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midnightbluelynxのブログ一覧

2016年09月05日 イイね!

代官

代官 地方紙・沖縄タイムズが運営するニュースサイト「沖縄タイムズ+(プラス)」に掲載された本日付『社説[生活保護と教育]奨学金 収入から除外を』に注目。


 いわゆる「貧困女子高生」の問題で、与党議員たる片山某が「進学は奨学金など各種政策で支援可能!」と断言した。

 いやいや片山某よ。奨学金を借りたはいいけど、行政からそんな仕打ちを受けたら、家族の生活は破綻するよねぇ。
 それを知って、積極的に奨学金借りようと思うか?。所詮は現実が見えてない、絵に描いた餅でしかないんだよ。。。。



 餅と云えば、一般的に食卓で接する機会が最も多くなるのは正月だろう。
 讃岐地方の雑煮は、白味噌仕立てで餡入りの餅が入る、極めて珍しいレシピで知られる。

 その由来には諸説ある。
 讃岐は「三白」こと良質の綿・塩そして砂糖(和三盆)の名産地で、藩財政への貢献を称え正月だけは褒美として庶民も砂糖の消費を赦されたから…という説が有力。

 また別に、ダークな説もある。
 権力者に贅沢を知られたくないがため、庶民の智慧で餅の中に餡を隠して愉しんだ…というもの。
 福祉政策など萌芽すら見えない封建時代の政治体制下、小豆や砂糖を大量に使う餡を食べていることが代官に知れたら、まだまだ余力ありやと更に過重な年貢負担を強いられ、経済的に痛い目を見ることは必定だ。



 さてさて、改めて各位に問う。
 雑煮に餡を入れたら、それは租税負担率を上げねばならぬような贅沢と言えるのだろうか。
 甘い物を口にできる人は、須らく「貧困ではない」と断じれるのだろうか。

 現在の価値観では有り得ない。では「庶民」を女子高生に、「餡入りの雑煮」を自宅のクーラー、アニメグッズやランチに置き換えてみたら、どうだろうか。地域の伝統料理も即ち、時事的な問題として読める。


 この場合、厳しく年貢を取り立てる悪辣非道な代官は、電脳空間で暗躍する「精神的貧困層」か。
 しかも江戸時代の悪代官とは違い、屍肉に群がる蠅・蛆の如き多勢が四六時中ネット監視を続け、護られるべきプライヴァシーまで暴いて手中にするのだから、余計に質が悪い。

 その尻馬にのる片山某も、権力側に在る者が個人の消費行動を云々することに違和感を覚えないのなら、相当にお目出度い。
 消費を我慢し、進学がダメなら身を粉に働き、国家財政に貢献したら砂糖の褒美よろしく「ランチぐらいは赦してやるぞよ」とでも思っているのか。
 封建領主的時代錯誤が甚だしい。



 現代の「ネット悪代官」が張り巡らす監視網をかいくぐり、注視すべき現実が全く見えていない「悪代官の親玉」=与党議員の暴挙を往なすこともまた、今を生きる庶民の智慧として必要かと心得る。


Posted at 2016/09/05 19:56:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2016年09月04日 イイね!

殺気

殺気 まだまだ残暑厳しき折ではあるが、目に映る季節は着実に秋へと向かっている。



 そんな光景の一つ。
 今月から、平日朝の電車に学生が戻って来たのに続き、週末もユニフォームやジャージ姿で練習や試合に向かう学生アスリートが群れを成す。



 生憎私の母校後輩は見掛けなかったが、家族が通う学校の上級生が、母校にとってライヴァル校の最寄り駅で集合しているのに出くわした。

 我が母校と共に、来るべき秋季シーズンでは悔いの無い最高のパフォーマンスを発揮して、強きライヴァルを討とうぞ……と胸の中でエールを送った。



 我が家も「スポーツの秋」最初のイヴェントとして、次男(小学生)が習っている空手の進級審査があった。
 普段は時間帯・道場を分けて鍛練しているため、基本的に顔を合わせることが無い中学・高校・大学の選手も一堂に会し、それはそれは見事な演武を見せてくれた。


 対戦形式の自由組手(中学生以上)では、いわゆる「フルコンタクト」ではない寸止め・ポイント制・防具装着のルールだったが、逞しい若者が次々と「突き」や「蹴り」を繰り出して闘う様は、迫力満点だった。

