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2017年05月31日 イイね!

祝意

祝意 参加していた「セメント技術大会」3日目が終わり、まだ陽の高い夕刻。私は池袋西口界隈を散策した。

 池袋の西側と言えば、我らが東京六大学の良心・立教大のキャンパス群。
 立教学院としては埼玉県内にも広大なキャンパス・立教新座中・高およびグラウンド施設を置いているが、概ね立教と聞いてイメージするのは池袋の方だろう。
 東京都心にありながら、系列の小学校から大学まで、ほぼ1カ所にまとまって置かれているのは珍しい。

 少なからず猥雑な駅近エリアに大学、次いで立教池袋中・高(男子校)、そして周辺が閑静な住宅街に移行すると、最も幼い子どもたちが通う立教小学校(やはり男子校で、小学校としては日本に3校=立教小・暁星小・精道三川台小しかない)が位置する。
 まるで汚い大人の世界から、年上のお兄さん・お姉さんが可愛い後輩男子たちを護っているかのようにも見える。


 キャンパスを貫く「立教通り」の両側には、先だって18年・35季ぶりの優勝を決めた野球部の奮闘を讃え、祝詞を記したポスターやセールの案内が掲示されている。



 どれも気持ちがこもっているのは間違いないのだが、慎ましやかで少々遠慮がち。立教関係者が気分よく散財できるよう、もっとガッチリがっつり宣伝してもいいように思うが、それが立教大のキャラクターであり、キャンパスと共に発展してきた街の雰囲気なのだと心得る。


 とは言え立ち寄った大学の売店で、優勝を記念するアイテムが全く準備されていないのは、呆れるのを通り越して寂しく思った。

 これが白雲なびく駿河台の某大学(直近5年=10シーズン中で5回優勝)なら、数量限定の記念タオルなんぞを超特急で用意し、現役学生や卒業生を待ち構えているところだ。
 暫く優勝から遠ざかっていたので、お祝いをするにしても何をどうしたらいいものか、関係者が慌てふためいている姿が目に浮かぶ。


 また直近で優勝することができれば、今回の経験をベースに、もっとスムーズかつ楽しい企画を打ち上げることもできよう。

 栄冠の歓びを、静かに穏やかに噛み締める池袋西口界隈の様子を確認して、帰路についた。


 
Posted at 2017/05/31 20:53:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年05月30日 イイね!

中日

中日 昨日29日から明日31日にかけて、東京・池袋のホテルメトロポリタンを会場に「セメント技術大会」が挙行されている。

(以下限定公開)
Posted at 2017/05/30 22:56:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2017年05月29日 イイね!

遠隔

遠隔 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『無人重機で「安全に」石材撤去作業 地震被害の熊本城』に注目。




 先週、継続研鑽のポイント取得を兼ね、東京ビッグサイトで開催されていた「2017NEW環境展」を観覧してきた。

 「環境」と聞いてイメージされる内容は、きっと各々異なると思うが、展示会の内容も非常に間口が広く、自然エネルギーの活用・廃棄物対策の分野から、職場環境の改善を目的とした熱中症対策のアイテムなど、多数の企業が先進的な技術・製品を展示する。

 私の視点で、今年の着目は無線操縦の無人重機だった。



 粉塵や騒音が凄まじい建築物の解体現場で、作業員が離れた場所から解体重機を操縦できれば、健康管理や事故防止に効果が上がる。

 営業担当者の説明を聴かせていただいた北欧製のマシンは、足許が悪く横転してしまったとしても、アームを器用に動かして正常な体勢へ復帰する機能も備えているという。

 現在は一般の建築物解体現場向けの製品のみを開発・供給しているが、いずれは原発事故の現場へも投入し、廃炉処理に貢献したいと仰っていた。


 非常にユニークかつ高性能である一方で、一般的な有人重機にも用いられているアタッチメントを装着できる汎用性の高さも備える。ただ個人的には、機械本体が輸入品で補修部品の調達および費用負担に苦労する可能性と、動力源である200Vの電力ケーブルを引きずって進まなければならない点が、懸念材料ではないかと感じた。



 熊本のように、災害からの復旧・復興を期して投入される無人・遠隔操縦重機も、今後は増えることだろう。
 バッテリを高性能化し、完全にコードレスで運用できるマシンの開発や、マイクロ波で電力を転送するシステムの開発等を通じて、より使い勝手の良い重機の開発を進めてもらいたい。



 最後に朝日新聞の記事上で、やや問題のある表現を指摘しておく。
 「バックホウ」とは、まさに世間で言うところの「パワーショベル」であり、「パワーショベル」とは別に「バックホウ」なるマシンがあるわけではない。

 署名に女性の名があるので、そもそも建設業界に詳しい記者ではないのだろうが、きちんと用語の定義を確認し、読者が読み誤りをしないよう正確な記事執筆を願いたい。





Posted at 2017/05/29 20:01:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年05月28日 イイね!

