングでどこかの乗換え駅で下車できればイイやと割り切った。
 最後の3番目の駅は終着なので、ここまで行ったら折り返しの時間も寝ていられる。目覚めないまま折り返しても元来たルートを辿るだけなので、幾ら疲れていてもどこかの地点で目覚めるだろう。


 さすがは我が子と言うべきか。
 全ての検討結果を無駄にすることなく(笑)、次善の策3番目の終着駅に到着直後目を覚ましてくれた。

 下車駅から目的地までの歩行距離は「次善の策」中で最も長くなるが、その道中の殆どは私が学生時代を過ごした懐かしい街中。目的地周辺よりも遥かに安くて美味しいランチの店が多く、運動して一眠りした子どもたちにとっても、腹ごしらえに丁度いい。
 美味しい洋食をたっぷり食べて、次の目的地へは予定通りの時刻に辿りついた。



 文字通り「次善の策」では結果的にベストにはならないが、15年以上前の岡山へのドライヴ、そして今日の子どもたちとのお出掛けのように「当初の予定とはちょっと違ったけど、まぁいいか」というレヴェルまで持ち込めれば、「次善の策」も大成功だろう。 
 むしろ「怪我の功名」と呼ぶべきなのかもしれないが。



Posted at 2012/12/15 22:50:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2012年12月14日 イイね!

台下

台下 先だって各メディアにおいて、ローマ教皇・ベネディクト16世台下が初めてツイッターに投稿された旨の記事が出ていた。弊ブログ読者各位にも、フォロワーになっていたりアカウントを覗いた方がお見えかも知れない。


 クルマ好き、なかんずくメルセデス・オーナーとして注目すべきはこちらの記事。『メルセデスベンツ、ローマ教皇専用車を納車…Mクラス 新型』



 「ポープモービル」とは、ローマ教皇がパレードをされる際、特徴的な背の高い帽子を被ったまま座席に腰かけて移動できるよう、リヤシート部分のキャビンを大きく拡大させた特装改造車。

 教皇が外国を訪問されるに際して各地のカトリック関係者が調達・寄付をするのか、様々なメーカーの「ポープモービル」が製作されてきたが、ヴァチカンで使用される車輌はドイツ製の四駆がベースになっている。

 メルセデスではW460が長らく使用されており、既に退役してミュージアムに収蔵。初代ML(W163)改造の特装車が引き継ぎ、この度その更新車輌として現行ML(W166)ベースのクルマが奉納されたようだ。

 不具合発生に備え、他にも何台か「ポープモービル」があるらしく、ベネディクト16世がローマ教皇に就任された当初にはVW・トゥアレグベースの車輌が奉納されているし、BMWも負けじとX5をベースに製作している。メルセデスもMLだけでなく、我がW463ベースのポープモービルを納めており、何度かメディアにも登場した。



 16世紀以来、教皇の身辺警護と治安維持を担ってきたのヴァチカンの衛兵が、山岳地帯で足腰を鍛え上げられた精強なスイス人傭兵なのは有名だが、ポープモービルにドイツ製四駆が採用されるのも同様の「実績と信頼」からなのだろうか。
 特に軍出身のゲレンデは、独特のカラフルな衣装をまとったスイス兵の姿に重なって見える。


Posted at 2012/12/15 08:33:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2012年12月13日 イイね!

隧道

隧道 今日は社内研修会があり、午後の90分間を研鑽に費やした。
 研修会と言っても参加を強制されるものではなく、その時間帯に手が空いている職員であれば自由に参加してよい。

 私が生業とする建設コンサルタントは、取得した資格を維持していくためにも、また実務を遂行する上でも継続的な研鑽が欠かせない。有料の外部講習会に参加したり、高価な書籍を購入・読書することももちろん研鑽になるが、研鑽の機会を勤務先が無料かつオープンな形で提供してくれるのだから活用しない手はない。

 ちなみに研修参加者と講師にはポイントが付与され、そのポイントを公的に申請・登録することで資格保有者として社会的使命と責任を果たしていることを証明してもらうとともに、一定以上のポイント累積が資格を更新する際の絶対条件となる。


 
 今日のテーマは、トンネル。講師はトンネル技術者上がりのヴェテラン職員で、実際に掘削現場に入っていた専門家ならではの視点でトンネル工事、またはトンネルの構造について解りやすく解説して貰えた。

 個人的にも弊ブログ「おすすめスポット」のコンテンツで『鍋立山トンネル』をアップしているが、膨張性地山の圧し戻しで月進(1箇月当たりの掘削長さ)がマイナスを記録した珍しい例として、研修でも紹介があった。



 トンネルといえば、世間的に話題となっているのが中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故。今回の研修でも、余談としての扱いながら触れていた。


 講師が把握している話では、トンネル本体を施工した会社と、天井版を施工した会社は異なっていたのだそうだ。恐らく天井板を含む換気設備・装置の整備は、トンネル本体工事とは別工事で発注されたのだろう。

 トンネルそのものは半永久的にもつ構造物として施工されるが、天井板の施工状況を見ると恒久的に安定した強度を維持できるものか疑問が残る接着剤(ケミカルアンカー)を用いるなど、「トンネル屋」の目から見てちぐはぐな印象を受けた、という。

 もし天井板部分がトンネル本体と一体で発注されていれば、天井板を吊るすためのアンカーボルトを、トンネル本体の鉄筋に引っ掛けて埋め込むなど、より強固な構造とすることができたかもしれない。
 事故の直接的原因が点検の怠慢や構造的欠陥・施工不良にあることは間違いないだろうが、発注形態など事務的な部分にも遠因を求められそうだ。


 
 土木の世界の奥深さと、今まさに現在進行形の問題を一度に理解できた、充実の研修会だった。 







Posted at 2012/12/14 01:34:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2012年12月12日 イイね!

帰巣

帰巣 今夜は忘年会。
 2030時まで飲み放題の居酒屋。ビールを何杯飲み干したろうか。
 二次会はパブ。サッカーのクラブチーム・ワールドカップを観戦しながら、さらに輸入ビールを3パイント呑む。

 2230時を期して、お開き。同僚と有楽町駅まで歩き、それぞれJRと地下鉄(→私)とに別れた‥‥‥までは記憶が鮮明だが、その後があやふや。

 運良く地下鉄で座ってしまったら即、居眠り開始。終点(乗換え駅)まで目覚めず。
 アナウンスに起こされ、慌てて下車したら鞄を忘れそうになる。
 
 乗換えた電車では、ひたすら眠気に耐えて吊革にぶら下がり、自宅最寄り駅で下車。半分眠りながら自宅まで歩き、居間で力尽きてしまった‥‥‥‥‥‥らしい(笑)。
 野生的な帰巣本能で帰り着いた印象である。



 明らかに酒が過ぎた。
 気分が悪くなるだけならまだしも、地下鉄の行き先如何ではあらぬ方角へ連れて行かれることもあるし、置き忘れかけた鞄には大切なものも入っていた。
 暗い夜道を酔っ払ってフラフラ歩いていたら、直接自宅に帰り着けず病院に寄り道させられたり、葬儀屋に送って貰う羽目に陥りかねない。

 弊ブログをご覧の各位も、何卒お気を付け願いたい。


 
 私は、といえば、明日(自宅に帰り着いた時点では今日)もまた宴席の予定が入っている。次は一次会だけで退散する事にしよう。
Posted at 2012/12/13 08:35:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | イベント | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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