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2013年11月30日 イイね!

混濁

混濁 今日は午後から、58回目の献血に赴く。
 全血は前回の400ml献血後12週間の規制期間から抜けておらず、成分献血での協力。

 肉体的負担が比較的軽い成分献血は、400ml献血から8週後以降に可能。今日は既に9週が過ぎているが、これは先週土日の献血ルームが猛烈に混雑していて、予約を取らずに出掛けて行ったら長時間待つとのことで断念。予約なしでも入れることが多い平日は、逆に私が猛烈に忙しく協力に出向けなかった。



 採血ベッドに入り、「だいたい50分ほどかかりますから」と言い遺されて採血開始。
 血管が太く血流も豊富な私は、いつものパターンだと見込みの時間よりも5~10分前後早く終わることが多い。しかし今日に限って、1時間を過ぎても採血が終了しない。
 いい加減に飽きてきた頃、看護師さんがドリンクサーヴィス(採血終盤の、ベッド上での水分補給)に来られて、「脂が混じっているので遅れていますね」と仰った。


 
 献血ルームに入る2時間ほど前のランチは、たまたま用事で近くに寄った母校の大学キャンパスに行き、学生食堂に入れてもらって摂った。カレー320円也に、カツを載せて450円也、更に大盛りにしてもまだ560円也。
 採血前の検査の段階でもランチのメニューを訊かれて答えていたが、実は検査してみたところ血中の脂の量が限界ギリギリで、何とか大丈夫だろうと採血してみたものの時間が余計にかかってしまった……ということのようだ。

 以前にも記事にしたが、全血であれば吸い上げるだけなので問題ないものの、成分献血は血液を一旦遠心分離器に掛けて成分を分離の上、血小板・血漿以外の成分をドナーの体内に戻すプロセスがあり、脂で混濁したマヨネーズのような血液だと成分の仕分けができない。よって検査段階で献血を断られてしまうことがある。



 看護師さんが血液パックを一目見て分かるような脂の多さに、我ながら呆れると同時に、昼食のチョイスを麺三玉が入った「トリプルラーメン」か、3人前のカレーライスを一皿に盛った「トリプルカレー」か、実際にオーダーした「カツカレー大盛り」かで迷っていたことを思い出し、あぁ「トリプルラーメン」乃至「トリプルカレー」だったら採血不可になっていただろうなぁと振り返った。


 献血は性的な生活面は勿論のこと、日頃の食生活にも配慮しないと貢献できないことを改めて認識。
 私から採取した血液を原料とする高カロリー(=高コレステロール)の製剤が、病を得て苦しむ患者さんの活力として生きてくれればと願っている。



Posted at 2013/11/30 20:46:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボランティア | 日記
2013年11月29日 イイね!

山羊

山羊 読売新聞のニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事『団地ヤギ、雑草完食し任務終了…惜しむ声しきり』に注目。



 団地内に蔓延る雑草に業を煮やした管理者(都市機構←旧住宅都市整備公団)が、試験的にヤギによる除草を導入したところ想定通りの成果が挙がっただけでなく、団地住民に癒しをもたらすという副次的な効果を得た・・・・・・・とのニュース。




 ヤギによる除草は、この試みが初めてではなない。
 20年ほど前にJR総武線亀戸駅構内の除草作業を担わせる目的で、管理業務を担うJR東日本新小岩保線区が「シンコ」「イワオ」の2頭を導入。貨物線への分岐のために確保された広大なスペースに生える雑草を日々せっせと食べ尽くし、人力に依る除草作業軽減に貢献した。
 このヤギたちは亀戸駅利用者の目に留まって「都会の線路際にヤギさんがいる」「かわいい」と話題になり、新聞や週刊誌でも紹介されたのでご記憶の方も多いと思う。


 鉄道の敷地内は、列車が高速で往来する危険な空間につき、除草に限らず人力作業は常に事故発生のリスクが伴う。施工中は専任の監視員を立哨させなくてはならず、作業コストもバカにならない。その点、ヤギに任せておけば人的な損害発生のリスクを劇的に低減できるわけで、他の民鉄でも採用された事例がある。



