• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

midnightbluelynxのブログ一覧

2015年01月11日 イイね!

蔦屋

蔦屋 きっかけはみん友・ぼー&ぽーさんの「何シテル?」を拝読したことだった。

 ぼー&ぽーさんが、代官山にある「蔦屋書店」をキーテナントとする複合施設「T-SITE」駐車場で毎月開催(ただし中止された月も有り)の「モーニングクルーズ」へお出掛けになるという。


 ずっと参加してみたいなぁと思いつつ、主催者側で設定するジャンルが合わなかったり(ジャンル違いでも追い返されることはないが)、都合が合わなかったり、開催スケジュール把握を忘れていたりいて、縁遠いままだった。

 今日はたまたま、0915時から次男を帯同して吉祥寺で用事がある。
 関東の地理にお詳しい方はお分かりいただけると思うが、日頃利用している東武東上線から吉祥寺へ鉄道を利用して出掛けるのは、結構不便が多い。
 一旦都心へ出て大きく迂回するか、JR武蔵野線に乗り換えて南関東1/4周の旅をするか。いずれにしても乗換えの手間と長時間乗車を強いられる。

 しかも今月の「モーニングクルーズ」は、ノンジャンル。つまりどんなブランド・車種で参加してもオッケーで、心理的敷居が低い。
 ならば「モーニングクルーズ」と絡めて、我がゲレンデで出掛けようと決心した次第。


 しかし「モーニングクルーズ」は0700時~0900時の開催。
 0915時に、駐車場の少ない吉祥寺でロットを確保し目的場所に着いていなければならないことを考えると、0815時には代官山を出発していなければならない。

 これはタイトなスケジュールだなと覚悟しつつ、眠い目をこする次男をコパイに、朝日を浴びて0630時に自宅を出発した。



 我がゲレンデの機関は、極めて好調。首都高入口までの下道(R254および環状8号)も混雑は無く、順調に高速へ進入したものの、以後はトラブル続き。

 コースとして想定していた中央環状線の山手トンネルが、連休中は工事通行止めとなっていて、都心環状線まで大きく迂回させられた。

 それでも0720時頃には渋谷出口を降り「T-SITE」に到着。ところが流石に超人気イヴェント、駐車場は既に満車で、ゲレンデを入れることができなかった。

 そんな状態では、敷地が面する旧山手通りのパーキングロットも、個性的なクルマたちで埋め尽くされており、空ロットが見付からない。



 路肩に駐車されているクルマたちだけでも見物して、そのまま吉祥寺へ向かおうかと心を決め、渋谷方面に戻ろうとした。その時…

 たまたま「T-SITE」駐車場入口前(渋谷方面を向くと道路反対側)を通り掛かると、真っ赤なフェラーリが入場している。駐車場係員も「満車」のプラカードを持っていない。
 会場整理の都合で一時的に入場を締めきっていたのか、開始後数十分で退出される方が多かったのか、駐車場に空ができているようだ。

 急ぎUターンをして「T-SITE」に戻ると、赤いフェラーリに続き美しいシルバーのメルセデス(190SL)が進入、その後ろで晴れて我がゲレンデも入場できた。



 40分ほどの滞在時間では、一台一台をじっくり拝見することも叶わず、オーナーさんとの会話も全くできていないが、唯一このイヴェントへ間接的にお誘いいただいた結果となったみん友・ぼー&ぽーさんとは無事に巡り合い、新年のご挨拶を申し上げることができた。

 同行した次男と駆け足で会場を回りながら、銘車の数々が誇るエンブレムと、生産国に的を絞って解説をする。我が子も、世界中からユニークな格好いいクルマたちが参集していることに、率直に感心していた。


 「T-SITE」内のスターバックスで軽く朝食を摂り、0815時に会場を辞して吉祥寺へ。
 途中、ルートは井ノ頭通りを選択し、代々木上原のイスラム教寺院「東京ジャーミイ」の前で暫し停車し、車内から見学。



 僅か2時間ほどで世界一周をしたかのような、極めて充実した日曜日の朝であった。




Posted at 2015/01/11 21:13:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2015年01月10日 イイね!

歯槽

歯槽 「傷は順調に治っていますね」
 先生はそう仰って消毒液を歯茎へ塗布し、5分ほどの診察を終えた。

 一昨日前に強力な局所麻酔を施した上で、長く腫れが退かなかった前歯の歯根部に対し、抜本的な処置をした。その経過観察だ。



 最初に腫れ始めたのは、まだ多摩に住んでいた時。長男すらも生まれていなかったように記憶しているので、10年近く前のこと。
 悪化する都度、切開して排膿したり、抗生物質を集中投与したりして治療してきたが、いよいよ手立てが無くなり、このまま放置すれば「入れ歯」にするしかなくなりますよ……というところまで至ってしまった。

 治療の成果は自分でも実感しており、こんな爽快になるならもっと早くに手を付けておくべきだった。



 子どもに対する虐待の発見・防止策として、歯科検診の情報を活用しようという取り組みがある。
 児を虐待または児育てを放棄する親が、子どもの口腔ケアに頓着する筈はなく、極端に虫歯が多い子どもの家庭状況を把握し、虐待の可能性を調査しようというもの。

 行政の新しい切り口での取り組みを知り、私は膝を打ったのと同時に、これ以上悲惨な事件が起きないよう大いなる期待を寄せている。




 子どもに限らず、口の中はその人の境遇が顕れる「正直な窓」となっているように思う。

 喫煙者の歯茎はタバコの影響で血流が阻害され、不健康な色をしている。
 非正規雇用拡大や貧困層増加で、人々は歯磨きの時間さえ喪い、虫歯・歯肉炎を患う。
 更に経済事情が悪化し、仕事だけでなく健康保険証をも手放してしまえば、治療はほぼ絶望的。

 そこまで悲観的にならなくても、歯科の先生や衛生士さんに、私の暮らしぶりが全て見透かされているような気がして、正直言って歯科医院の診察台は居心地が良くない。
 私にとっては裸を見られるより、日常の口の中を見られる方が恥ずかしい。




 思い返すと、長く悩んだ前歯の腫れの原因は、私が小学生の頃まで遡る。
 子どもの頃の私は、歯磨き粉のミント味が嫌いであるが故に、歯磨きをサボっていた。

 その頃の我が家は生活が苦しく、親は働き詰めで私の歯磨きまで気が回る状況ではなかった。
 当然虫歯になるし、そのうち歯石が蓄積し歯茎を圧迫、恒常的に炎症を起こし腫れ始める。

 小学校高学年に至り、さすがにこれは拙いと自覚した私は、ミント味のペースト代わりに塩で歯磨きを始めた。何とか歯茎の腫れを鎮めることに成功したが、蓄積した歯石は如何ともし難く、その後も延々と悪影響を及ぼし続けた。

 広島で社会人になってから、職場の隣で開院していた歯科に足繁く通い、歯石を完全除去して貰って一旦は回復。しかし東京に転勤してからは歯科医院と疎遠になり、数年後に再発させてしまった。それが一昨日前まで続いていたのだ。
 

 幼い私の口腔内の異常に、家族が気付いてくれていたら。
 学校の歯科検診で変状を指摘し、対処を指導してくれていれば。
 状況はもう少し変わっていたかもしれない。

 今さら他者を責めるつもりもないし、責めたところで痛みや腫れに苦しんだ時間・支払った治療費を取り戻せるものでもない。
 しかし確かなのは、親の所業・大人の思慮が、語らずとも子どもの口に顕れるということだ。



 我が子たちには、私が経験した不便や苦労をさせぬよう、そして私の不作為や無思慮が我が子の口腔内であからさまにならぬよう、配慮していきたいと思っている。




Posted at 2015/01/10 22:10:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2015年01月09日 イイね!

空転

空転 全国紙・読売新聞のニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『車輪空転し列車19本が運休、原因は線路上の…』に注目。

 急坂を登り切れず立ち往生、というのは、親子で愛読している『汽車のえほん』(=「機関車トーマス」原作)では定番の(!)トラブルだが、技術の粋を結集した現代の鉄道車輛でも同様の現象が発生したとの報道に接し、巻き込まれた乗客の困惑と不便に同情しつつ、絵本的な光景を想像し微笑ましく思ってしまった。

 動力源が蒸気→内燃機→電動機と変遷し、信号システムや接客設備が高度化・豪華化していっても、「鉄のレールと車輪」というコアな部分は不変。今を走る「あずさ」も、1世紀以上前に活躍した「ゴードン」「ヘンリー」「ジェームズ」「エドワード」も、レール上の摩擦力を喪ってしまえば前に進みようがない。

 鉄道システムを含め、いわゆる「枯れた技術」の安定性は絶大な利点である一方で、その原理に根差し解決法の無いトラブルもまた、技術が利用される限り永遠に存続してしまう一例だ。



 鉄道では「超電導リニア新幹線」が、自動車では「燃料電池車」が、それぞれ既存の技術やインフラとは全く別の「新しいシステム」として導入されようとしている。

 レールの摩擦に依存する従来の鉄道や、環境負荷の大きい内燃機自動車では解決できなかった諸問題のブレイクスルーとなる期待の一方、従来は想定し得なかったトラブルや、時に未曽有の悲惨な事故を招く可能性も否定し得ない。

 リニア新幹線や燃料電池車が「枯れた技術」と看做される日が来るまで、事業者やエンジニアは勿論のこと、我々利用者・消費者も安全性について不断に検討し、折に触れ意見を述べていかなければならないだろう。




Posted at 2015/01/09 12:52:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2015年01月08日 イイね!

冷却

冷却 放射冷却現象が強まった今朝は、東京でも気温が下がった。
 地球温暖化やヒートアイランド現象の影響を受け、郊外よりも気温が高めの東京都心でも、こういう日はやはり寒い。

 厳しい寒さを感じるエピソードが幾つもあるうち、最も身に沁みたのは地下鉄電車内の金属部品。
 郊外から都心へ向かう列車は、始発電車の場合0500時前から車輛基地を発ち、暖房を効かせて旅客輸送に従事している。私が出勤のために利用する0700時台には、どの列車の車内も十分に暖かい。
 しかし東京メトロ丸ノ内線は、ラッシュがピークを迎える0700時台から都心ターミナルに程近い小石川検車区を出庫し、運用に就く列車が多数ある。
 
 山手線内側の都心部とは言え、一晩留め置かれた電車内のステンレス製手摺・吊革のベース・網棚は、素手で触っていられない程に冷え切っている。
 日頃は金属部分をしっかり掴んでラッシュの荒波に揉まれる巨体を固定し、どうしてもフラフラしがちな吊革を余り使わない私も、已むを得ず吊革の樹脂製取っ手を頼っての出勤となった。



 麗しき休暇が楽しければ楽しいほど、その後の仕事始めが辛くなる。もう新年4日目を迎えるが、体も頭も暖機が進まず、冷え切ってカチカチの部分が残っている。

 今日から新学期を迎える長男も登校を再開、明日は次男の幼稚園も新学期が始まる。本格的に我が家の2015(平成27)年が動き出した。
 そろそろ全力を出せるように、調整を進めなければ。



Posted at 2015/01/08 12:48:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2015年01月07日 イイね!

困惑

困惑 昨年末のクリスマス・プレゼントは、受け取るべき子どもたちが休暇で渡航してしまい不在にも関わらず、転送不可で我が家に留置かれてしまったことは既に記事にした。

 日曜午前中に帰国・昼過ぎに帰宅してから、子どもたちはリヴィングでプレゼントを発見。
 開封してみると、理科実験教室通いで科学的視野に目覚め始めた長男には、携帯も可能な小型の天体望遠鏡。動物のフィギュア集めに凝っている次男には、絶滅が懸念される野生動物22種のフィギュアをアソートし、ゲームも楽しめるセットだった。

 サンタクロースがどうやって子どもたちの嗜好や要望を知ったのかは判り兼ねるが、ベスト中のベストなチョイスに長男・次男とも感激していた。



 ところが、である。
 次男が動物のフィギュアで遊び始めると、セットに欠損が見付かった。
 「コモドオオトカゲ」の台座が、どこを探しても見付からない。低い姿勢の4本脚なので、初めから台座は無かったのではないか、とも考えたが、動物各種のインストラクションを掲載したパンフレットを確認すると、ちゃんと台座に乗った状態の画像が掲載されている。



 サンタクロースは24時間以内に世界中の子どもたちへプレゼントを届けるべく、理屈上は時速3万㎞とも6万㎞とも言われるスピードで移動しなければならない。多忙のあまりセットし忘れてしまった、あるいは高速移動中に逸脱してしまった可能性もある。
 さてさて、どうやってサンタクロースへ「台座が届いていませんよ」と伝えたものか。


 私が目撃したサンタクロースは黒猫を連れて緑色のコスチュームをまとっていたが、サンタクロースがプレゼント調達を委託した先が、また別に存在することを突き止めた。
 そこへメールで連絡を入れ、「子どもたちが喜んでいましたが、残念ながら台座がありませんでした」と申し伝えると、月曜早朝に恐縮し切った返事があり、早速台座を送るという。
 ベタに日本語でメールを送ったのに、ちゃんと意を酌んでくれて、しかも日本語で返信。さすがサンタクロースである。


 翌火曜日。家族の話では、どうも私がクリスマスの晩に目撃したサンタクロースと酷似したコスチュームの宅配便業者が、私宛の荷物を置いて行った。箱の外に貼られた伝票は、確かに例の「委託先」だ。

 開封して確認すると、「ホオジロザメ」のハンカチと「リュウグウノツカイ(=深海魚)」のフィギュア。プレゼントが欠損していたお詫びに、こんなものを同梱してくれたのかと喜びつつ箱を探るが、肝心の台座が入っていない。
 
 箱の中に同封されていた送り状をよくよく読んでみると、全く見ず知らずの宛先。どうも他の子どもたちに贈られたプレゼントでも、ミスを犯していたらしい。
 改めて「荷物を間違えていませんか」とメール。



 再び、今朝早くに返事。
 余りに恥ずかしいミスに狼狽したのか、お詫びの言葉は非常に短く、再度送達の手配を約する一方で、届いたものを着払いで送り返してくれ、とあった。
 こういう場合、本来お届けすべきの品を早急にお届けします、間違って届いた物はお手許に置いて使ってください……と言うべきなんぢゃないか?と感じつつ、台座の到着を待っている。



 パパとしては、極めて人間臭いサンタクロースのミスに、正直困惑しているところ。
 勿論サンタクロースに罪はなく、重ねてのミスは全て「委託先」の責任に帰するが、過酷なサンタクロース業務を一部であっても肩代わりするのは、この委託先にとって荷が重すぎたようだ。

 サンタクロースの存在を心底信じている子どもたちにとって、このエピソードが夢の世界を破壊する「蟻の一穴」にならなければいいのだが。




Posted at 2015/01/07 22:38:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ
 G320カブリオ(V6・ミッドナイトブルー)を愛車にしています。  息の長いGクラスで ...
その他 その他 その他 その他
 サントレックスの軽規格折りたたみトレーラーです。以前所有していたキャンピングトレーラー ...
メルセデス・ベンツ Gクラス ジュラシックワールド・オフィシャル (メルセデス・ベンツ Gクラス)
G550 as a movie star! Coming soon.
メルセデス・ベンツ Gクラス ドイツ連邦軍多目的車輌「ヴォルフ」 (メルセデス・ベンツ Gクラス)
 ドイツ連邦軍が1989年~1994年にかけて10,000両以上もの大量調達を果たした軍 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation