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midnightbluelynxのブログ一覧

2017年01月31日 イイね!

大声

 昨日に引き続き全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から、『【米入国禁止】大統領令は「違憲」と提訴 米ワシントン州』に注目。



 ワシントン州のファーガソン司法長官は、会見においてかく述べた。

”We are a country based on the rule of law. In a courtroom, it is not the loudest voice that prevails. It’s the Constitution.”

「私たちは法の支配に立脚する国である。法廷では大声が勝つのではない。憲法が勝つのである。」


 後の世の人がトランプ政権を振り返った時、その当時の混迷ぶりを端的に象徴する言葉として、この発言が引用されそうな気がする。

 いやいや、もしかしたらアメリカ政治史に残る「名言」にまで昇華するかもしれぬ。


 ファーガソン司法長官が、仮に現政権にスポイルされ下野したとしても、こののち不遇を託ったとしても、私はこの発言を忘れない。
 この気骨、今は無理だとしても、是非どこかで花を咲かせたいものである。
Posted at 2017/02/02 08:48:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年01月30日 イイね!

分立

 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【米入国禁止】合憲性めぐり司法と政府の対立深まる恐れ 連邦地裁が大統領令の一時差し止め』および
 『【米入国禁止】グーグル、アマゾン、アップル…「移民」が支える米企業が大混乱』に注目。


 行政組織の上層部は、政権交代に伴って総入れ替えされるのがアメリカの常だが、過去の司法人事に関しては行政・立法の動きとは無関係に、現状を維持している。
 判事の殆どはリベラルもしくは穏健保守の政権下で任官され、定年はなく弾劾されない限り、その職に在り続ける。

 権力の暴走を阻止する仕組みである、三権(行政・立法・司法)の分立が、極めて健全に機能した結果であると言えよう。
 省みて、我が国の司法が権力の暴走に対して、ここまではっきりと物申すのか。些か疑わしく思っている。


 経済会の動きもあわただしくなってきた。
 アップルに代表されるIT系企業が憤激するのも、至極当然である。何せアップルのカリスマ、スティーヴ・ジョブズはシリア系アメリカ人だ。多様性を武器に世界を席巻してきた業界なれば、その強みを殺がれ兼ねない政策が推進されれば、自らの先行きが怪しくなる。


 自社の経営が有利になるよう、政治に働きかけて政策を曲げさせるのは論外だが、政策的誤りに対して、また殊更人権問題に関して、経済界が意見するのは社会的責任の一部であるように思う。

 
 私個人の意見、或いは希望としては、来年の中間選挙が一つの山場かと思う。
 そこまで現在の勢いを保てなければ、早くも死に体となって、何ら成果を残せぬまま残り任期を消化することになるものと推測する。
Posted at 2017/02/01 08:37:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年01月29日 イイね!

譲渡

譲渡 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」内、中部支社管内発の配信記事から、『愛知の個人所有「D51」40年を経て雄姿』に注目。


 鉄道ファンとして、これ以上羨むべき存在の人が居るだろうか。
 模型や画像ではない、本物のデゴイチを手に入れ、自宅に保存していたのだ。

 かくいう私も古レールをコレクションし、縁が有れば本物の機関車もしくは電車の前頭部だけを手に入れて、自宅に飾りたいなぁと夢見ており、具体的な設置場所のプランもある。

 しかしリアルな鉄道車輌、しかも蒸気機関車をフルに保存するのは、恐らく無理だろう。
 何と幸せな人か。


 一方で、個人および民間で貴重な鉄道車輌を保存し続けるのは、極めて難しい。
 遥々埼玉・川越まで運ばれ、レストランのインテリアとして有効活用されていた名鉄の名車・モ520形522号も、屋内保管で良好な状態を保ちながら、営業撤退・建屋解体とともにクラッシャーの露と消えた。

 デゴイチのオーナーさんも既に亡く、ご遺族も車輌の行く末に不安を抱いて、譲渡という重要な決断を下されたのだと推察する。


 定期的に動かしていないと絶縁不良など不具合が多発する電気車輌と違い、蒸気機関車は使っていなかった期間だけ寿命が延びる、とされる。
 単に懐かしいSLというだけでなく、産業遺産として、歴史の生き証人として、末永く動態を維持してもらいたい。


 40年間の休養を経て蘇ったデゴイチが、子ども達や鉄道ファンの前に、その威容を現す日を楽しみに待ちたい。




Posted at 2017/01/30 23:16:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2017年01月28日 イイね!

会検

会検 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『省庁保有の研修施設、稼働率低迷…わずか1%も』および
 当該記事のベースとなった会計検査院のプレスリリース『各府省等における職員の研修の実施状況等について』に注目。

 公共事業に携わる者であれば、官民問わず無関係ではいられない、されど余り関わりたくない(苦笑)のが会計検査である。

 昨年のこと、私が主体的に従事した業務に関連して会計検査院から照会が入り、クライアントと一緒に対応に追われた苦い思い出がある。
 一方で全く別の機会だが、ヴェテラン調査官と親しくお話しさせていただいた際、鉄道関連の検査で話が盛り上がり、「いやぁ、君のような人材が院には必要なんだよぉ」とお褒めの言葉を頂戴したことがあった。

 全ての省庁から完全独立して機能する役所だけあって、お勤めの方もユニークで人間的に興味を惹く方が多い印象がある。
 但し、自分の携わった業務に厳しい指摘を承ることが無い……という前提ではあるが。



 さて、記事およびプレスリリースで指摘された研修メニューおよび施設のうち、記事画像で紹介されている環境省の「水鳥救護研修センター」は、以前住んでいた街のご近所さんだった。
 所在地は日野市となっているが「日野駅」がある中央線沿いではなく、京王線の南平駅が最寄り。尾根を挟んで多摩動物公園の反対側、浅川が刻んだ河岸段丘を望む北斜面に広がっている。

 中央省庁が設置した研修施設ながら、敷地内へはフリーに出入りでき、周辺では高度成長期に開発され尽くして消滅してしまった多摩の雑木林が、ほぼそのまま残されている。
 ちょうど結婚して長男を授かり、保育園に通う頃まで暮らしていたので、佳きお散歩コース・自然豊かな遊び場であった。


 思い返せば、確かに研修目的と思われる人の出入りを見掛けたことが無い。
 管理している人が居たのかどうかすらも、定かではない。

 ただ近隣自治会との協定で、急な来客等があった場合に、業務に支障の無い範囲で敷地内駐車場を利用していい、という話になっていたので、窓口になってくれる方はいらしたのだろう。
 そっちの利用は、年間を通じ極めて高い水準を維持していた。



 この施設に関しては、約4年前に総務省が実施した「行政評価・監視」でも、「職員研修施設に関する調査<調査結果に基づく勧告>」と題された報道発表で”利用率が低く廃止が必要”(P4「資料4」)と断じられている。

 環境省は4年以上もの間、一体何をやっていたんだ、総務省の勧告を無視したのか……との批判が、今後巻き起こることも予想される。



 納税者としては、効率的な行政を進めてもらいたいのは当然だが、単に施設を廃止して売却してしまうのでは、短絡に過ぎる。
 元住民としては、多摩の自然が残る貴重な緑地帯として今後も残し、斜面の地形を利用した結構おしゃれな建物を有効活用する方向へ、舵を切って貰いたいと願う。





Posted at 2017/01/29 10:09:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年01月27日 イイね!

金曜

金曜 疲弊した肉体が、やっと金曜日だと安堵する。
 溜まった膨大な仕事を前に、もう金曜日かと絶望する。

 思い返せば、旗日や人間ドックが割り込んだため、平日5に日間をフルに勤務したのは、今週が年明け後初めて。

 それは疲れるわなぁと得心する一方で、5日分みっちり仕事を進められた筈なのに、さっぱり進展しないもどかしさに苛まれる。


 友に逢い酒を呑み腹いっぱい食事する(今日のランチは豚カツWの定食♪)ことで、何とか精神と肉体のバランスを保っているところか。

 
 お見えの各位へ、ご訪問ご返事が遅れている段、事情ご賢察の上寛大にご容赦とご猶予のほど。
 



Posted at 2017/01/28 11:06:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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