 除草作業に伴う排気ガスの発生や騒音、除草剤の環境負荷や人体への影響をゼロにできるだけでなく、今後さらに進展することが確実な高齢化社会における除草作業の担い手確保の面でも、「ヤギ除草」の本格的採用が検討されて然るべきかもしれない。




 ヤギさんといえば、我が家においては長男のイメージキャラ(笑)。
 我が「仔ヤギ」も、人類が積み上げてきた文化・文明が記された紙を食み、智を耕して徳を敷く人間に育って欲しいと願っている。



Posted at 2013/11/29 12:47:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2013年11月28日 イイね!

濡髪

濡髪 泳ぎたるタイムや長さはさて置きて
      友ができたと笑ふスクール 


 塩素臭漂わせつつ濡れ髪の
    吾子迎え出て我を清めん


Posted at 2013/11/28 18:47:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2013年11月27日 イイね!

愚行

愚行 愚行三題

『JR渋谷駅:車両押して女性救出』(毎日新聞)

 JR山手線の渋谷駅外回りホームから飛込み自殺を図った老婆が、奇跡的に救助されたというニュース。別メディアの配信記事では、電車の床下から「助けてくれ」との声がした、とあった。

 自らの身の処し方も知らず、無為に齢を重ねた愚かな人間の末路。他者の人生に重大な影響を及ぼしかねない鉄道自殺を選択するも、失敗し助けを懇願するとは恥の上塗りも甚だしい。

 現場に居合わせて救助に尽力した多数の利用者が捧げた善意に報いるためにも、猛省し「死んだ気になって」立ち直って欲しいものである。




『HIV血液輸血 献血には一定リスク 頼りは「倫理観」』(産経新聞)

 私も定期的に協力している献血の話題なので、どうしても目に留まる。

 性的な行動・嗜好に問題があったとしても、HIVに感染しながら献血に赴いた当人にどれほどの不作為があったか、記事から窺い知れない。別のニュースサイトでは献血血液からHIVウィルスが発見される確率が、全人口に対するHIV感染者数の割合に比して髙いことから、HIV検査目的の献血が横行している……と断じているが、そもそも全数チェックをして遺漏なきを期している献血の検査に対し、HIVに感染しながら気付いていない人も少なからずいるであろうことを加味すると、そこまで言い切れるのか疑問である。

 性的なパートナーを固定し、本人としては感染リスクはないと判断していても、その相手が隠れて奔放な性行為を重ねている場合だって考えられる。さりとてHIV感染を完全に防ぐべく、ドナーを性的体験をしていない人間だけに限定……なんて対策を取るのは現実的でない。

 結局のところ、ドナーの善意と倫理に依存せざるを得ないのであれば、HIV感染を初期段階から検出できる検査法、そして究極的にはHIVを完全に排除できる治療法の確立しか策はあるまい。




『防空識別圏の米軍機、全航程を監視…中国国防省』(読売新聞)

 いやはや痛快。
 猛々しく拳を振り上げはしたものの、直後に通過した米軍機に手を下せず。しかも「いやいや知っていましたから」と愚にも付かない言い訳を弄して、渋谷駅で死に損なった老婆よりも醜い恥の上塗り。

 後先考えず、メンツだけで動いて選択肢を狭めてしまう愚行の典型。
 我が国も他山の石とし、勇ましい主張のみに重心を置くのではなく、硬軟織り交ぜて国際的な多数派形成を期す外交戦略を。


Posted at 2013/11/27 21:46:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2013年11月26日 イイね!

利用

利用 今日の出掛け先、東京下町の某所。JRのターミナル駅だけでなく地下鉄駅や首都高速のランプにも近い交通至便な場所に建つ高級マンションのピロティ部ガレージには、高級車の数々が轡を並べている。

 その中に我が国が世界に誇るハイパフォーマンスなスポーツカー・日産GT-Rがあるのだが、ナンバーの平仮名は「わ」。何とカーシェアリングに供されている車輌だった。
 公共交通の便が良く駐車場代が高額な東京都心では、高額所得者であってもクルマを持たないライフスタイルが浸透しつつある。そんな住民をターゲットにした新たなマーケット戦略として、カーシェアリングに高級外車が投入されている話は耳にしていたが、乗り手を選ぶ高性能スポーツカーもラインナップされているとは正直言って驚いた。



 
 私がサラリーマン生活を始めた街が広島だったことは弊ブログで何度か触れているが、デルタの旧市内は路面電車網が残っていて運賃も安く、クルマなしでも生活に不便は感じなかった。しかし仕事の守備範囲が中国5県に跨るため、当然クルマ(ただし、社有車はないのでレンタカー)を運転しなければならない。

 当初は勤務先の規定でミラージュやシビック、カローラⅡのクラスだった。ゲレンデ・MLや、ママの愛車だったプリウスからすれば大きさも金額も一回り以上小さな車輌だが、非力なクルマをレッドゾーンまで振り回すのは思いのほか楽しく、仕事を見つけてはほぼ毎月山陽道や中国道を行き来した。
 その後規定が変わって1.8リッタークラスまで使用可となり、アコードやマークⅡがメインに。当時初めて3ナンバー専用ボディーが与えられたアコードは、もちろん1.8リッターなりの走りしかできないながらも、居住性は抜群で贔屓にしていた。

 レンタカー屋のお得意さんだったこともあり、値段据え置きのままワンクラス上のクルマ(2.5リッターのクラウン/グロリア等)を貸してくれることも多々あった。スタイルや内装が高級なだけでなく、中国地方に多い高速道路の急な上り坂で追い越しや合流を仕掛ける際、2速で100km/h近くまで引っ張れる動力性能に、胸のすく思いをしたことをよく憶えている。



 広島市中心部の駐車場はその当時でも最低月額3万円と非常に高く、就職したばかりの若造がクルマを買うのはあまり現実的でなかった。その一方で、レンタカーながらいいクルマを乗り回し、仕事だけでなくプライベートでも家族や友人が広島に来訪した折に利用していたので、自分のクルマが無くても一切困らない。
 今思い返せば「カーシェアリング」が定着する素地となるようなライフスタイルを、私自身が20世紀中に実践していたことになる。




 基本的に私のようなサラリーマンが自動車を持つことは、極めてもったいない事だと考える。
 通勤で日々利用するとか、奥さんや家族が買い物で平日利用するなら別だが、週末しか乗らないクルマのために、駐車場を確保し保険料・税金を負担するのは、酔狂としか言い様がない。
 クルマに乗りたいなら「所有」する必要はなく、レンタカーまたはカーシェアリングを「利用」すればいい。私が経験してきた通り、いいクルマが整備も清掃も行き届いた状態で、何時でも自由に利用できるのだ。


 クルマに限らず、私が禄を食んでいる建設業界におけるクレーン等の機械や、一般的なオフィスに設置されているコピー機・パソコン等の機器では、以前より「所有」から「利用」へのシフトが定着している。
 クルマ業界を含め、この流れが進みこそすれ後退することはないだろう。そのうち、愛車を所有していること自体が、希少で珍奇な消費行動と成り果ててしまう可能性も否定できない。





 クルマなんて無くても困らない‥‥‥‥と強がってみてもやっぱり、クルマ好きとしては「愛車」が欲しい。
 若かった当時の私が色々考えて、得た結論が「借りられる車は、買うのをやめよう」だった。

 よって一般的なレンタカー店で借りることが可能な、国産メーカーのメジャー車種は一挙に脱落。レンタカーにないクロカン系車種または輸入車中心のチョイスとなり、栄えある最初の愛車として選ばれたのがメルセデス・ML320(W163)と相成った訳である。私のクルマ人生が狂い始めた第一歩と言っていい。



 ただその当時も、フェラーリだってポルシェだって、それこそ我がゲレンデだって高級車専門のレンタカー業者から借りることはできた。
 カーシェアリングのラインナップがさらに充実し、レンジローヴァーやランドクルーザーも加わるようになったら、私のクルマ人生も大幅に軌道修正すべきなのかも知れない。



Posted at 2013/11/26 22:32:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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