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midnightbluelynxのブログ一覧

2017年03月31日 イイね!

発錆

発錆 福島県の地方紙・福島民友新聞社が運営するニュースサイト「みんゆう.NET」の配信記事から『廃車でしょ?...実はラッピング 郡山の専門店製作、支障なく走行』に注目。

 別のインターネットメディアでも話題になっていたので、ご存知の方も多いと思う。
 フィルムによるラッピングは、バスや電車の車体広告で多用されるほか、個人向けにも愛車の塗色をお手軽に変更する手段として使われている。

 単に綺麗な色に変えるだけだと、目敏いユーザーなら「あんな色カタログにあったっけ?」と気付くだろうが、全く興味の無い人は目にも留めない。
 しかし、まるでマッドマックス?北斗の拳?から出てきたような「廃」な姿であれば、何だこれは!と注目する。なかなか良いところに着目されたと思う。



 私がオーダーするなら、ドイツ技術支援隊(THW)の明るいブルー塗装に、格好良いシンボルマークを附してもらうか、至近で炸裂した爆弾の破片や流れ弾が当たって傷付き、硝煙混じりの埃に塗れた姿を再現してもらおうか。

 前者はともかく、後者は確かに注目を浴びるだろうが、全くシャレになっていない(苦笑)。
 マッドマックスのような近未来ダーク系の作品か、低予算の戦争映画にでも出演させない限り、私のゲレンデで実現させる可能性は低い。


 でも、錆だらけのプリウスに若干ならず惹かれ、ついつい「ゲレンデでなら、こうしてみたいなぁ」と想像してしまうこともまた、間違いのないところだ。 




Posted at 2017/03/31 22:19:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2017年03月30日 イイね!

消波

消波 在京キー局・日本テレビが運営するニュース動画サイト「日テレニュース24」の配信コンテンツから『荷台のブロック落下し車に衝突 2人ケガ』に懸念す。

 在り得べからざる公衆災害であることは、論を待たない。死者が出なかったのは単に運が良かっただけで、自転車や生身の歩行者の上に落ちていれば、間違いなく大惨事に至っていた。
 事故当事者の運送業者および委託した工事業者の猛省を促す。



 因みにタイトルの「ブロック」とは消波ブロックのことだが、世間的には「テトラポッド」という名が知られている。
 但し「テトラポッド」は、海岸沿いや軟弱地盤での工事に強い中堅ゼネコン・不動テトラが供給する消波ブロックの登録商標であり、一般名詞ではない。
 後述するが、落下したブロックは不動テトラの製品ではなく別の会社のモノと思われるので、「テトラポッド」という固有名詞を用いるのは誤りになる。

 確かに、このコンテンツでは「テトラポッド」を用いておらず、その点では正確なのだが、別のところに重大な誤りと懸念材料が潜んでおり、本記事においてマスコミと警察に対し意見したい。



 まず事故を起こしたのは「トレーラー」ではない。
 トレーラーとは、操縦系および動力装置を備えたトラクタもしくはトラックに牽引され、輸送に用いられる車輌であり、ニュース画像から判別する限りそのような構造になっていない。
 どう見ても10tないし11トンの平ボディ車(あおり戸を省略する一方で、スタンションポールを建てられるよう荷台隅に穴が穿たれている)だ。

 恐らくは警察発表が「トレーラー」になっていて、マスコミがそのまま報じてしまったのだろうが、明らかな誤りだ。
 マスコミが日常的に警察発表を鵜呑みにし、内容の正確さを検証せぬまま何の判断も加えずに垂れ流しているのだとしたら、相当に忌々しき事態である。


 
 もう一つは、そもそも過積載だった疑いがある点だ。
 トラックから転落した消波ブロックは、独特の形状から日建工学が開発した「ラクナⅣ」である可能性が高い(参考情報URL参照)。

 別の報道では高さ2m程度とされていること、画像から判断して幅2.4m前後の荷台一杯に搭載されていることからして、1個当たり6tのタイプ(高さ2112㎜/幅2315㎜/総重量6250kg)であるように見える。

 荷台に残った1個と、転落した1個が同じサイズの消波ブロックだとすれば、重量の合計は12500kgに達し、明らかに事故を起こしたトラックでは重量オーヴァーになる。


 警察がその点をちゃんと捜査しているのか、報道からは全く窺い知れない。
 いやいや何らかの裏事情があり、その辺に触れられたくなくて、より重量物を運ぶことができる「トレーラー」と敢えて言い誤っているのか……とも考えたくなる。


 常習的に過積載運行を指示或いは黙認していたのであれば、工事業者の責任はますます重くなるのみならず、警察の取締りが妥当だったのかも問わねばならない。
 表面的な事故の衝撃度や、死者が出なかった幸運に惑わされることなく、悪質な不正行為は遺漏なく検挙してもらいたい。





Posted at 2017/03/31 20:42:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年03月29日 イイね!

啀合

啀合 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『狭い踏切、「すれ違い」交渉中に車と特急衝突』に呆れる。


 高松市中心市街地から見て南東部、春日川左岸の堤防道路とJR高徳線が平面交差する踏切が、この愚かな事故の現場となった。

 踏切で出合い頭に啀み合い、双方譲らずに列車を衝突させてしまうなど、遠く大陸の埃っぽい片田舎で起きたのならともかく、凡そ日本人の常識感覚からして在り得べからざる事故である。

 一方で弊ブログ主としては、どうしても「建設業」と「64(歳)」に反応してしまう。
 私も禄を食んでいる建設業界は、様々な職人・企業・がチームワークを組み事業を遂行する。
 希に欲深い発注者職員や反社会的勢力ともチームプレーをしてしまい、お叱りを賜ることがあるが、逆にチームプレーが不得意だと、事故公衆災害の要因になりかねない。

 そんな業界にも、高齢化の進行と歩調を合わせるかのように「自分原理主義者」が跳梁跋扈しているのかと思うと、絶望的な気持ちに陥る。


 なぜ平たく「会社経営者」や「作業員」と報じないのか、納得できない面を指摘しつつ、如何なる事情があったにせよ、業界のイメージを棄損した罪は重い。
 
 相手女性を含め関係者の猛省と、迅速かつ遺漏なき賠償を求める。


Posted at 2017/03/31 07:33:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年03月28日 イイね!

甲乙

甲乙 昨夜から前乗りして出張に向かった先は札幌。
 昨年も初冬に出向いているが、同じ担当業務の新年度発注に向けた仕掛かりで、或る官庁々舎での打合せが入った。

 建設関係の業務には違いないのだが、若干ならず毛色の異なる内容で、勤務先全体を見回しても同種業務を経験している技術者は少ない。
 しかも、その業務を可及的速やか(できれば1年以内)に全国展開したい……との要望が出され、打合せに際しては高度な判断が求められる可能性が高い。

 例年であれば出先事務所の担当者のみが立ち合い、仕様および工期を確認する程度のやりとりで済ませてきたところを、今回に限っては東京の担当者(=私)と上長も同席する、やや物々しい会議となった。


 結論から言えば、業務遂行そのものは可能だが、さすがに1年でこなすのは困難、との認識で一致。全国各地の官庁側ご担当にもご協力いただいて、業界への事前アナウンスなど綿密な地均しを経た上で、2年目に本格着手を期しましょう……と相成った。

 先に記した通り経験者の少ない業務ながらも、実は学生時代から自分なりに深く研究してきた分野が含まれており、論文執筆等を通じて蓄積された知識・見解を交えて発注者へ説明をしたことが奏功したようだ。

 「できない」または「できるのだけど時間的に難しい」ことを、その仕事をどうしてもやって欲しくて相談してくれている人に伝えるのは、結構骨が折れる。



 ただ、官庁側ご担当者が納得してくれたのは、別の事情もある。
 ご担当自ら、どんなもんかと業者に直接アプローチしてみたところ、「あんた一体何の権限があって物を言っているんだ?」的な対応をされたらしく、大変な業界を相手にしなければならないと予めご理解を頂いていたようだ。

 また、ご担当者も当初は2年計画で事を進めようと思っていたものを、全国の官庁を総覧する立場の高官から「もっと早くやれ!」と発破を掛けられた、と伺った。
 その高官の方とも面識があったので、「あぁ、あの方ならそう仰いますね」「今日の打合せと重なる内容を、随分前にご説明していたのですが」とご担当者に伝えたら、満面の苦笑いをされた。



 同じ契約書に名前を連ねながらも、甲(=発注者)と乙(=受注者)の間には、埋め難い溝が横たわる。永遠に相容れない部分も多いが、業務遂行のため同じ方向を向いているのは間違いない。

 今日の打合せのように、こちらの側へ十分引き込めたなら大成功と言える。

 

 年度末も押し迫り、周りは行楽客ばかりの飛行機で疎外感を覚えた出張サラリーマン2名(=上長と私)だったが、若干早めに新千歳空港へ戻り、笑顔で祝杯を上げた。



Posted at 2017/03/30 19:06:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年03月27日 イイね!

看護

看護 一昨日前の晩から、次男の調子が悪い。
 4日間のスキー合宿を楽しみ、バッジテストにも合格して意気揚々と帰って来たが、やはり疲労が溜まっていたようだ。食欲を欠き、昨日の午前中は38℃近い高熱を出してぼんやりしている。
 昨日午後には熱が下がり、お腹が空いたというので好物のネギトロ丼を食べさせたが、半分ほど食して断念。胃袋に入った分も、就寝前に吐いてしまい結局何も食べることができていない。
 今朝は急遽、勤務先に子の看護目的で午前休を電話申請して、次男を小児科医院へ連れていった。


 春休み入りして家庭に居る子が多いのと、インフルエンザが最後の流行を見せている影響もあって、掛付けの小児科医院は混雑していた。
 厚着をして悪寒に耐え乍らも、待合室に居合わせた他の子へのウィルス感染を防ぐべく、院外ロビーで待たされている子も数人居る。


 患者の子には、大概母親が付き添っているが、中には私のように父親も見掛ける。その時間帯は、私以外に2人いらした。
 うち一人はニッカボッカの建設従事者で、幼い女の子を伴って来院している。

 父親として当たり前の行動なのだが、一方で長時間かつ重労働が当たり前だった建設現場の職人さんも、看護始め子育てへ積極的に関わることができるようになりつつある現状に立ち合い、私もインサイダーとして嬉しく思う。


 我が子は軽い胃腸炎との診断で、薬を処方してもらい、後はお婆ちゃんに預けて出勤。
 しかし、今夜から前泊しての出張が組まれている上に、ママも海外出張に出てしまい、我が子を直接見守ることができない。

 重篤な病でなく安心した反面、心さざめく状況が続く。
Posted at 2017/03/28 08:50:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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