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midnightbluelynxのブログ一覧

2013年12月26日 イイね!

長町

長町 東北の老舗ブロック紙「河北新報」より、鉄道関連の話題を3つ。


『JR羽越線転覆事故から8年 山形・庄内で追悼慰霊式』

 事故の翌々年に仙台へ赴任した私は、一度だけだが同じ区間を同じ特急列車に乗ってトレース(ただし逆方向)したことがある。
 しかも日本海沖を爆弾低気圧が通過中で、霙混じりの暴風が吹きつける悪天候。事故発生から間がないこともあり、当然に列車は減速運転および途中駅での抑止を強いられる。この時初めて、列車の車体が強風に煽られてガッコンガッコン揺れるのを体験した。

 目的地に辿り着けないまま車中泊…を覚悟したが、幸いなるかなゆっくりながらも運行を止めることなく列車は着実に北進。しかし遅れは特急料金払い戻しとなる2時間を遥かに超え、宿に入ったのは翌日未明だった。


 事故から8年、私が体験した暴風に因る大幅遅延からも6年が経過したことを思い返すと、感慨深い。
 鉄道会社が教訓とすべきは言うに及ばず利用者の立場でも、この時期の日本海側は交通ダイヤが乱れがちになることを心に留め置き、余裕を持ったスケジュールを組まれたい。




『仙台市地下鉄東西線の全駅名正式決定 漢字表記「卸町」選ぶ』

 こちらも私が仙台在勤中に工事が本格化した物件なので、開業が近いと聞けばやはり感慨を覚える。

 私の永遠の仙台土産・映画「ゴールデンスランバー」において、学生時代の主人公たちが花火師を手伝うアルバイトに従事、河原で打上げの準備を進めるシーンの背景に、地下鉄東西線工事のための仮設ガーターが映り込んでいる。
 劇中の現在=公開当時の仙台と仮定すると、時代考証に合わなくなってしまう。作品の熱烈なファンとしては、アングルや編集で工夫できなかったものかと少々残念に思っている。


 ちなみに記事タイトルに出ている「卸町」では、主人公・青柳(今を時めく堺雅人が演ず)が拘束されている警察のクラウンに、通り魔・キルオこと三浦(伊坂幸太郎作品での出演が多い濱田岳)が運転するアメ車の大型SUVが激突するアクションシーンのロケが行われた。
 
 これまでも仙台の街並みや、楽天ゴールデンイーグルスが登場する作品をリリースしてきた地元出身たる原作者のこと。この地下鉄東西線を舞台にした新作を、早くも構想中?執筆中?かもしれない。




『仙台・あすと長町にマンション続々 数年後、一大拠点に』

 「あすと長町」なる再開発事業名を示されてもピンとこない方が多いかと思うが、鉄道ファンなら「旧長町機関区跡地」と聞けば、あぁあの辺ね…と合点がいくことだろう。

 こちらも私が赴任した当初は、機関区や貨物ヤードの雰囲気を色濃く残す広大な空き地で、ようやく区画整理が始まったところだった。
 その後のリーマンショックに伴う経済の停滞を乗り越えて、着々と再開発が進展。夜間人口も増えて街としての体裁を整えつつあるようだ。

 
 これからこの街で育つ子どもたちは、ここに巨大な電気機関車が屯し、冬場は屋根に雪を載せた黒い貨車が行き交っていたことを知らない。
 街のどこかに、この地が鉄道と共に歩んで来た歴史を示すモニュメントなり、オブジェを飾ってほしいものだ。



 これらの記事を読んで、久しぶりに仙台へ出掛けたい気分になった(笑)。


Posted at 2013/12/26 21:29:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2013年12月25日 イイね!

尊属

尊属 産経新聞のニュースサイト「MSN産経ニュース」の配信記事『野球が絆だった子煩悩な父 DV…かなわなかった復縁』に注目。

 私が自殺を認めないことは度々弊ブログ記事で主張しているところだが、自殺よりも更に忌み嫌う行為が「無理心中」。特に親が我が子を巻き込む事例である。



 かつて日本の刑法には「尊属殺人罪」なるものがあった。通常の「殺人罪」が3年(当時。現在は5年)以上無期の懲役または死刑を科すのに対し、被害者が尊属(父母・祖父母・おじおば等)だった場合は無期懲役または死刑と、刑の下限が高められていた(無期懲役刑を軽減して有期刑とすることはできるが、執行猶予にはできない。一方「殺人罪」の場合は執行猶予も有り得る)。
 
 「尊属殺人罪」は1973(昭和48)年の最高裁判決で違憲とされ、以後適用されることはなく、現在は刑法改正に伴って条文からも削除されている。



 尊属に対する殺人が道徳的に問題だから刑を加算するというなら、将来偉大な指導力を発揮する政治家か、革命的な発明を為す技術者か、はたまた天才的な施術をこなす医師になったかも知れない子どもを殺す行為は、被害に遭った子の未来を閉ざしてしまったに留まらず人間社会全体の叡智を滅失せしめたに等しい。まさに「人類に対する罪」と言うべきで、むしろ子殺しのほうを極刑に処すべきと考える。
 自ら放った紅蓮の炎で、苦悶しつつ焼け死んだ父親の愚かさを、私は心から軽蔑し呪い続けるだろう。



 一方で、巻き込まれた次男の容体が心配だ。
 事件当時纏っていた少年野球のユニフォームは治療の過程で切り刻まれ、最早使い物にならないかと推察するが、ここは力強い回復を見せ、また新たなユニフォームを得てグラウンドに戻ってきてほしい。
 そして近い将来、我が東京六大学野球やプロの世界で美技を披露し活躍する選手に育ってくれればと、衷心から祈っている。



Posted at 2013/12/25 17:50:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2013年12月24日 イイね!

聖夜

聖夜
 輝ける聖夜の街の片隅で
    ほんとのサンタは仕事の最中






 団欒に想い馳せつつ居残りて
      聖夜の職場は早静かなり



Posted at 2013/12/24 21:07:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2013年12月23日 イイね!

賀状

賀状 電車通勤されている方は頷いていただけるものと推察するが、このところ駅頭で必ず待ち構えているのが、年賀状の出張販売。郵便局の職員が寒風吹き荒ぶ駅頭に立ち尽くし、テーブルと携帯金庫だけの簡易な販売所を構えて必死に年賀状を売っている。

 自宅最寄駅と勤務先最寄駅の両方で実施しているので、毎日否応なく目にさせられる。 
 そればかりか、都内や近郊で実施していない駅の方がマイノリティでないかと思うほど、どこでも行われている。



 報道で知られている通り、郵便局職員に対する年賀状販売のノルマが厳しいことから、職場単位または職員が自主的に局外へ出て販売増を目論んでいるのだと想像する。

 そもそも年賀状販売自体が縮小傾向にあるなか、無理なノルマ設定から職員自らが身銭を切って買い取る「自爆営業」や、ノルマ達成に悩むあまり自殺者も出ている……とされる。

 そんな苦境を打破すべく駅頭に立つ職員の姿に、衷心からの深い同情を禁じえないのだが、さりとて彼・彼女らから年賀状を買いたいかと問われると、その気持ちは全く起きない。
 結局のところ、ブラックな産業に成り果ててしまった年賀状ビジネスの延命を助け、職員を更なる絶望の淵へ追い込んでしまうかのような恐怖に襲われるからだ。

 新年への希望を託し、心安らかにお祝詞を認めるべき年賀状が、郵便局職員の泪と血に塗れているのだとしたら、私はそんなメディアを利用したくないし、まず年賀状の目的に照らしてそぐわない。




 今日の東武東上線・成増駅頭の販売は、また強烈だった。
 コートを着込んだ郵便局職員に混じって、小学校高学年と思しき男の子が「年賀状いかがですか~」と声を張り上げていたのだ。
 
 販売に従事している職員の子弟かと思われるが、ここまでくると最早「マッチ売りの少女」の世界である。不法な児童労働の疑いが生じかねず、コンプライアンス上も問題のある販売方法であるものと考える。


 
 多忙の余りこの期に及んでもまだ年賀状を手配できていない状況を逆手に取って、ノルマに苦しむ郵便局員への連帯を示す証として、新年度は日本郵便の年賀状利用をボイコットすることに決めた。
 
 

Posted at 2013/12/23 22:33:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2013年12月22日 イイね!

年末

年末 昨日の忘年会で終電を逃してしまった盟友は、我が家へ泊まってもらった。
 いい酒は翌日の目覚めが良い。0700時には起床してブログアップや家事を済ませ、酔いも醒めきったところでカブリオを駆って高速を飛ばし昼前に自宅まで送り届ける。

 盟友宅にて取り置いてもらったウニモグのキットとML(W163)のカタログを有難く受領し、私への唯一最大のクリスマスプレゼントをゲット。

 クリスマスついでにふと思いつき帰路少々道を外れ、埼玉県川越市内で保存されている営団地下鉄丸ノ内線・400形電車444号と愛車を撮影。赤い電車と収まる画像は、クリスマスに相応しい。



 ゲレンデの車内には、子どもたちが借りていたDVDと図書を積んでいて、地元の公立図書館へ返却。連休の中日とあって、図書館は結構混んでいる。



 ゲレンデをガレージに仕舞い、午後はママの愛車・ポルテでランチ外食&買い物。立ち寄ったホームセンターでは、店頭に並んでいた正月飾り(若松と輪飾り)を購入。新年を迎える準備万端。

 次いでポルテの定期点検を受けにトヨタディーラーへ。新型ハリアーを愛でつつショウルームで待機。営業さんは久々に帰ってきた「売れるタマ」に大喜びで、既に納車まで半年待ちの大ヒットだとか。
 しかしながら、バックオーダーの多くは当然消費税アップ前の納車には間に合わない。増税直後の反動減と併せ、眼前の盛況に当座は喜びつつも致し返し、という感じらしい。

 預ける時に整備員さんへ申告した、後退時に異音を発するブレーキの調整等々の整備・点検を済ませて返却されたポルテを駆って、再び買い物のため地元のショッピングセンターの書店へ。購入が遅れていた鉄道雑誌(「鉄道ファン」「RMM」)を漸く手にした。



 これらの行動の大半は、恐らく「今年最後」となる。
 年内の仕事も来週限り。休暇への期待と残務消化への焦りが共存する、忙しない年末の日々が続く。


Posted at 2013/12/22 22:58:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記

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「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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