• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

midnightbluelynxのブログ一覧

2016年11月30日 イイね!

曇止

 在京キー局・日本テレビが運営するニュース動画サイト「日テレニュース24」の配信コンテンツから『集団登校の列に車「ガラスくもり前見えず」』に注目。

 寒さ厳しき折、クルマのフロントガラスだけでなく交差点のカーヴミラーなども、早朝の時間帯は結露で曇り、用を為さない場合が多い。

 比較的暗いうちから起きている私は、風呂の残り湯等を活用して、結露で真っ白の鏡面に散水、曇りを除去している。
 地元・生活圏内でのボランティア活動と言えなくもないが、何のことは無い。T字路突き当りにある我が家へ、クルマが突っ込んでくる事態だけは避けたい思惑が大きい。
 心掛け次第で何とでもなる、自主的かつ安価な防衛策である。



 報じられている事故の要因を分析すると、如何にも現代的な問題が見えてくるように思う。

 出勤時間帯で忙しいのは分かるが、フロントガラスの曇りを解消せぬまま走り出さねばならぬほど慌てていたのだとすれば、遅刻が赦されない状況、即ち社会通念を超える厳しい叱責を受け、職を失い兼ねないなど、職場環境に問題を抱えているのかも知れない。

 もう一つは、クルマに関するリテラシーの問題。
 高齢ドライヴァーの認知能力の問題と並行して、クルマに親しむ機会が減少傾向にある若い世代の運転スキルに、個人的には危惧を覚える。

 確かに免許証は持っているし、取り敢えずクルマを動かすことはできる。しかし、いざ給油となると「軽自動車だから軽油!」とか、高速道路を漫然と走行し、合流部で足の鈍いトレーラーに追突するなど、運転に習熟しているとは思えないトラブル・事故が多い。

 今回の事故も、フロントガラスの曇りを効果的・短時間に除去する方法(デフロスタ起動・外気導入、それでもダメなら窓全開)を知らず、パニックに陥っていたのではないか。



 先輩ドライヴァーの一人として、弊ブログを通じ様々啓発を申し上げているし、機会が有れば対面して経験から積み上げたスキルを伝えたいと思っている。
 ただ、運転に際し困ること・不安に思うことを積極的に解消し、主体的に習熟しようと考えるのは、結局のところ若年ドライヴァーの心掛け次第である。



Posted at 2016/12/03 07:47:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2016年11月29日 イイね!

検針

 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『水道検針ミス、不在宅で庭の水出し帳尻合わせ』に呆れる。

 金額にすれば些少なミスを誤魔化すために、家宅侵入および窃盗(水道の無断使用)の罪を犯したのだ。内部告発の情報を元に自ら解明に動き、水道利用者に謝罪したから警察沙汰にはなっていないが、今からでも被害者が告訴に走ったら、刑事事件に発展するのではないか。

 第一環境に業務を委託している水道事業者はどこも、限りある水資源の有効活用を呼び掛けており、無駄に水道水を流失させた今回の行為は、金額の多寡・悪質度の高低・刑事告発の有無に関わらず容認され得ない。


 個人的には、今回の行為について、当該企業に反省を求めることは無駄だと思っている。
 いずれ水道の検針業務は、スマートメーターの普及で自動化・合理化され、検針員が足で記録を集める必要性が無くなってくるからだ。

 そうなれば、今回のような下らない誤魔化しも根絶されるし、水道メーターを外部からアクセスし易い場所に配置する必要性が無くなり、外構設計の自由度が増す。

 その代りに検針員の雇用が喪われ、失業者が増える可能性がある。



 犯罪的とも言える不正行為に手を染めた企業が、信用を失くしパージされるのは致し方ないとして、善良かつ勤勉な検針業務従事者には同情を禁じ得ないが、水道事業者も少子高齢化の進行に因る人口減少・産業の高度化に伴う水需要の減少で利益確保に苦しんいる。

 今回の不正事案が、検針業務合理化の引き金となるかもしれない。
 検針業務を受託していた企業は、検針員を多数雇用する労働集約型の事業から、スマートメーターの管理・データ収集を限られた人数で集中的に行う事業へ転換し、生き残りを図るだろう。

 その状況に至り、検針員の整理解雇はもはや避けられない。
 検針員として生計を立てている方は、早いうちに別のお仕事へ移られることをお奨めする。



Posted at 2016/12/01 23:34:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年11月28日 イイね!

苦味

苦味 酒造大手・キリン株式会社の本日付ニュースリリース『ホップ由来のビール苦味成分であるイソα酸のアルツハイマー病予防に関する作用機序を解明~世界で初めてビール苦味成分の予防効果を確認~』に歓喜す。


 何度か触れているが、私はこの上ない「ビーラー」である。ビールの風味を構成する重要な要素であるホップに、アルツハイマー病を予防する効果があるなら、年齢を重ねていく毎にビール消費に拍車が掛かる。

 キリンは傘下に置く小岩井乳業と共同で、カマンベールチーズに含まれる成分にも、やはりアルツハイマー病を防ぐ効果があることを突き止めている。

 私はチーズを摘まみながら酒を呑むことも多い。
 キリン・一番搾りを、小岩井乳業のカマンベールをアテにして愉しんだら、もはやボケる気がしない……などと言うのは、所詮酒好きの妄想でしかなかろう(苦笑)。


 ホップ由来の成分に痴呆予防効果があると言っても、全量をビールから摂取しようとしたら、アルコール性の脳萎縮を招くに違いない。

 チーズも同じく、恐らくはカロリーオーヴァーで循環器系の疾患に追い込まれるのがオチだ。



 ボケ防止に効果があるとすれば、適量の飲酒と動物性たんぱく質の摂取、そしてお酒を愉しむ時間を通じてストレスを解消し、心身をリラックスさせること…になろうか。



 そういえば、職場の忘年会の会場押えを依頼されていて、まだ済ませていなかった。
 お酒を呑みながらストレスを解消するどころか、お酒を呑む場所のアレンジで、ストレス要因を抱え込んでしまっている(汗)。



Posted at 2016/11/30 22:13:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年11月27日 イイね!

休出

休出  一昨日は荷物を送った後、都心にある本来の勤務先に出勤して溜まっている業務の一部を消化し退出。
 ということは、全部消化するためには土曜に出勤、それでもダメなら日曜日にも出勤するしかない。
 11月は結局、休みなしで過ぎ去っていきそうだ。


 これが東京六大学野球・秋季リーグ戦が酣の10月までだったら、どんなに残務があろうと時間を作って神宮球場に馳せ参じ、母校の応援に酔いしれて心地よい疲労感を味わいつつ酒を呑むところだが、生憎野球は完全にストーブリーグ入りして観戦できる試合がない。

 今日は関東大学アメリカンフットボールリーグ・TOP8の試合(明治大-中央大/慶應大-法政大/早稲田大-日本大)が組まれているが、会場は横浜スタジアムで少々遠い。
 結局、職場で少しでも仕事を進めよう……という動機が勝り、職場の椅子を温めていた。



 それでも、職場で燻っているだけでは心身がもたないと一念発起。午後は次男が課外活動で参加している空手の、学校対抗試合を観覧してきた。

 小・中・高・大各世代の選手がそれぞれ、日々鍛えた技を披露。国際大会クラスとの呼び声高い型の演技に続き、高・大については自由組手の真剣勝負も設定されている。

 自由組手では手・足・胴の防具を装着し、高校生は更にヘルメットを被って対戦するが、大学生は素頭で勝負するので迫力が凄い。
 高校生では想像するしかない、選手の表情・目の動きが、大学生では露わになる。
 その代償として、寸止めルールながら拳が顔に当たってしまい、鼻や口から出血する事態は防ぎようが無く、度々止血・治療のためのストップが入る。

 試合を終えて上気する、可愛らしい女子学生の白い道着には赤い血が飛び、蹴りを仕掛けた体制で拳を喰らい、後頭部から倒れた男子学生は救急車で搬送されていった。



 一緒に観戦していた次男を含め小学生は、リアルに拳を交え、時に自ら立ち上がれない程の負傷者が出る肉弾戦に慄いているかと思いきや、意外にケロッと成り行きを眺めている。

 道場の仲間や諸先輩方と共に声援を送り、勝っては喜びを炸裂させ、負けても健闘を讃える空間の中では、連帯感が恐怖を超越するらしい。


 思い返せば、忙しくても神宮球場へ足が出向くのは、同じ理屈に因る。
 卑小な利益や醜いしがらみでなく、純粋に後輩たちの躍動を愉しみ、見ず知らずの同窓たちと肩を組み一体になって声援を送る空間は、疲労やストレスを癒してくれるのだろう。


 身に沁みる寒さが辛いこの時期にも、学生スポーツは挙行されている。
 12月はアメフトの「甲子園ボウル」にリーグ入替戦、そしてラグビーは伝統の「明早戦」と大学選手権が控える。

 どこかのスタンドで、観戦の悦びと癒しを得たいものだ。





Posted at 2016/11/30 12:51:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年11月26日 イイね!

沈下

 全国紙・毎日新聞が運営するニュースサイト「mainichi.jp」の配信記事から『博多陥没 最大深さ7センチ、福岡市「沈下は想定内」』を読み、自省す。 


 私が社会人生活をスタートさせた前世紀末の広島・市内中心地の紙屋町交差点周辺では、地下街を築造する工事が進んでいる最中だった。
 主に歩行者が利用する地下空間なので然程深くはなく、地上から掘削する最も一般的かつシンプルな方法で工事が進められたが、近隣の街路では地下街建設が原因と見られる変状が、そこかしこに見られた。

 地下街の工事現場と並行する街路が、軒並み中心に向かってU字型に凹んでいるのだ。
 明らかに掘削工事に伴って地下水が抜ける・地盤が圧縮されるなどして、沈下が起きていた。

 沈下は均等に進行しない。路肩側は建物の基礎部分に乗っているため沈下し難く、追々中心部に向かって変位量が増える。
 そんな状態では、下水道のマンホール部分だけが頭抜けてしまいそうだが、どうも下水道管が埋設されている層ごと沈んでいたらしく、幸いなことに事故が起きるような段差は生じていなかった。

 とはいえ下水道が埋まっている部分は、管が支えとなっているから?管に浮力が生じているから?か沈下量が小さく、道路表面の凹凸を更に複雑な状態に変化させていた。



 大規模な掘削工事の過程で、或る程度の沈下が生じてしまうのは致し方なく、福岡市および工事の元請が主張する「想定の範囲内」とのコメントは、決して間違いではない。

 線路の近くまたは直下で掘削工事をする場合は、変位が即ち脱線事故に直結するためmm単位での管理・計測・監視が行われるが、人里離れた山間部の工事や、今回のように仮に埋め戻して暫定的な舗装工事を施し交通開放した場合などは、管理の精度がもっと緩くなる。
 これまでの沈下量が70㎜、傾きにして2~3/1000程度に納まっているなら、むしろ上等と言えるかも知れない。


 しかし、共に市街地で道路が沈下する状況を招いておきながら、広島市の工事ではスルーされ、福岡市では大騒ぎになる状況を見るにつけ、土木工事の遂行には市民・納税者の信頼が欠かせないのだと思い知る。

 今回の件では、大規模な陥没事故を起こして信頼を喪ってたのに加えて、「想定内」「問題ない」として情報を発信しなかった発注者・元請けと、市民・警察とのコミュニケーション不足が祟り、無用の騒動が起きてしまった。


 工期内に、無事故で工事を竣工させるだけが発注者・建設会社・技術者の仕事ではない。
 周辺住民・インフラ受益者・汎く納税者の理解と同意を得られてこそ、初めて工事は完成を見る。 



Posted at 2016/11/28 18:02:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ
 G320カブリオ(V6・ミッドナイトブルー)を愛車にしています。  息の長いGクラスで ...
その他 その他 その他 その他
 サントレックスの軽規格折りたたみトレーラーです。以前所有していたキャンピングトレーラー ...
メルセデス・ベンツ Gクラス ジュラシックワールド・オフィシャル (メルセデス・ベンツ Gクラス)
G550 as a movie star! Coming soon.
メルセデス・ベンツ Gクラス ドイツ連邦軍多目的車輌「ヴォルフ」 (メルセデス・ベンツ Gクラス)
 ドイツ連邦軍が1989年~1994年にかけて10,000両以上もの大量調達を果たした軍 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation