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midnightbluelynxのブログ一覧

2015年01月21日 イイね!

検切

検切 地方紙・静岡新聞と系列の放送局・静岡放送が共同で運営するニュースサイト「@S(アットエス)」の配信記事から『事故車は無車検 藤枝・集団登校ひき逃げ』に注目。

 私もこの愚かなドライヴァーと同じく、建設業界で禄を食む身なので腹立たしいことこの上ない。
 個人支給の通勤手当で費用が賄われる、勤務先もしくは現場までの移動であればドライヴァー自身の責任範囲だが、もし同僚を迎えに行き現場に連れていく役目にあった場合、その費用は現場経費で計上するので、広い意味でこの男が係わっている現場の事故……とも言える。

 粗暴で野卑なイメージが強かった建設工事の現場も、昨今はスマートになりコンプライアンスの徹底や、周辺住民の生活環境への配慮が進んでいるが、こんな顛末を知ってしまうと「まだまだだなぁ」と思い知らされる。


 現場に入構する作業員の免許証チェックは、保有する重機系の資格などと併せて実施されているかと思うが、一歩進んで出入りする車輛の車検証チェックなども行うべきかもしれない。



 ただ車検切れ車輌の運行は、建設業界に限らずどこでも発生し得る。
 昨今の格差拡大・貧困層の増加で、十分な賠償資力を確保せず、自動車関連諸税の納付や法に定められた車検もしないまま、無謀かつ無責任な運転をする危険ドライヴァーが多数蔓延っていないだろうか。

 携帯端末のSIMカードや、ディジタルテレビのB-CASカードのように、車検証をICカード化して車内のスロットに挿しこんでおかないとクルマが起動しない/車検有効期間を過ぎるとカードが無効になる、といったハード面の対策を進めてみてはどうだろう。
 車検切れ車輌の構内移動に、どうパーミッションを与えるかといった細かい問題はあるが、盗難対策・中古車の走行距離管理・ETCシステムとの統合など、多方面に応用・展開できる可能性があるように思う。
 
 関係機関・企業には、是非とも検討を願いたい。


Posted at 2015/01/21 17:52:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2015年01月20日 イイね!

誘拐

誘拐 全国紙・産経新聞のニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『安倍首相を猛批判「お前は十字軍に参加した」「このナイフがお前たちの悪夢となる」』に憤る。

 日本は直接的にイスラム国掃討作戦に参加していないが為に、要求が軍事作戦の停止ではなく身代金要求となったのだろうが、結果的に彼らの馬脚が顕れたとも言える。


 所詮は無法者の集団。卑劣な誘拐・脅迫・殺人を繰り返し、女性と異教徒を迫害する蛮族どもは、交戦相手としてではなく犯罪者として逮捕・裁きを受けるべきだ。

 イスラム教と他宗教、或いは中東地域と先進諸国との対立、などという切り口でこの問題を語ることは、結局のところ異教徒を滅ぼし西欧社会に致命的打撃を与えたいだけの犯罪者集団を利することになりかねない。そもそも、日本にも数多くいる穏健なイスラム教徒に失礼だ。



 私は誰であろうと、砂漠に血が流れることを望まない。
 しかし神の意志を騙り、凶器を以て他者を屈服させ、傷つけ、命を奪う者が居たなら、私は神か仏か超越的な存在を頼ってでも、蛮行を非難し下手人を呪うだろう。


 同朋をさらわれた国民および穏健なイスラム教徒の反感を買い、お前たちこそが悪夢を見る前に、善良な外国人全員を無条件で解放せよ。




Posted at 2015/01/20 22:13:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2015年01月19日 イイね!

侵食

侵食 全国紙・産経新聞の関西版ニュースサイト「産経WEST」配信記事から『韓国で国産車離れの危機、欧州車の増勢衰えず…FTA、ウォン高、ブランド、労使対立の“4重苦”に足踏み』に注目。


 我が家が年末年始を韓国で過ごしていたことは過去記事にある通りだが、滞在中の実感としても韓国々内の自動車市場が輸入車に侵食されているのは間違いない。

 ソウル市内では比較的富裕層の多い江南地域に滞在しており、メルセデスやポルシェは当然のこと、マセラティやフェラーリも頻繁に見掛けるのは土地柄かな、と当初は思っていたが、離島の済州でも少なからず輸入車に出会ったので、全国的な潮流のようだ。







 記事は日本車の普及にも言及しているが、これもその通り。
 レクサスやインフィニティなどのプレミアムブランドだけでなく、トヨタ・ニッサン・ホンダのブランドでも相当数の日本車が輸入されている。

 コンパクトなクラスであれば地元韓国メーカーがコスト面で強みを発揮しそうなものだが、意外にもニッサンのキューブが売れていて、韓国メーカーにも欧米メーカーにもないパッケージングの妙が、韓国マーケットに受け入れられているらしい。

 同じニッサンではスカイラインがやたら多いなぁと思っていたが、それもそのはず。最新型の「インフィニティQ50」が、韓国のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞していた。





 日本人は、サラリーマンなら「上司やご近所の手前」とか、自営業者であれば「客や取引先に嫌味を言われる」といった事情で輸入車を忌避することがあるが、韓国人は日本人以上に見栄っ張りな部分があるのに加え、いいクルマに乗って一族郎党を喜ばせてやろうという家族想いの消費性向が、輸入車の普及を拡大させているように感じる。


 韓国車がメルセデスやレクサスのような「プレミアム・ブランド」のセグメントに喰い込むことができていれば、国内富裕層の需要を一挙に取り込めていたかもしれないが、残念ながら「大衆車ブランド」のカテゴリから抜け出せていない。

 かといってお手頃な価格帯の大衆車セグメントにおいても、性能や品質の面で他国メーカーとの優位性を発揮できておらず、シェアをジリジリ落としている。それでは苦しくなるのも当然だ。


 
 近い将来日韓の関係が好転して交流が拡大し、カーフェリーを利用して自家用車で韓国旅行…なんてことが一般的になれば、日本車の魅力が更に韓国国内に浸透し、需要が拡大するかもしれない。

 一方、北朝鮮との関係改善が進めば、更に国境を越えた中国から価格競争力の高いクルマが陸路で輸入され、地元韓国メーカーですらコスト面で太刀打ちできなくなる恐れもある。
 日本車も、現在は米韓FTAを利用した北米生産車がメインで輸入されていると聞くが、関税制度如何では中国で生産されたモデルの方が割安に持ち込めるようになるだろう。
 


 何だかお先真っ暗なことばかり書き連ねているが、かく言う私とて韓国車メーカーがマーケットから駆逐されるのを望まない。
 品質の問題や、日韓間に横たわる蟠りさえクリヤになれば、日本市場でも競争力がありそうなモデルは少なくない。このまま永続的に為替がウォン高で推移するとも思えず、韓国企業の体質改善が進みコスト構造が変化すれば、また有力メーカーの一角に熨してくるに違いない。



 韓国も日本も、国内外から自分が気に入ったクルマを自由に選べる経済状況・社会体制であってほしいものだ。






Posted at 2015/01/19 23:44:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2015年01月18日 イイね!

良心

良心 多々問題が生じる可能性があり地名を明示できないのだが、東京都内・山の手にある古くからの住宅街へ、ゲレンデで出掛けてきた。
 家族が用事を済ませて出て来るのを待つ間、某大手私鉄駅前にある高級スーパーマーケットの駐車場へ入れさせてもらった。


 もともと百貨店系列にあって高級食材や珍しい輸入食材を扱うことで知られた小売店だが、現在は別の流通超大手傘下入りし、惣菜やPB食品などは普通のショッピングセンターと同じ水準の価格設定で売られている。
 それでも分譲物件なら「億ション」と思しき集合住宅(1・2Fが店舗で3F以上が住居フロア)の月極駐車場に併設された自走式の地下パーキングには、我がゲレンデが属するメルセデスのほか、BMW・アウディ・リンカーン、国産ならレクサスが轡を並べる。


 一般的な小売店の駐車場であれば出入口にゲートが置かれ、入場時に発行された駐車券を店舗内のレジまたはサーヴィスカウンターに提示して、買い物額に応じた無料サーヴィスの処理を受けて出場、となる。買い物をせずに出る場合は、結構な駐車料金を請求されることになる場合が多かろう。況してや東京都区部の駅前だ。


 ところがゲレンデを置かせてもらったスーパー駐車場内には、一応「2,000円のお買い上げで1時間無料」「以降は30分毎に200円」と明示されているが、出入口にゲートは設置されていない。
 公道に出る部分で安全確認をサポートする警備員さんはいるものの、交通誘導をするだけで、利用者の駐車時間やレシートのチェックは一切しない。

 つまり、当方にとって極めて都合の良い解釈をすれば、駅前の超一等地でクルマが留め放題……なのだ。



 マンション住人のクルマが出入りする際に、ゲートがあっては不便を強いることになるほか、ゲート装置一式を整備・維持管理するコストもバカにならない。
 買い物客は徒歩で、或いは自転車で日々訪れる近隣住民が大多数で、週末にクルマで乗り付けまとめ買いするような生活スタイルの住民が居ない、もしくは周辺が「超」の付く高級住宅地につき、誰もチェックしていないからと言ってスーパー駐車場を長時間占拠するような良識を欠く住民は絶無……なのかも知れない。




