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midnightbluelynxのブログ一覧

2016年03月31日 イイね!

落書

落書 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【保育園落ちたブログ】炎上必至!? 自民から出馬予定の山田宏・元次世代の党幹事長が「ブログは落書き。生んだのはあなた。育児は親の責任」』に失笑す。



 相変わらず現状認識が拙い、腐れ保守の戯言。論評に値せず。
 漸く「保育園落ちた」問題の火消しに成功したと思ったところで、この発言を耳にした自民党執行部は青ざめただろう。




 匿名のブログなど落書きだ、そんな書き込みは信頼できないというなら、では訊こう。
 政治家にとって生命線である「投票」は須らく匿名で為され、秘密が保障されるものだ。
 匿名で表明される民意が「落書き」なら、匿名投票で選出される政治家は一体何者なのだ。

 落書き程度の民意に縋り阿る、薄汚いクズ以下ということか。

 その自覚があっての主張なら結構だが、何を勘違いしているのか「自分は立派なこと言ってるんだぞ」「下民よ心して聴け」という姿勢で勝手な極論を述べているように感じられ、鼻持ちならない。 




 落書きと聞いて、一つ思い出したことを忠告代わりに紹介しておこう。

 江戸の末期、庶民は物資不足とハイパーインフレに苦しめられ、国内は打ちこわしが多発するなど治安が急速に悪化。海外に目を向ければ、強大な軍事力を背景に欧米列強の影が忍び寄る、混沌とした時代。

 人員も予算も喪い、治安を維持する警察力を発揮できぬまま狼藉を放置する町奉行所の門外に、こんな落書きが残された。


 「御政事売切申候」(おんまつりごとうりきりもうしそうろう)


 もはや政治にできることなんて何もないだろうし、我々(=庶民)は期待もしていない……ということだ。
 各位ご存知の通り、この後に幕藩体制は崩壊し、維新を経て明治時代となった。



 時代の雰囲気をストレートかつタイムリーに表現した落書きが街頭に掲示され、その落書きが少なからず政治体制を一新する力を与えたであろうことは、歴史の素人にも容易に想像がつく。

 そして歴史の大きなうねりの中で、この落書きを誰が投じたかなど何ら問題にならない。


 
 腐れ保守が、「保育園落ちた」ブログを落書きと見做すなら、それもよかろう。
 しかし、経済が停滞し近隣某大国の脅威が圧し迫る、いつかどこかで見たような閉塞感の強い状況下、「日本死ね」と毒づいたブログと、封建体制に大きなダメージを与えた「御政事売切申候」の落書きが通底しているように思えるのは、私だけだろうか。



 そういえば山田某は、以前「維新」を名乗る政党に属していた。

 落書きを投じた庶民にパージされた幕藩政治の如く、腐れ保守もまた「保育園落ちた」の民意によって排除されたとしたら、歴史の皮肉を嗤うと同時に、彼らの掲げた「維新」なるテーゼが所詮は何ら内容の無い「御題目」だったことが証明される。




Posted at 2016/03/31 22:29:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2016年03月30日 イイね!

開放

開放 元々は物資弾薬の搭載キャパを拡げ、索敵を容易にする目的でオープン構造となっている我がゲレンデ。    
 昨今日本国内も物騒になりつつあるが、さりとて紛争状態に陥っているわけではない。   

 平和な市中で屋根を開放するのは、麗らかな春の日に、咲き誇る花を愛でるため。   
 この時期こそ、カブリオを所有する喜びが最も高まるシーズン。   



 開け放たれた屋根からは、頭上一杯に拡がる桜の天井を望み、陽射しの暖かさを感じつつ、頬を撫でる風の冷たさもまた心地良い。

 逆に車内からは、疲労・不調・摩擦・憤懣・緊張・・・・その他諸々のネガティヴな物が発散されていった。

 肉体的・精神的デトックスだけではない。
 出掛けるに際し、今日の検討事項として決めていたテーマについて、完璧なソリューションを見出だした。

 狭い視野を捨て、自由に展開した発想の勝利。これもまた、屋根を開け放ってのドライヴがもたらした福音と言えるだろう。


 ベストなこの時期に、我がゲレンデの魅力を最大限惹き出すことが可能になるソリューションについては、また別項で。

 
        








Posted at 2016/03/30 19:49:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記
2016年03月29日 イイね!

仕舞

仕舞 今年度最後の仕事を、2週間遅れで完了。クライアントからの依頼ではなく、組織内部で保持するデータのメンテナンスだったので、工期面で融通が利くのを最大限活用させてもらった。

 自己研鑽のポイントも、今日付で最後の1点を申請、承認を得た。既に申請済みのポイントで、登録機関が内容を確認中・現時点で未承認が3点あるが、それらが問題なく通過すれば目標の50点をクリヤする。

 漸く、今年度内に片付けなければならない仕事が、手仕舞いとなった。



 明後日午前中まで、有給休暇の消化。
 疲労と気候変化で体調がよろしくないこともあり、新年度が明けるまで、ゆっくりと休ませてもらう。


 頂戴したコメントへのご返事に4週間前後を要しているが、可能な限り短縮したいと考えている。
 今暫く、寛大にご猶予の程。




Posted at 2016/03/29 22:24:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年03月28日 イイね!

符牒

符牒 公共放送・NHKのニュースショウ「ニュースウォッチ9」本日付け放送から、新リポーター・伊藤海彦アナウンサーに注目。

 今日の放送からスタジオセットが一新され、メインの河野憲治・鈴木奈穂子両キャスターは留任したものの、リポーターが児林大介アナウンサーから伊藤海彦アナウンサーへと交替。初お目見えした。


 冒頭、伊藤アナが「私の好きな『前へ』の精神で、前のめりにニュースをお伝えします」と挨拶したのを聴き、ピンと来た。

 東京六大学出身者、なかんずくラグビーファンにとって『前へ』ときたら、紫紺の重戦車・明治大。
 長らく明治大ラグビー部、そして日本の学生ラグビー界を牽引してきた、北島忠治監督のモットーである。

 プロフィールを参照したら、やはり明治大OBだった。



 母校の大先輩が掲げた名言を、新たなスタートを飾る挨拶に据えた後輩。
 その言葉を符牒のように受け止め、その意気込みを理解した視聴者のOB。

 末永くその活躍を見守り、応援していきたいと思う。
 頑張れ、伊藤アナ!  




Posted at 2016/03/28 22:13:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年03月27日 イイね!

境界

境界 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【埼玉失踪少女保護】「夜も人通り多いし治安もいいと…」 男のアパート付近は騒然』に注目。

 今日午後に突如もたらされた吉報。
 電話連絡を受けた母親は、本物かどうか疑いつつ、驚嘆と歓喜が綯交ぜになった複雑な思いで娘との面会の瞬間を待ったことだろう。

 保護が確認された時点で、プライヴァシーに配慮して報道から少女の名前は全面的に消去。地元駅頭に貼られていた、情報提供を求めるポスター(当然本名および本人の肖像入り)も、即座に剥がされていた。



 保護を求めるチャンスを見逃さなかった少女の賢さを讃えつつ、この2年間に同様の機会が無かったものか、疑問も残る。

 よほど厳重に監視していたものが、今日に限って緩かったというのも不思議な感じがする。
 また、てっきりセキュリティが厳重なマンションに閉じ込められていたのかと思いきや、記事ではアパートと報じられている。

 外から鍵を掛けられていても、ガラス窓を破るなどして脱出、それが不可能でも室内の物を投げ散らかすなどして騒ぎを起こせば、外部との接点は持てたような気がする。



 いずれにしても事実関係はこれから解明されていくだろうが、犯人との奇妙な信頼関係が築かれていたものと推測する。
 生命に危害を加えられる脅しを受けながら、大人しくしていれば痛い思いをしないで済むと、言葉巧みに明確な保証が示され、少女は思考停止状態に追い込まれてしまったのではないか。

 恐怖と安心が危ういバランスをとっている刃先の如き境界線上で、少女は2年の時を過ごしてしまった。


 2年間の学業の遅れ、精神的に相当傷ついているであろう少女を癒すのと並行して、心理面から事件を究明していく必要がある。

 併せて我が家も平穏無事な生活と、恐怖と絶望が支配する暗いアパートの一室との境界を家族が超えてしまわぬよう、この事件から教訓を得たい。




Posted at 2016/03/28 07:21:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記

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「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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