立大

立大 東京六大学野球のファンとして、母校を含め全ての学校の応援スタンドへ我が身を置いた経験から、導き出した結論が一つ。

 六大学のなかで1校だけ、応援の流れにストーリー性を感じる学校がある。
 立教大だ。




 底抜けに明るい「突撃タンク」に始まり、「新応援曲」/「ノンブレスマーチ」(上画像27'55"~)/「SPサンバ」(同28'40"~)と元気の良い曲が続き、スタンドの雰囲気を大きく盛り上げる。
 ここまでは、どの学校でも当然にやっていること。


 しかしゲームの展開は、全てが観客の期待に沿って順調に進むものではない。
 三振し、牽制でランナーを喪い、時にダブルプレーでチャンスを丸潰しにしてしまうことだってある。
 立教大の応援は、明るい応援から一転、「スターダスト」/「ハヤブサ」と、力強い短調の曲へと移る。

 「スターダスト」(同29’35”~)は、漆黒の銀河を孤独に、だが着実に目的の星へ向けて突き進むかのよう。
 「ハヤブサ」(同30’23”~)は、今にも泣き出しそうな低く垂れ込めた雲の下を、悠然と猛禽類が遊弋するイメージ。


 そして雌伏の時を経て、困難を克服したチームに、突如大きなチャンスがもたらされる。
 華々しいファンファーレが印象的な「スワニー」(同31’08”~)が始まると、雲の切れ間から輝く陽光が射し、救世主が出現したかの如く応援団リーダーが立ち上がる。
 健康的な色気を惜しみなく振りまくチアリーダーは、応援スタンドではポンポンを小旗に持ち換えてダンスを続けるが、旗を下へ向けて俯く仕草は、気高き聖母の姿にも見える。

 神の祝福を受け、「スワニー」の演奏中に得点が入ろうものなら、スタンドの興奮は最高潮へ導かれるのだ。
 まるで教会に捧げられた福音の喜びや受難、そして救済が余すところなく描かれている宗教絵画に接し、感動の余り信仰に目覚めたかのような気持ちにすらなる。


  
 プロ野球でも使用されている「St.Paul will shine tonight」や、「立教ポパイ」(同31’35”~)など、一般にも知られた傑作応援曲を揃えながら、立教大は1999年秋に優勝を飾って以来、栄冠から遠ざかっていた。

 前週・第7週で明治大に連勝すれば自力で優勝できるところだったが、勝ち点こそ得たものの1敗し、優勝の行方は最終週・慶早戦の結果次第へ。

 昨日の第1戦は、慶應大が2本の満塁ホームランを連ねて逆転し先勝(8-5)。
 今日の第2戦で慶應大が連勝すれば、勝率で立教大を上回り優勝だったが、目前で優勝を決められたくない早稲田大が意地を見せ、逆転に次ぐ逆転の目まぐるしい乱打戦を制し1勝(12-6)。
 この時点で、明日慶應大が勝って勝ち点を得ても、勝率で立教大を上回れないため立教大の18年・35季ぶりの優勝が決まった。

 ちなみに春季シーズンの優勝は更に遡り、半世紀以上を過ぎて51年振り(1966年/昭和41年以来)となる。


 ここ数年スタンドで観ていても、とても惜しい展開で優勝を取り溢すシーンがあった一方で、逆の見方をすれば「万年5位」と揶揄されてきた立教大の地力が上がり、他校と均衡・時に凌駕するまでに至っていた証でもある。


 ずっと見守って来たファンの一人として、立教大の栄冠に衷心より祝意を示したい。
 
 栄冠を得たとは言え、今季連勝でスッキリ対戦を終えたカードは対東京大戦のみ。特に最後まで優勝を争った慶應大との対戦では、第4戦までもつれた末に勝ち点を落としている(1勝2敗1分)。

 久しぶりに進む大学野球選手権はトーナメント戦で、通常シーズンのリーグ戦と異なり1敗もできない。
 麗しきピンストライプの雄姿が少しでも長く見られるよう、改めて体制を立て直して、新たな栄冠を目指してもらいたい。



 我等の行く手に敵ぞ無し。
 行け、立教健児!


Posted at 2017/05/28 18:58:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2017年05月27日 イイね!

鳶職

鳶職 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『暴走動画投稿、出頭の2人を殺人未遂容疑で逮捕』に注目。

 テレビのニュースでは、運転していた少年を「建設作業員」ではなく「とび職」と明示していた。
 片や同じく逮捕された会社員の男は、成人であるがため実名が出ているが、具体的業種まで明示されていない。
 建設業界に従事する者だけ、詳細な職種が報道されることへの問題提起を、改めて申し上げておく。



 一方、同じ業界で禄を食む者として、世間一般が感じる以上の強い憤りを禁じ得ない。

 差別的な物言いになることを恐れずに主張するが、分不相応な高級セダンを乗り回せる程の給料を貰っていたのだとしたら、昨今の建設業界における労務単価の上げ改定が、悪い方向へ影響したとも受け取れる。

 事件現場の門真市がある大阪府における「とび工」の設計労務単価は、一昨年前で日額22,200円、昨年で同23,000円、更に今年は23,500円にまで上伸した。
 19歳如きが、まともに「とび工」の仕事をこなしているとは思えず、見習い或いは手元の可能性があり実際の給与はもっと低いかもしれないが、それでもかなりの貰いがあったのは間違いないところだろう。


 建設業従事者が社会に害悪を及ぼした例として思い出されるのが、北海道砂川市で発生した飲酒轢逃げ事件だ。

 職種こそ異なるが、分不相応なクルマ(輸入四駆)を乗り回し、無軌道かつ分別を欠く暴走の末に、一家5人を死傷させた。

 砂川の犯人と共通項の多い門真の少年も、このままではいずれ同じ末路を辿る。
 社会の平穏・安全を維持するためにも、誰あろう少年自身のためにも、道路交通法ではなく、刑法の殺人罪を適用して逮捕した大阪府警の英断を、衷心から支持したい。


 自ら出頭した事実や、「殺意を認定できなかった」などの理由を附して、結局は別の軽い罪状で書類送検または起訴猶予処分になるものと思うが、殺人未遂容疑での逮捕歴は残る。
 据えるべきお灸としては、十分に大きく熱い。


 建設業の悪評を広め、何より誇り高き鳶職の諸先輩の名誉に深刻な傷を負わせた少年および保護者・雇用主の、猛省と更生を求める。



Posted at 2017/05/27 10:57:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

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何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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