• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

midnightbluelynxのブログ一覧

2017年03月16日 イイね!

隠蔽

隠蔽 時事通信社のニュースサイト・時事ドットコムの配信記事から『隠蔽なら組織に致命的=日報問題で制服組トップ-陸幕長は説明回避・防衛省』に注目。


 安全保障法制が議論されている最中、ネガティヴな影響を与えないよう隠蔽されたとの指摘もある。弊ブログ主としては、自衛隊に危険な任務を付与せんがために、今そこにある危機を「概ね平穏」「法的に戦闘ではない」などと言い包める政権の所業は、憎むべき「自己目的化」の極地と指摘しておきたい。

 

 併せて、実力組織のトップへ正確な情報が伝わっていなかったことは、所詮は形式的なセレモニーでしかなかったとしても、有り得べからざる忌々しき事態である。

 彼我の戦力差や戦闘に伴う被害・損耗について正確な情報伝達を欠いたがために、この国は広大な植民地を手放したばかりか、固有の領土と独立を喪ったのではないのか。

 国民から直接選挙で選ばれた国会議員でもある防衛大臣へ、不正確または虚偽の報告が為されたのであれば、それは日本を破滅へと誘った「大本営発表」と何ら変わる所が無い。


 相も変わらず反省に立脚せず、極めて重要かつ深刻な事態が秘密裏に進行する状況を、私は強い懸念と、癒し難い絶望感を覚えつつ眺めている。





Posted at 2017/03/19 18:54:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年03月15日 イイね!

南回

 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『北陸新幹線、「南回り」採用 整備新幹線5路線が確定』に注目。

 国土交通省の検討結果として最も費用対効果が高いとされた米原ルートは、弊ブログ主も推奨したものの結局選択されず、琵琶湖西岸を回って京都へ至るルートで決着を見た。
 その時点では京都以西のルートが定まっていなかったが、この区間についても京田辺市を経由する南回りで確定した……との報道。

 北陸新幹線と東海道新幹線とでは、信号システムや列車編成などオペレーションの差異が大きく、現状では相互乗入れが不可能であることや、京都府南部における波及効果への期待などから選択されたのだろう。
 しかし長期的な視点に立つと、果たして合理的な投資と言えるのか。今なお疑問を禁じ得ない。

 
 この案の通りに整備が進めば、実質的に京都~大阪間は新幹線が複々線化されることになる。
 東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸の6路線が乗入れ、朝夕は通勤路線並みの列車密度となるる大宮~東京間ですら、計画こそあるものの複々線化されていない。
 北陸新幹線の増発や安定的運行を期したいなら、むしろこちらの整備を進めるべきだろう。


 人口7万人規模の京田辺市を経由することで波及効果が得られるとすれば、例えば上越新幹線の本庄早稲田駅もしくは熊谷駅から東松山市(人口9万)~川越市(同35万)~和光市(同8万)を経由して池袋・新宿へ、または東北新幹線小山駅もしくは久喜に設ける新駅から春日部市(人口23万)~越谷市(同34万)~草加市(同25万)を経由して東京駅へ向かうバイパスルートを建設したほうが、よほど大きな波及効果を期待できるのではないか。 


 また将来的にリニア新幹線を大阪まで延伸させる際、現時点では奈良経由が有力視されているが、仮に京都経由で整備された場合は京都~大阪間に高速鉄道が3本も輻輳することになる。
 これを二重投資・三重投資と言わずに、何と表現するべきか。

 以前にも書き記したが、リニア新幹線が開業すれば、東海道新幹線の需要は地域輸送にシフトし、今でこそ限界状態で推移している容量に余裕ができる。
 当面のリニア新幹線終点となる名古屋から北陸方面の移動を含め、東海道新幹線のインフラを永続的に有効活用するためにも、改めて米原経由の再検討、或いは京都以西の東海道新幹線乗り入れを検討してもらいたい。

 
 インフラは作っておしまいではなく、次世代への貴重な贈り物であり、半永久的に維持・利用されるべきものであることを、我々は忘れるべきではない。


Posted at 2017/03/26 20:19:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2017年03月14日 イイね!

用意

 今日はホワイトデー。ヴァレンタインデーに気の利いたチョコレートを頂戴した女性職員に、お返しを差し上げねばならない。
 男性職員有志で資金を出し合って、返礼を用意することになった。
 こういうことは若手にお願いした方が、センスの佳いものを選んでくれるのだが、行きがかり上アラフォーすらも卒業しつつある私にお鉢が回って来た。

 職場だけでなく、子どもたちがお婆ちゃんから頂戴したチョコレートへのお返しも手配しなければならず、先週末に「銀座コージーコーナー」のファクトリー・アウトレットへ出向いた。


 最初はマカロンのような可愛らしいお菓子のアソートにしようかと考えたが、そうえいば女性職員がディズニー・フリークだったことを思い出し、焼き菓子が詰まったミッキーマウスのトートバッグと、同じくドナルドダックのポーチを贈ることにした。

 ちなみにお婆ちゃんには、福袋的に多数のお菓子が詰まったセットをチョイス。ついでに美味しそうな生菓子も買って帰ろうと詰めてもらい、お会計を済ませたら7000円近くなってしまった(汗)。


 いざ職場に持ち込んで、残すはお渡しするだけ……となった段階で、ふと不安が過った。
 彼女は年間パスを手に何度も出向く、相当なディズニー・フリークである。
 もしかしたら、どこかのコージーコーナー店頭で目敏くトートやポーチを見付けて、既に手にしていやしないか。

 返礼として何を買ったのか、資金提供主に見せて報告するのと併せ、「もしかしたら自分で買っちゃっているかも」と懸念も共有し、実際に渡すセレモニーは若手に任せることにした。



 後でざっくばらんに訊いてみたところ、幸いにも手にしていないアイテムだったとのこと。
 もしかしたら、気を回して既にお持ちなのに「持っていない」と応えた可能性はあるが、だとしても「保管用」「日常用」と使い分けて貰えばいい。

 どなたかに贈る物を用意するということは、悩ましく、時に苦しく、そして楽しい。
 久々にいい経験をした。






Posted at 2017/03/26 09:29:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2017年03月13日 イイね!

決手

決手 職場の近くで、相応の規模だった公共施設の解体工事が始まった。
 とは言え壊すべき建物は、既に無い。どんどん重機が運び込まれるのを見て、初めは新築工事が始まるのかと思った。

 よくよく観察してみれば、確かに上屋は解体されて姿を消していたが、地下室および基礎部分が残されており、これから撤去にかかるらしい。

 地下構造物を不用意に撤去すると、周りの地盤に変状を来すことがあるので、敷地境界に鋼矢板を打込んで仕切り、影響を及ぼさぬよう準備してから本格的な解体工事が始まった。


 最初に投入されたのは、バックホウ(一般的には「パワーショベル」と呼ばれる建機)のバケット部分を取り外して装着された、巨大なドラム状のカッター(参考情報URL参照)。地下室天井部分に着々と溝を刻み、2日ほどでそれなりの広さの天井が完全に抜け落ちた。
 バックホウ本体は国産だが、カッターおよびカッターを駆動させるアタッチメントは、ドイツからの輸入機である。

 次いで抜け落ちた天井や、露わになった壁の部分は、掴んで破砕するタイプのアタッチメントで壊していくが、ここからは国産機が投入されていた。
 しかし、これらは破砕する対象物の断面が露わになっていればこそ効果的に使えるマシンで、建物を支えていた地下室の平滑かつ強固な天井部分には、全く歯が立たない。

 結局のところ、高性能で特徴的なドイツ製マシンが突破口を啓かなければ、国産マシンは出る幕が与えられなかったのだ。
 連綿とドイツ車を愛用(ただし皆ドイツ製ではないが)している立場としては、若干ならず鼻が高い反面、業界インサイダーとしては引っ掛かりを覚えてしまう。



 軟弱地盤におけるトンネル工事長大な橋梁架設など、ゼネコンが海外進出して大規模プロジェクトを受注している実績からして、日本が高い土木・建築技術を持っているのは間違いない。
 ところが場面々々で目を凝らして観察すると、実は海外の技術に依存している点が少なくない。

 新設工事であれば、全ての建設工事における基礎マテリアルたるコンクリートを、長距離・高揚程・大量打設できるポンプ車は、先に紹介したカッターのようにドイツ製(但し中国資本傘下)だ。
 昨今重要度が増しているメンテナンス工事では、鉄道会社が軌道工事に用いている特殊車輌はスイス製かオーストリア製、道路の橋梁点検に用いる大型特装車はイタリア製が導入されている。



 一般論として建設産業に限らず、事業を推進するに当たり何もかも国産品・国内技術で完結させる必要はなく、多少コストが高くとも海外の製品を有効活用して、利益を極大化すればいい。

 しかし、「あの製品・技術が無かったら、この先へは進めない」というクリティカル(=決定的・決め手)な部分を、自らの手中でコントロールできないという状況は、若干ならず歯痒さを覚える。
 先に挙げたコンクリートポンプ車など、中国資本の発言力が増大すれば、小日本へなぞ売ってやるもんかと、取引関係を打ち切られるかも知れぬ。

 長期的な視点に立てば、自前の技術開発および製品化を進め、建設産業の「安全保障」に配慮する必要があるように思う。





Posted at 2017/03/24 23:02:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2017年03月12日 イイね!

専従

専従 今日は午前中から、我が子を鍛練していただいている都内の空手道場へ出向いた。
 昨日の土曜日も稽古していただいたので、連日の参加である。

 いつもは土曜日だけの週一ペースでご指導をいただいているが、来月早々に区の大会があることと、間もなく春休み入りするタイミングでもあることから、この時期だけ週2回ペースで稽古が入る。

(以下限定公開)
Posted at 2017/03/17 23:55:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ
 G320カブリオ(V6・ミッドナイトブルー)を愛車にしています。  息の長いGクラスで ...
その他 その他 その他 その他
 サントレックスの軽規格折りたたみトレーラーです。以前所有していたキャンピングトレーラー ...
メルセデス・ベンツ Gクラス ジュラシックワールド・オフィシャル (メルセデス・ベンツ Gクラス)
G550 as a movie star! Coming soon.
メルセデス・ベンツ Gクラス ドイツ連邦軍多目的車輌「ヴォルフ」 (メルセデス・ベンツ Gクラス)
 ドイツ連邦軍が1989年~1994年にかけて10,000両以上もの大量調達を果たした軍 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation