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midnightbluelynxのブログ一覧

2017年10月31日 イイね!

九体

九体 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【座間複数遺体】白石容疑者、失踪女性の兄の執念で捜査線上に浮上 金銭や快楽目的の猟奇的犯行か』に驚愕す。

 猫の死屍累々も異様な光景であろうが、決して広くはない単身者向けのアパートにおいて、9人が殺害され頭部および骨が保管されていたとは、踏み込んだ捜査関係者も俄かには信じられなかっただろう。
 猟奇殺人をテーマにしたホラー要素の強い映画は多々製作されているが、このリアルな事件を前に色褪せてしまいかねない。


 とは言え、私は直接の事件被害者に対し、何ら憐憫の情を覚えぬ。
 自殺を企図し、犯人の誘いへ安易に応じた結果が、この事件である。
 金品を奪われ、犯されたのは想定外だったかも知れないが、結局は望んだとおりに死ねたのだ。
 世間へ何ら貢献をすることなく、授かった命を粗末にした報いとしては、むしろ安過ぎるように思う。


 首に縄を掛け、揺れながら涎や糞尿を垂れ流すか。
 高所や駅のホームから身を躍らせ、肉体が四散するか。
 樹海に横たわり薬の力を借りて眠りに就いた後、腐乱するか。
 
 生きては凌辱され、死して屍を損壊されることと比較して、どれほどの差があろうか。
 どのような手段を採ったにしても、自死とは罪深く、極めて惨めなものだ。



 私が心を痛めているのは、現場となった物件のオーナー氏の境遇に対してだ。
 最近になって、相当に手を入れて綺麗にしたように見受けるアパートは、もう収益を生むまい。
 リフォームの費用は勿論のこと、もしかしたら建物や土地取得の費用も回収し切れていないとしたら、オーナー氏こそがこの事件最大の被害者であると考える。
 私にとっても、決して他人事ではない


 折しも年賀状の発売が開始され、準備にかかる頃。
 座間の住所を目にするたびに、人々は凄惨な事件を連想する。
 現場近隣に暮らす人のみならず、市民全体が「心理的瑕疵物件」に暮らす状況へ追い込まれた。

 同情されるべきは、解体されゴミとして捨てられた自殺志願者ではなく、こういった無辜の第三者である。




Posted at 2017/11/01 20:53:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年10月30日 イイね!

公営

公営 地方紙・神戸新聞社のニュースサイト「神戸新聞NEXT」の配信記事から『ネコ53匹、市営住宅に放置 「ふん尿で悪臭」強制退去』に憤る。

 禁止されているペット飼育という、表面的な入居契約違反だけではない、重要な問題が潜む。
 そもそも公営住宅とは、住宅に困窮する世帯に対し、安価に良質な居住空間を提供する目的で整備されている。

 家族を養いながら多数の猫にも餌を与え、かつ別宅を構えるとなれば、相応の資力を備えていた筈で、恐らくは公営住宅の入居資格を喪失していたものと想像する。

 ただし当該入居者が、所得をほぼ完全に把握される給与所得者ではなく、自営業に従事し恣意的に利益を操作していたとしたら、入居も不可能ではない。
 私が中学生時代に、地元で古くから営業している眼鏡店経営の一家が、県営住宅で暮らしていたのを記憶している。ある程度稼ぎのあるサラリーマンなら入居を拒否されるか、継続して住んでいた場合は家賃が逓増し、最終的には懲罰的な金額を科せられるのに、どうして自営業者は住み続けられたのか、今思えば不思議で仕方がない。


 神戸市は革新市政が長く、他の大都市と比べても公営住宅の整備が進んでいる方だと思うが、その運用に瑕疵があり、本来住まうべき世帯に提供されず「猫屋敷」にされていたのだとしたら、行政の怠慢に対する責任も免れ得ない。
 退去および原状復旧に向けた手続きと並行して、公営住宅への入居審査に問題がなかったか、真摯に検証すべきだ。



 劣悪な環境での生活を強制され、命を落とした猫の魂が安らかならんことを祈るのと併せ、癒し難く深い恨みが、愚かな飼い主を灼き尽すよう、願ってやまない。
 どうせ大した罰も受けず、破産してしまえば賠償も免れるなら、いっそのこと猫に祟ってもらう方が懲らしめる効果は高い。





 


Posted at 2017/10/31 12:47:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年10月29日 イイね!

吊目

吊目 スポーツ紙・報知新聞が運営するニュースサイト「スポーツ報知」の配信記事から『アストロズ・グリエル、アジア人差別か…両目細めてスペイン語で蔑称』に注目。


 亡命キューバ人某の愚挙については、コメント不要。
 そもそも契約不履行でベイスターズから解雇された選手が、日本人に対する敬意とやらを口にしても、額面通りに受け取れるはずもない。


 対するダルヴィッシュ投手のコメントは、人格的に素晴らしいというよりも、むしろ痛快である。
 字面を素直に読めば相手を寛大に赦す内容に他ならないが、亡命キューバ人某が無知蒙昧の闇に支配された、権利義務の意識を欠く未開の蛮族であることを明々白々と浮き彫りにした。

 差別された側が絶対的な高みに立つことで、差別した者をこの上なく惨めで救いようの無い状態へと貶める。これを痛快と言わずして何と表現すべきか。

 抑制された怒りは、物理的・直接的な反撃に勝る好例である。



 今回の顛末で、部外者が教訓を得るとすれば、あらゆる国際的なスポーツイヴェントで、同様の暴挙が行われていないか、チェックが必要だろう。
 特に我らが東京六大学勢や、清宮ら高校生が活躍したアマチュア野球の大会において、卑劣かつ醜悪な差別行為が無かったか。
 天文学的ともいえる高額報酬を得ている大リーグですらあのザマなれば、人間的に成熟途上に在る学生アスリートの意識が高かろう筈もない。


 そして外交や国際紛争への対処にも、ダルヴィッシュ投手の痛快なコメントが応用できまいか。
 自らの立場を高めつつ、粗相を為した相手国の非礼を明確にし、第三国が日本へと寄り添うように仕向ける智慧を、政治家や外交当局には絞ってもらいたい。


Posted at 2017/10/30 19:44:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年10月28日 イイね!

閉幕

閉幕 盛夏の頃から待ちわびていた東京六大学野球・秋季シーズンも、はや第8週「華の慶早戦」。
 特に今季は慶應大の優勝が懸っており(早稲田大に連勝すれば、勝ち点4で明治大と並ぶも勝率で上回る)、最大の盛り上がりを見せる最終週のカード……となる筈だったのだが、今季に限り事情が異なる。


 まずは週末の天候が荒れ気味で、今日は何とか挙行できそうだが、台風22号が最接近する明日は中止とせざるを得ないだろう。
 天候について言えば、先週・第7週も台風21号の襲来で土・日の試合がまとめて中止になってしまった。いつもなら日々挙行か中止かの判断を下すところが、土・日同時に順延を決定→発表されるのは珍しい。

 明けて月曜日から始まった明治大-東京大のカードは、東京大がシーソーゲームを演じるなど善戦したものの、連敗して終了。
 しかしもう一つの立教大-法政大のカードは、1勝1敗1分で水曜日を終えてしまい、4回戦は先送りされた。これは木曜日以降は東都大学リーグ1部の試合が優先されることに因る。
 勝ち点の付与(2勝した方に勝ち点1)が週内に決着しなかったというのも、ここ数年では記憶に無い。


 第7週のカードが終わっていないことに加え、東京大が勝ち点をゲットする活躍を見せたこともあって、第8週開始時点でも6校いずれも順位が確定していない。

 優勝の可能性を残すのは、明治大(慶早戦で早稲田大が1勝した時点で優勝)と、冒頭述べた慶應大(慶早戦で連勝が絶対条件)。対戦が決着していない立教大と法政大は、勝った方が3位/負ければ4位。東京大は最下位が確定しているが、慶早戦で早稲田大が連敗した場合は、勝ち点(1)および勝率(3勝8敗/.273)で並ぶため、同率5位となる(両校直接対決の結果は考慮されない)。
 同率5位とは言え早稲田大が最下位に沈むとすれば、1947(昭和22)年の秋季※以来70年振り2回目の珍事だ。

※当時は勝ち点制ではなく、全カード2試合固定で勝率勝負

 
 毎シーズン、慶早戦後に開催されている閉会式および表彰も、今季に関しては慶早戦終了の翌日に挙行される立教大‐法政大のカードが決着した試合終了後。
 表彰すべき個人成績が確定しないこともあるが、東京六大学野球リーグはライヴァル同士の対抗戦から始まっており、プロ野球リーグのシーズン末期に見られるような「消化試合」など存在しない。
 全ての試合が「永遠の果し合い」であり、決着を見ない限りは、シーズンが終わらないのである。



 もし慶應大が連勝して優勝したなら、いつものように慶早戦決着後の閉会式に雪崩れ込み、喜びを爆発させたいところだろう。そこはリーグの始祖と言えども対戦カードの一つでしかなく、大人しく立教大‐法政大の決着を待つほかない。

 いやいや、その前に最下位埋没をどうしても避けたい、或いは目の前で慶應大の優勝を決められたくない早稲田大の、渾身の抵抗を跳ね除けなければならない。
 それは並大抵のことではないだろう。

 栄光を称える閉会式は伴わないが、慶應大の優勝と、早稲田大の最下位が懸った歴史的とも言える慶早戦の行方を、私も愉しみながら見守りたい。

 一方で立教大および法政大の選手・応援団・学生・OBOGは、今季の優勝こそ逃してしまったが、シーズン最終戦に臨む喜びを噛み締めて、悔いのない試合をしてほしいものだ。



 もうリーグ戦の試合には戻ってこない明治大・東京大の選手および応援団を含め、全ての若者の躍動を改めて思い出しながら、シーズン閉幕の寂しさに堪えようと思う。

 学生注目!





Posted at 2017/10/29 21:55:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2017年10月27日 イイね!

黒染

黒染 関西の準キー局・朝日放送(ABC)のニュース動画から『生来の茶髪「黒く染めろ」…不登校に 府を提訴』
および同じく準キー局・毎日放送(MBS)のニュース動画から『「金髪外国人でも黒に」茶色の髪の女子高生に黒染め強要、府「事実と異なる点もある」』に憤る。


 弊サイトが度々警鐘を鳴らし、忌み嫌う「自己目的化」の極致であろう。
 学業とは無関係のところで、華美に着飾ったり化粧を施すことは、絶対に認められない。それを校則で定め、教師が指導することは当然である。

 しかし「生徒たるもの黒髪でなければならない」なる固定観念に縛られているのなら、白人至上主義者も尻尾を巻いて逃げ出す狂信的排外思想だ。
 或いは髪の毛の色が違うとして出席を禁止し、教育の機会を奪うなど、日本にもタリバンの如き原理主義勢力が根茎を張り巡らせているのかと恐怖を感じる。



 世界は黒髪の日本人だけで構成されているのではない。
 これほど多様性や個性の尊重が叫ばれる中で、まさに今さら天動説を唱えるが如き無知蒙昧ぶりではないか。

 茶色い髪が染められなければならないのなら、肢体に欠損を抱える子は、手足を付け足さなければならないのか。
 運動機能に障がいがあっても、自力で徒歩登校してこいということか。
 声を出すことができない子は、会話が成り立たなければ学習を認められないのか。

 言うに事欠いて「金髪の外国人も染めて貰う」などと答えた学校当局の判断に対し、強い憤りを覚えると同時に、その強弁ぶりが見ていて痛々しい。


 
 どうも大阪の行政、およびチェックを担うべき議会関係者の、教育に対する認識は極めて歪んでいるようだ。

 裁判の当事者でなくとも、同窓生や家族、OBOGであれば、母校の状況を改善させるべく主体的に行動することができる。
 また一般市民も、大阪府が下らない裁判に支出した訴訟費用について、監察請求を提起するなど側面から支援する方法がある。

 常識的な司法判断が下るよう、期待しつつ裁判の行方に注目したい。



Posted at 2017/10/28 10:54:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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