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midnightbluelynxのブログ一覧

2017年03月26日 イイね!

稀勢

 スポーツ紙・日刊スポーツのニュースサイト「ニッカンスポーツ・コム」の配信記事から『V逸照ノ富士に厳しい声「目に見えないつらさある」』に注目。

 特段、相撲競技に対する思い入れが無い立場で大変恐縮なのだが、天邪鬼な人間としてはつい「照ノ富士はやりにくかっただろうなぁ」と慮ってしまう。

 稀勢の里の側に立つなら、唯一の日本人横綱としての初陣を、欠場・不戦敗で終わらせるわけにはいかなかった事情も分かるが、土俵入りで拍手すら打てない状態に至るほどの怪我を、不用意に負ってしまった責めは免れ得まい。

 照ノ富士始め取り組み相手が、遠慮会釈なくぶつかって行ける状態で土俵に臨むこともまた、横綱としての責任だろう。


 今場所で燃え尽きていいならともかく、来場所以降も日本人横綱の命脈を保たねばならぬ。
 また、最多優勝記録を更新し続ける大横綱・白鵬関が途中欠場したことも、稀勢の里には有利に働いたのは間違いない。
 怪我を十分に癒して後の来場所こそ、正念場だと心得る。


 また、優勝を逃してしまった照ノ富士もまた、膝の調子が悪かったとある。
 体調を万全に整え、再び来場所で優勝争いを演じることを期待したい。

 

Posted at 2017/03/27 08:31:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年03月25日 イイね!

去就

 全国紙・産経新聞が運営するニュース画像サイト「産経フォト」の本日付配信コンテンツから、去就が注目される新幹線車輌に関する記事2題
『2階建て新幹線全廃へ 上越に最新型E7系投入』および
『スムーズに車輪幅変換 FGT、報道向け試乗会』に注目。


 上越新幹線で最後の活躍を続ける2階建て車輌・E4系が、いよいよ退役するという。
 2階建ての新幹線車輌は東海道・山陽新幹線100系が嚆矢だが、当時はグリーン車・食堂車のみで、16両編成中の2ないし4両だけが2階建てだった。
 また床下や天井に機器を設置できない制約があり、動力を持たない付随車として建造された。
 後に東北新幹線用200系でも2階建て車輌が連結されたが、構造は100系新幹線の2階建て車輌を踏襲している。
 
 JR化後に導入されたE1系(12両編成)から動力車を含め編成全てが2階建てとなり、今回話題となっているE4系では短い8両編成とされたが、6両ないし7両編成のミニ新幹線との併結、または同じE4系2編成を併結しての運行が可能で、特に後者の総定員は1634名にもなる。
 海外でも総2階建ての列車は運行されており、フランスでは新幹線以上の高速で疾走するTGVの総2階建て編成(Duplex)があるが、いずれも機関車で牽引または推進する「動力集中方式」が採用され、新幹線のような電車(動力分散)方式ではない。

 外国人技術者から見ると、日本の総2階建て新幹線は、一体どこに動力や補機類を搭載しているのか、不思議で仕方がないようだ。
 我が国特有の規格である軽自動車や、世界を席巻する精密電子機器とも通底する「パッケージングの妙」が発揮されていると考えれば、最も「日本的な新幹線」「新幹線らしい新幹線」とも言える。


 個人的には単身赴任していた仙台から帰省する際、ネット手配の格安切符で乗れる列車は基本的にE4系で、帰宅して我が子の顔を見る楽しみも、赴任先に向かう癒し難い憂鬱も共有してきた、思い出深い車輌である。

 しかし、いつも座席指定を入れていたのは階段を上る2階席でも、下る1階席でもなく、出入口と同じレヴェルにある6号車々端部の「フラットシート」(この部分だけ2+2列で非常に広々している)で、2階建て車輌に乗車する意味が全く無いチョイスだった(苦笑)。




 E4系に次いで紹介されているのが、フリーゲージトレイン(FGT)の第三次試作車輌。
 報道関係者を招いての試乗の様子が紹介されているが、基礎技術研究が始まってから20年以上が経過してなお、未だに営業車輌をリリースできずにいる。

 最新鋭車輌について去就を云々するのはどうかとも思う一方で、軌間変換機能の無い一般的な新幹線車輌に比べ高速走行性能が劣る・軌道を傷め易いといった問題点を解決し切れなければ、実用化から程遠かった第一次・二次の試作車輌と同じ命運を辿るだろう。


 総2階建て車輌と同様、こちらも海外においては機関車で牽引するタイプの列車で、時速300㎞走行可能な列車(=タルゴ)が実用化されており、私もスペイン~フランスを直通する国際特急で乗車した経験がある。
 客車列車のため動力・補機類から伝わる振動や騒音が無く、しかも構造上とても重心が低く、乗り心地が良い。乗車中に軌間を変換するプロセスにも立ち合ったが、特段大きな音や揺れは感じなかった。変換中はかなりの低速走行で、思ったより時間を要する印象を受けたが、もしかしたら先行列車が詰まっていたなど運用上の都合で遅かったのかも知れない。


 先ごろアップした建機に関する記事の内容と矛盾する可能性を恐れずに意見すれば、この分野こそ海外の技術を積極導入して、早急に実用化を図る必要がある。

 新幹線軌道を高速走行可能な機関車を別途開発するか、やはり海外から導入しなければならないが、在来線区間は現在使用している機関車を流用できる。
 昨今流行りの「クルーズトレイン」も、青函トンネル区間を含む新幹線軌道へ自由に乗入れできれば、周遊できる範囲が大幅に広がる。リニア新幹線開業後に、容量が空く東海道新幹線インフラの有効活用策にもなる。

 外交関係の悪化等でタルゴ技術を継続的に利用できなくなったとしても、日本の新幹線技術や高度な鉄道輸送システムそのものに影響する訳ではなく、利用者が新幹線~在来線の乗換えで不便を託つだけだ。
 また導入に際しては、外国技術をそのまま使用するのではなく、より早く変換できるよう改良を加える・軸重を増やし貨物輸送への応用を研究するなど、日本の独自仕様に昇華できれば、国際的な影響を最小限に留められよう。


 鉄道ファンのジャンル中でも、特に機関車好きな私としては、新幹線区間を高速走行する電気機関車牽引の旅客列車デビューを期待したい。






Posted at 2017/03/27 06:42:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2017年03月24日 イイね!

隠家

 今日はママのお誘いで、南青山の鉄板焼き「DOMINANT」にてディナー。
 加入しているクレッジットカードのサーヴィスが利くとのことで、年度末の多忙への慰労を兼ねて、ご馳走してくれることになった。
 私は勤務先から路線バスで直行、ママは習い事に出ている長男を迎えに行ってから合流、スキー合宿に出ている次男は残念ながら欠席だった。


 黒毛和牛のステーキをメインに、アワビやフォアグラをふんだんに盛り込んだ、結構なコース。
 それはそれは美味な料理の連続で、贅沢な時間を愉しんで来た。

 所謂「隠れ家的な銘店」で、提供される料理と価格の見合いで評価すれば、クレジットカード会社のサーヴィスに頼らなくともリーズナブルなことは間違いない。
 しかし今までの私の価値観では、お店が演出する濃密なおもてなしの雰囲気が小っ恥ずかしく、苦手にしていて敷居が高かった。

 
 シェフが腕を振るう鉄板前のカウンター席に座り、いざ食事を始めてみると、控えめながら気の利いたシェフやフロア係さんとの会話が面白い。
 こちらも食いしん坊の端くれとして、料理には若干ならず一家言持つ人間なので、素材や調理法について水を向けると、快闊に応えてくれる。あぁなるほど、そういう材料を使い、手間を掛けているのかと聴けば、料理の味もまた引き立ってくる。

 このような食事を愉しめるようになったというのは、即ち私も歳を取ったということなのだろう。



 ママ主催の慰労会は、とても満足のいくものであったが、若干ならず問題が残った。
 ママは、とても脂が芳醇な肉で満腹感を得られたが、肉食怪獣たる私は、もう一口足りなかった。
 一方で長男は胃袋がオーヴァーフローしてしまい、ステーキを半分残してしまった。

 残した肉を分けて貰っても、まだ食欲を満たせないパパに、コースを食べ切れない長男。
 我が家族は、まだまだ修養が必要なようだ。



Posted at 2017/03/26 11:10:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2017年03月23日 イイね!

喚問

喚問 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【籠池泰典氏証人喚問】8億円値引きに籠池氏「想定外の値下げにびっくり」 経緯は「ごみや軟弱地盤」と推測、政治的関与は「あったのだろう」』に注目。

 長年弊サイトへお見えになられている方なら、ブログ主はきっと不透明な土地取引に憤りを覚えているだろう……と思われたかもしれない。
 しかし私個人としては、土地取引の問題など些末なことだと思っている。


 振り返れば東京でキャンパスを構える大学の殆どが、黎明期に諸藩から召し上げた官有地の払い下げを受けて基盤を築いてきたからだ。

 旧加賀藩上屋敷→東京大学本郷キャンパス/旧尾張藩徳川家拝領屋敷→上智大学(四谷キャンパス)/旧伊予西条藩上屋敷→青山学院大学(青山キャンパス)/旧島原藩中屋敷→慶應義塾大学(三田キャンパス)などが良く知られている。
 また若干時代は下るが、明治大学和泉キャンパスは旧陸軍の火薬庫跡地(現在の京王線「明大前」駅も、以前は「火薬庫前」駅だった)、同生田キャンパスも旧陸軍・登戸研究所跡地の払下げを受け設置された。

 官設の学校たる東京大を除く私学が土地を取得する過程で、現在の価値判断では凡そ認められないようなやりとり(金銭授受・利益供与等々)が、全く無かったのかと問われれば明確に否定・反論できる関係者は皆無であるように思う。


 比較的プロセスが明確に残されている慶應義塾大の例を紐解けば、創設者・福澤諭吉自らが政官界に積極的な工作を仕掛けている。
 初めて「慶應義塾」を名乗った芝新銭座の地で重い病(発疹チフス)に罹り、生死の境を彷徨った福澤翁は、早くも手狭になった塾敷地を拡張するだけでなく、健康の為より高台で乾燥した場所を求め三田の丘に目を付けた。

 同じく広大な敷地を軍事演習用に欲しており、島原藩中屋敷の取得で競合する可能性が高かった兵部省の幹部に、大坂の蘭学塾時代の先輩を見出して説得、これを諦めさせる。
 藩邸を国有地として召し上げた後の利用について許認可権限を握っていた東京府に対しては、当時喫緊の課題であった警察制度の整備に関する調査・報告を市当局から受託し、海外の文献や自らの渡航歴をベースに成果品を仕上げて納品。「其方儀近来広く洋書を訳述し、許多の生徒を引立稗益不少候」と高い評価を授かった。
 そして決定的だったのは、明治政府重鎮中の重鎮たる太政官大納言・岩倉具視に渡りを付け、縷々願いを申し伝えたところ、「岩様の御声掛り、猛虎一声衆議忽可決」と相成り、まずは旧島原藩中屋敷の借用が決まった。


 しかし「借り物」では、見晴らしの良い広大な好適地であっても、いつかは返さねばならない。
 しかも旧島原藩士が巻き返しを謀り、かつての自分たちの本拠地を取り戻そうと画策していた。
 福澤翁は、手を緩めず土地の払下げを求める工作を続け、東京府の担当者自宅にまで押し掛けて買取を認めさせて、さっさと代金を納め自分の土地にしてしまった。


 国有地取得を巡って政官界へ働き掛け、まずは借地に校舎建設、次いで払下げを要求……という流れは、つい最近どこかで見たような気がして、苦笑を禁じ得ない。



 
 真に日本の将来を見据えて、有能な人材が多数輩出されるのであれば、今後数百年の間に得られる便益で、土地代金の8億円値引きなど雲散霧消してしまう。

 ところが学校開設を画策していたのは、とんでもない腐れ右翼に、品格無き初老の女。
 この夫婦が、我が国政権の中枢にまで喰い込んで多々策を弄し、かつ新設されるはずだった小学校における「福澤諭吉」になるのかと思い至ると、覆し難い絶望感を覚える。


 土地取引の問題は、在り得べからざる学校の開設を阻止したという意味では価値があるが、私にとってはそれ以上でもそれ以下でもない。
 問題は「開学の祖」たりえない人物が、「建学の精神」に相応しくない主張を振りかざし、実際に補助金まで得て校舎を建て、開校直前にまで至らせてしまった日本社会の底知れぬ闇、である。

 



Posted at 2017/03/25 12:41:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年03月22日 イイね!

螟蛾

 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『「動物同然の扱い」に憤る母親…「裏切られた」』に怒る。


 ノシメマダラメイガ(熨斗目斑螟蛾)なる身近な害虫がいる。米櫃などに貯蔵されている穀類に集り、我々にとって貴重な栄養源を喰い荒らす。


 弊ブログでは以前、学校給食予算をちょろまかしていた木っ端役人の犯罪を、「米百俵の精神とは真逆の浅ましい行為」「ドブネズミまたはゴキブリ以下」と糾弾した。
 報じられている内容が事実であれば、姫路市の認定こども園運営もまた「ノシメマダラメイガにも劣る所業」と断じなければなるまい。


 小幡育子なる人物の個人営とは言え、現代の「米百俵」たる公的な補助金が投じられた施設で、当然期待されるべき水準の「保育」どころか、これでは「飼育」か?いやいや「虐待」ではないかとまで批判される状況は、補助金詐欺で済ませてよい問題ではない。

 自ら「米百俵」を貪って私腹を肥やしながら、通園児に分け与えず慢性的な栄養不足に陥らせ、子どもたちの成長や脳の発達を阻害してしていたなら、社会的な悪影響は今後100年に亘るだろう。

 その罪を、園長はどう贖うのか。もはや万死に値する。


 一方で、腐れ中年女だけを責め立てても、何ら根本的な解決にならない。
 次世代の育成に責任を持つべき行政は、一体何をやっていたのか。
 漫然と補助金を支出していた姫路市当局者もまた、同罪である。

 行政の責任は、補助金を与えておけば免除されるとでも思ったのか。勘違いも甚だしい。
 何ら中身が伴わない保育施設の、外形だけを整えて良しとするなど「悪しき民営化」の極地であり、まさに弊ブログ主が告発し続ける「自己目的化」の類例だ。



 私の住む街でも、我が子がお世話になった公設の保育園が建物老朽化を理由に廃止され、公募に応じて設置された私立(社会福祉法人)の保育園に取って代わられた。

 その過程で多々フリクションが生じたが、現在は表向き落ち着いているように見える。
 しかし、未来永劫問題なし、と言い切ることはできまい。

 現役の子育て世代として、地域住民として、納税者として、地元保育施設の運営について関心を寄せていきたい。



 冒頭記した通り、「ノシメマダラメイガ」は身近な害虫である。
 気を抜けば、我が家の米櫃を喰い荒らしているやもしれぬ。
 


Posted at 2017/03/23 07:28:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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