 しかし伝統的な空手の神髄は、やはり「形」だろう。


 小学生は勿論のこと、中・高生であっても初心者は、基本的な形(平安初段など)から入る。
 我が子を始め、まだあどけない子どもが気合十分に形を演じるのも微笑ましい。
 手足が伸び大人びた体格の若者が、指先にまで集中力を漲らせて形を演じるのも格好良い。

 今回ではないが通常の稽古にて、基本的な形を師範が演じるのを拝見した際は、惚れ惚れした。


 年齢・性別・運動の得手不得手を問わず、同じスタート地点から競技に入り、各自のペースで研鑽を重ねて遙かな高みを目指していけるのが、伝統的な空手の特徴にして最大の美点だ。



 空手の「形」には、もう一つ大きな魅力がある。
 見えない仮想の敵に対して、あたかも本当に闘っているかのように技を繰り出すのが「形」だが、リアルな敵がいない以上、選手が発する殺気はダイレクトに周囲で観ている者へ伝播する。
 稀に眼光鋭い選手と目が合うと、気圧されるばかりか背筋に寒気が奔るほどだ。

 その選手は、ついさっきまで道場の隅でニコニコしていた、可愛らしい女子学生だったりする。
 日頃の姿と、競技中の凛々しさとのギャップに驚かされるのと同時に、「形」とは空手の技を間違いなく淡々と消化していくのではなく、高い精神性に裏打ちされた、当に「神髄」なのだ分かったような気がした。



 我が子の真新しい道着は、まだ硬く、帯の色は鮮やかだ。
 諸先輩方のように、道着が洗濯を重ねて柔らかくなり、帯は元の色が分からないくらいに擦り切れた状態に至れば、我が子からも「殺気」を受け止めるようになるのだろうか。

 楽しみなようで、若干ならず不安でもある(笑)。


Posted at 2016/09/04 19:27:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年09月03日 イイね!

弱者

弱者 フジサンケイグループ傘下の出版社・扶桑社が運営する ニュース&エンターテイメント情報サイト「日刊SPA!」の配信記事から『「生活苦しい奴声上げろ!」貧困バッシングに怒る名古屋の若者たち』に注目。

 一連の「貧困叩き」騒動を俯瞰しながら、私の脳裏にはTHE BLUE HEARTS の名曲「TRAIN-TRAIN 」がリフレインしていた。




♪栄光に向かって走る あの列車に乗っていこう
 裸足のままで飛び出して あの列車に乗っていこう

 弱いもの達が夕暮れ さらに弱いものをたたく
 その音が響き渡れば ブルースは加速して行く

 見えない自由が欲しくて 見えない銃で撃ちまくる
 本当の声を聞かせておくれよ



 絶対的か相対的かは別にして、貧困に喘ぐ者が声を上げれば、片山さつき以下「精神的貧困層」がこの上なく汚い物言いで罵詈雑言を浴びせる現実と、ピッタリ重なる。


 なれば、私も遠慮なく発言させてもらおう。
 他者への共感力・柔軟な想像力・基礎的な素養の弱い者……、こんな上等な表現では該当する者に伝わらないと推察するので、バ○でも理解し易く四捨五入すれば「オ○ムの弱い者」が、経済的に弱い者をバッシングしているのではないか。



 貧しき人々を叩く愚か者へ問う。
 尊敬すべき親が、精神的にも経済的にも頼るに足らない状況で育つ子へ熨しかかる、様々な負担に思い至ることができるか。

 無条件に親から愛され、家庭内で安心を得るべき子が、親や家庭に見切りを付けてまで自立せねばならぬ苦労を、理解できるか。



 貧困から脱したいなら、賢くあらねばならないのは、私も弊ブログで度々発言している。
 NHKの番組に於いて、画面の端々に映ったアイテムや、本人のSNSから垣間見える消費行動が、貧困状態から抜けられない原因の一つになっているのかも知れぬ。
 だとしたら、一つ賢くなって生活が変われば、明日の状況も劇的に変わるかも知れない。

 一方、女子高生をバッシングした「精神的貧困層」は、自分たちよりも賢く、かつ穣かになった女子高生を、これ以上責め立てるに足る能力および正当性を喪失し、また別の自分より弱い攻撃対象を探し続ける。そして「精神的貧困」を克服できぬまま、永遠に彷徨うのだ。



 経済的な貧困は、本人の努力次第で克服する道が拓けるのは間違いない。もしかしたら日本経済が奇跡的な回復を見せ、全ての人が救われる可能性も(限りなくゼロに近いが)ある。

 しかし「精神的貧困層」が撒き散らす害毒は、経済が好転しようが悪化しようが無関係に、我が国の文化を蝕み、文明を破壊し、良識ある市民を分断し続ける。

 「プチ贅沢」が批判された女子高生の貧困よりも、よほど忌々しき問題であると指摘しておきたい。


 
 女子高生が長じてから、何時か何処かで、例えば列車内で出逢ったなら車窓を眺めながら、こう話そうかと思う。

 お○カさんたちが暑いなか汚ない言葉を吐きながら、まだ列車にも乗れず彷徨っているよと。




Posted at 2016/09/03 20:33:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2016年09月02日 イイね!

経路

経路 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『神奈川)市バス運転手、道を間違え系統表示を勝手に変更』に呆れる。


 別の公営交通バスで同様に経路を間違えたため、正常なルートへ戻らんと巨大な路線バスを、しかもUターン禁止の交差点で転回しようとして物損事故を起こした事例を聞いたことがあるが、経路を間違ったこと自体を誤魔化そうと、運行系統やバス表示・案内放送の内容まで変えた今回の件は、寡聞にして類例を知らない。

 経路ミスはさておき悪質な隠蔽工作まで為すとは、過去の処分が全く戒めになっておらず、そもそも本人に適性が無かったのでは…と思わざるを得ない。運転手自身は勿論、雇用を続けた川崎市交通局も悔いるべきだ。


 反省と同時に、川崎市交通局のバス路線網も、この際見直してはどうか。
 路線バスの運行系統が急に変わったら、まず乗客が騒ぎ出しそうなものだが、発覚したのは同僚の指摘だという。

 路線図(参考情報URL参照)を確認したところ、運転士が経路を誤った分岐点を左折した直後で「生02」系統(本来の経路)は終点、「生01」系統(偽装した経路)は直進して南西方向の市街地を時計回りにぐるり一周して、やはり同じバス停(鷲ヶ峰営業所前)が終点だった。

 昼下がりの長閑な時間帯、乗客は「私が乗った系統が間違っていたのかな?」「遠回りだけど終点は同じだからいいや」……でスルーしてしまったのだろう。


 ただ、「生01」「生02」系統ともに、鷲ヶ峰営業所前バス停とは別の行き先が設定される便(「生01」→宮前平駅行/「生02」→聖マリアンナ医科大学前行)がある。それらの便で経路違いをやらかしたら、間違いなく大騒ぎになっていたろうが、逆に経路誤魔化しが利かずに所定の手順で元ルートへ復帰して、軽い処分で済んでいた可能性も想定できる。
 
 適性を欠いていたとはいえ、運転手が間違えるようは複雑な経路は、利用者側も乗るべき便を正確に選択することが難しくなる。
 行先の異なる便を同じ系統番号にしない/途中経路の異なる同じ行先の便は可能な限り統合するなど、運行便を整理して経路ミスの防止を図ると同時に、事業運営の合理化・利用者サーヴィスの向上を並立させてもらいたい。



 少子高齢化で人口減に転じた日本において、公共交通の事業環境は年々厳しくなっている。
 優秀な運転手を確保して安全・確実な運行に努めるのはもとより、利便性を高めて利用者を増やす工夫も、決して怠ってはならない。




Posted at 2016/09/02 23:18:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年09月01日 イイね!

吃逆

吃逆 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」内の医療関連コンテンツ「ヨミドクター」の配信記事から『しゃっくりの止め方は?』に注目。


 私は「しゃっくり」で困ったことがない。
 我が身に起きたとしても、100%確実かつ即座に止める方法を知っているからだ。


 私の方法も、至って簡単。
 可能な限り全ての空気を躯体中から吐き出し、これまたできるだけ長く息を止める。それだけ。

 最初のチャレンジで、だいたい9割方は成功する。
 稀にぶり返してしまうこともあるが、3回もチャレンジすれば、苦しい思いを4回以上強いられることは無い。

 しゃっくりが横隔膜の痙攣だと知り、ならば最も下(最大限息を吸った状態)か、最も上(最大限吐いた状態)で固定してしまえば、止められるのではないかと考えて実行したら大当たりだった(笑)。



 この方法は、私の躯体(比較的大きな肺活量を持つ非喫煙者で、横隔膜が動く上下幅が広い)に特有の効果なのかも知れない。
 また息を止めることで血圧が急上昇し、別の疾患を招く惧れもある(記事で紹介されている方法も同様の注意が呼びかけられている)ので、参考にされる方はご注意を。


 読者各位の独創的な方法があれば、是非ご披露賜りたい。




Posted at 2016/09/01 22:08:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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