 ヨーロッパの公共交通機関では、日本のように改札機が置かれている都市はむしろマイノリティで、「自動改札」ならぬ「自主改札」となっている場合が多い。
 利用者は自主的に、地下鉄出入口やバス・トラムの乗車口に置かれている打刻機に切符を通してから乗車。不正乗車が発覚した場合に高額の罰金を科すことを抑止力としてはいるものの、実際にはホームレスや不法滞在の外国人を中心に不正乗車が罷り通っている。

 しかし、相応の暮らしをしている一般市民は大多数が正直に正規の運賃を支払い、故に「自主改札」でも交通機関の経営が成り立っている。
 我が国大都市で普及している電子マネーをベースとした、緻密かつ高性能な決済システムを備えた改札機を全駅に配備・維持管理する経費が不要で、運賃収受に要するコストを大幅に軽減できる。改札口に職員が居ない、居ても最低限の管理要員だけなので、人件費も掛かっていない。

 また交通機関や運営企業の垣根を越えて、一定エリア内および時間内であれば、何処へ行こうが何度乗り換えようが途中下車しようが、運賃は一律に設定されている。
 それはそうだ。地下鉄もバスもトラムも、改札や乗車口に設置されているのは切符の使用開始時間を証明する打刻機だけで、改札機や改札要員が運賃を収受・精算する仕組みになっていないのだから、利用者の自主的判断でどこまででも行ける。

 日本の公共交通機関のように、列車は直通しているのに経営体が異なるという手前勝手な論法で、境界駅毎に割高な初乗り料金が賦課される/逆に同じ企業が運営しているのにバスと電車の運賃が通算されないなどという理不尽は、この運賃制度下では起こり得ない。
 

 利用者の良心に依存するシステムが機能すれば、その利益は良心を以て利用する市民に還元される、ということだ。




 途中退出があったものの、延べで2時間余り利用させてもらった、先のスーパー駐車場。
 確かに、買い物をしないままでも利用できた。買い物をしたとしても、既定額に達していたのかどうか、誰もチェックしていない。

 でも、ゲレンデを愛車にしている市民が、そんな体たらくでいいのか、と私の良心に自問する。
 不正利用するドライヴァーが増えれば、このスーパー駐車場も厳格に管理され、却って不便になってしまうだろう。


 結局私は、総額4,000円以上の買い物(うち3,500円分はアルコール)をして、退出路のスロープを上った。時間は若干オーヴァーしてしまったが、それは「自主改札」の寛大さで勘弁してもらおう。

 普段であれば、駐車場代の為にしなくてもいい買い物をさせられた、と思うこともあるが、今日に限っては晴れやかに胸を張り、家族とともにゲレンデで次の目的地へ向かった。



Posted at 2015/01/18 19:51:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2015年01月17日 イイね!

漸進

漸進 戦後半世紀の節目だったあの年。
 正月に神戸で巨大地震が、年度末には東京で毒ガステロ事件が、それぞれ発生し、私を含め当時を生きた人々にとって忘れ得ぬ一年となった。

 今になって思い返すと、活断層と共に平和な戦後が崩れ落ちた瞬間だったように感じる。
 その後の20年間、治安は悪化の一途を辿り、経済は停滞したまま浮上の気配すら見えず、我々の社会は安定感を欠いたまま向かうべき進路を喪失し、無為に彷徨っている。


 自然災害や国内カルトだけではない。
 近隣某国の軍事的圧力、折り合いが見出せぬ宗教対立、少子高齢化の進行に因る国力低下等々、我々に危機的状況をもたらす要因は多様化・重層化・複雑化しているが、明確かつ効果的な対応策が取られているとは言い難い。



 それでも20年間で、地震に潰え津波に沈んだ街の片隅にて、暗闇に怯え寒さに震えながら救助を待つ人々に対しどのように手を差し延べたらよいか、我々はスキルを向上させてきた。
 東日本大震災だけでなく、福知山線の脱線事故など、発生要因が異なる事故や災害に際しても、その経験が役立ったとも聞く。

 ハード面でも耐震基準が大幅に強化され、新しい建物はより激しい揺れに耐え得るよう設計されている。



 昨年11月に交通事故で急逝した震災当時の兵庫県知事・貝原俊民氏は、死の1週間前に収録されたインタヴューに於いて、震災後の20年間を「漸進」と評した。

 復興を通じて神戸の街が飛躍的に発展したわけでも、我が国の防災対策が劇的に改善されたわけでもなく、目前に迫っている(かも知れない)危機に対して「万全です」などとは口が裂けても言えないが、得たものが絶無だった……と悲観し絶望するべきでもない。


 瓦礫の下敷きとなり、或いは紅蓮の猛火に呑まれた6434柱の無念に寄り添い、犠牲者が歩むこと叶わなかった人生を引き継いでいけるよう、各々ができることを前に進めていくしかあるまい。

 「漸進」もまた、スピードの遅さに目を瞑れば「前進」なのだと、自らを励ましながら。




Posted at 2015/01/17 21:42:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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